クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 : 西尾維新

• 講談社 (2008年4月15日発売)

感想・レビュー・書評

[あすとさんの感想 · 2012年3月14日]

自分が小説化をめざす契機となった作品のため、少し好意的に偏向した評価になっちゃうのだけれど、かなり面白い作品だった。

[uguisusansanさんの感想 · 2012年3月12日]

途中からはすんなり読めました。

後日談みたいなところを抜けば、推理小説に値しないと思われます。さいご数十ページで「ああ、なるほどね」と思ったので、

星を二つ足して３。

[asiarumaさんの感想 · 2012年3月6日]

戯言使いとの出会いで人生観が変わる。

[カシスさんの感想 · 2012年3月1日]

久しぶりのメフィスト賞作品。期待を裏切らず面白かった。
最初は登場人物の奇抜さに辟易したけれども馴れたら意外と平気だった。玖渚ちゃん可愛いねぇ。
続刊もそのうち読みたい。

[ham3さんの感想 · 2012年2月5日]

ぼくちゃん ですね

[逆三角さんの感想 · 2012年2月2日]

初めて読んだ西尾維新作品


ミステリーとしてかなり上質

トリックはそこそこ解くことはできたけど最後の最後の衝撃は凄かった

あそこまで「やられた～」って思った作品ははじめて

[ちょさんの感想 · 2012年1月26日]

　再読。
　初めて読んだ頃は、ミステリの棚に西尾維新が平積みになっていた頃だけど……今もなっているのかな？

　さて、だいたいの展開を知りつつ読んでみると……やはりデビュー作から冗長ながらも面白い。これは意外な誤算でした。
　にしても出てくるのが女性ばかりｗｗｗｗ

[黒猫さんの感想 · 2012年1月19日]

戯言ｼﾘｰｽﾞ第１弾。

天才ばかりが集まる島で起こった殺人事件を、ひねくれた凡人が解決します。
まぁその凡人も普通の人ではないのですけど。

主人公の口癖、「戯言だよな」が好き。

[西堂さんの感想 · 2012年1月9日]

西尾維新さんの文体は好きなんですけど、デスノとホリックのノベライズしか読んだことなかったので、文庫で見つけられてよかったです
玖渚の指紋発言に狼狽えました。
登場人物が個性的でよかったし、トリックも私好みでした。

[afro777さんの感想 · 2012年1月9日]

噂の西尾維新さんの作品をブッコフで100円だったので購入。犯人が首を肩からスパッと切った理由については少し弱い気がしたのと、キャラクターが濃すぎたが、最後まで楽しく読めたので良かった。

[りゅぢさんの感想 · 2012年1月2日]

読むのが辛かったなぁ。
今までもラノベに分類される本を読んできたとは思うが、これは表紙、何より文章が痛い。
会話がキャラ付けの為だけになされている印象を受けるし、独白もだいぶ痛い。とにかく前半部は酷いと思う。
後半になって、ややオモシロくなってはくるが、それでも痛さが残る文章で内容薄っぺらい。
天才と評される方々だか、「天才」とただ言われてるだけで天才らしさを微塵も感じさせない言動・行動あたりが本当に薄っぺらい。
評判がよかっただけにザンネンだ。

[miistressさんの感想 · 2011年12月18日]

『戯言シリーズ』第一弾。


玖渚とぼくの関係というか、
やりとりが好き。

玖渚ちゃんかわいいし。


お話はミステリー？サスペンス？
常軌を逸した(殺人自体が最早そうなんだけど)考えとか出来事が溢れてて、世界にはまり込んで読み切れました。

文の雰囲気は波長が合い、心地いいなと思った。
ダークなというか、シニカルな雰囲気が好き。

頭使って読めたし。
星いつつ！

[daisuketさんの感想 · 2011年11月24日]

初、西尾維新。

この人の文章はやはり好きでした。
やはり、です。
もう、完全なまでに予想通りに。

化物語のアニメ第一話を見た時から想像はしてたんだけど、
この人の会話の作り方、言葉の選び方はもう、
なんというか懐かしくて、とても好きな感じです。
ラノベがラノベと呼ばれる前からの流れを汲んでる気がして。
まぁ著者と自分の年齢差を考えればそれも納得。

好きな文章なんだけど、立て続けに読むのは今更体力いる気もする。
なんでだろ、年かな。関係ないか。

同シリーズの次作品も購入済みなんだけど、それ読む前に別シリーズ読んでみるか、迷い中。

[oriori1226さんの感想 · 2011年10月29日]

いまさら西尾維新を読んでみた。

読もうと思って、なかなか手が出なかった。

ラノベっぽいから辻村深月の悪夢が再現したらどうしようと思ったのが大きい。

それで実際に読んでみたら。。。

普通じゃん！

本格推理って感じじゃないけど、まあ普通に読める。

キャラクタもそれほど不自然ではないし。

トリック自体はチープで、それをフェイクとしているんだろうけど、

本来の答え的なものもたいしたものではないけど、

目の前の犯罪だけに集中してれば、やられた！って思うかも。

とりあえずシリーズものらしいので、他も読んでみようかなって気にはなる。

[@hrsestさんの感想 · 2011年10月24日]

すべてがFになるを思わせる設定。ファンらしいしインスパイアみたいなものか。

とは言えトリックはチープだったな。腕時計は占い師が占いしていたものを別の人が描いたものだと思った。死亡推定時刻を欺く的な。外れたけどね。けどその真相もイマイチだった…。絵の具トリックなんて2秒で分かったし、クビキリサイクルと言うタイトルからも機械が壊された後の「リサイクルしなきゃね」という発言からも死体リサイクルトリックも分かった。そこから七愚人と付き人が犯人だとも分かった(死体の埋めた場所を知っているのは主人公達以外に付き人だけ)。あと先に書いた予想で占い師も含めて三人の共犯だと予想していた。

少なからず「これでメフィスト賞…」とも思った。

めだかボックスを読んで西尾維新作品を読もうと思ったので、言葉遊びの少なさにガッカリした。化物語シリーズに言葉遊びが多いんだね、次読むとしたらそっちのシリーズかな。

[やくんさんの感想 · 2011年10月22日]

この作品が、私にとっての西尾維新との出会いでした。
とにかく文章の運び方が独特で面白い。初めて、文章にもリズムというものがあるのだな、ということを明確に感じた作品でもあります。
不思議な雰囲気での謎解きはとても面白いです。謎が解き終わる時のスッキリ感は心地良いです。しかし、ストーリーで胸くそ悪くなるのもしばしばあるので、よくバランスがとれているのではないでしょうか。

[77mknさんの感想 · 2011年10月14日]

いーちゃん、頭いい！

好きなミステリーです。

[yashimonさんの感想 · 2011年10月7日]

すべてがFになる

[灰戸さんの感想 · 2011年9月28日]

戯言シリーズ。とある島に招待された各方面の天才達。その中で首が切断された殺人事件が発生する。島にいるのは招待された天才たちと付添人、主人たちのみ。誰かが犯人かだが誰か不明なため拮抗状態を作るが――。面白かった。ストーリー的にも首切りで興味深いし、キャラクタの個性と会話の面白さのある作品でした。脳内イメージがアニメ化されてたのはこの作品が初でした。トリックも考えればわかりそうだったものの、その後のあれでそうは言えないですね。どんでん返しもあり、キャラクタ的にも楽しめた作品でした。

[つんじ→さんの感想 · 2011年9月23日]

西尾維新の処女作。ジャンルはミステリー。化物語の様な言葉遊びは無いが、後日談という終わり方はこの頃からの作風とわかる。
どんでん返し的なミステリーが好きならばオススメ。

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中！

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」