クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 :
制作 : 竹 
  • 講談社
3.84
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本棚登録 : 3860
レビュー : 410
  • Amazon.co.jp ・本 (562ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754309

感想・レビュー・書評

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  • 戯言シリーズの一作目。
    なお私は、西尾維新は〈物語〉シリーズは一通り読んでいるが、他は全く読んでいない。

    密室殺人のミステリ。
    超現実的といえる能力者がぽこじゃか出てくるので、特にミステリ脳を持ち出さずに読んでいたが、どうやら割と真面目なミステリだった様だ。
    メタな読み方をしすぎた気もする。

    登場人物、というかヒロイン?の魅力がイマイチだったかなぁ。
    もう数冊は読んでみる、かも。

  • トリックは分かんなかったし、ゾッとした。
    ただ、全体的にそこまでおもしろくもなかったかな。
    一応、初めて買ったラノベ。

    ↓が一番のヒット

    煙草が健康に悪いのではない。
    健康が煙草に悪いのだよ。

  • 初・西尾維新作品。
    「文体が合うか合わないか」という前情報はあったのでどんなぶっ飛び方をしているんだろう、と勝手に想像していたものの目を通してみたら、アニメっぽいキャラ多めの村上春樹風文体ってこんな感じでは?な感覚に至った。
    キャラクター紹介パートだけで長くて本筋に至る前に脱落しそう。いざ、「事件」が起きた後はミステリ好きならサクサク読めるんだけど。

  • ラノベ的な登場人物とクドい語り口調の主人公は好みがハッキリ分かれそう。
    最初キツイけど慣れたら読める。
    話自体はシンプルなミステリー。ただ物語全体にラノベ的装飾が多くて、ちょっと疲れる。

  • 表紙やタイトル等々から「ラノベか…」と侮ってました
    ちゃんとミステリですね
    文体さえ大丈夫なら、ミステリ好きな方読まないのはもったいない

  • 初西尾維新に選んだのはこれ。

    天才的な富豪が住む島に招待された、天才的な人間達。
    そこで起こる密室殺人と持ち去られた首の理由とは。

    すでにご存知の方も多い独特の西尾維新の文体だが、読みにくいというわけではなかった。ただ、なんとなく漂ってくる「自分は平凡と言いながら非凡な自分を匂わせてるのにそんなんじゃないです」というポーズが随所に現れるので、駄目な人は本当にダメな気もする。

    肝心のトリックについては……ちょっと首をかしげるが、理由としてであればとても納得の行くもので、タイトルも含めて良いと思った。
    ただ、この話は一冊で完結するが、この後もおそらく続く話なのだろう。

    語り手がヒロイン?の髪を事あるごとに整えるが、
    意味は無かったというどうでもいいネタバレ。

  • 刀語より面白かった。

    「戯言シリーズ」というだけあって、確かに戯言が多かった。
    回りくどい表現だと感じたが、作風がうまいのかさらさら読める。
    ページ数の割には、時間をかけずに読める作品。
    次回作も読んでみたいと思った。

  • ★3.5
    戯言シリーズの1作目。孤島の館に集められた、天才たちと館の主人とメイドたち。個々のキャラクターや表紙イラストだけを見ると緩い印象を受けるけれど、起こる事件はなかなか残忍で一筋縄ではいかない感じ。そして、トリック自体は難しくないものの、後出しジャンケン的に事件の意外な真相が明かされていくのが面白い。と同時に、独特の言葉遊びも心地良くて軽く癖になる。それにしても、シリーズ1作目にも関わらず、実は2作目?的な構成が良い意味で狡い(笑)。いーちゃんこと主人公で語り部の“僕”と玖渚友の過去が気になる!

  • 戯言シリーズ-1。
    島に集められた天才と首切り死体。
    C0193

  • 天才は恐い

  • なんとなく避けていた西尾維新。
    最近ハマった森博嗣氏が辻村さんと同じメフィスト賞出身だと知り、もしや私のストライクゾーンはメフィスト賞か?と過去の受賞作リストを見ていてこちらを見つけたので購入。
    実は、掟上今日子さんシリーズが気になっていて、一度読んでみたい作家さんだなーとも思っていたので。

    結果、ストライクゾーンだったかというと、少しズレてました(笑)
    うーん。話はおもしろい。ミステリー的にも、玖渚のパソコン破壊あたりからぐぐっと盛り上がり、ラストの大どんでん返しにはがっつりやられたので、すごく楽しめました。
    ただ、そこまでがとにかく長い。この作家さんの特徴らしい言葉遊びがイマイチハマらない。
    天才だらけの設定も、なぁ。
    森さんの「F」と似てるから比べちゃうけど、森さんの描く天才はすごくリアルにいそうなんだけど、この作家さんの描く天才はリアリティがない。ラノベ感が満載すぎて嘘くさい。
    ご本人はかなり頭がいいと思うんですけど(作中の情報量から)なんかこう、キャラのビジュアルに頼ってる感が……。
    って、当時二十歳なんですよね。人生経験の差かな。
    最新作を読むとまた感じが違うんだろうなー。

    ただ、語り部と玖渚の過去とかはわからないままなんで、もしかしたらまた続きは読むかも……?
    機会があれば、かな。

  • 戯言シリーズ第一弾。
    語り部に親近感。

  • 戯言シリーズの第1巻。初めてのライトノベルでした。ページの殆どを戯言で占める内容でした。でも、イライラする事のない戯言でした。最後、話についていけなかったが、読み終わったあとに整理して考えると「な〜んだ〜」という感じの余韻でした。

  • 私の中でも西尾維新氏といえば、物語シリーズなんですが、文庫化してる戯言シリーズを読んでみました。
    言葉遊びが得意なイメージがありますが、この作品もそんな感じですね。

  • 指示語がやたら多くて読みにくいしヒロインの性格がアレなので過去数回挫折したがこのたび読了した。
     弥生さんは可愛い。
    推理物は何も考えず驚きながら楽しんでいるけど、なかなかよかった。とくに三日目から四日目の落差。綿流しのお祭りの夜のような。
     わかりやすく快楽殺人犯モノのほうが好みだったかなあ。しかしそれだと「禁断のパンダ」とかぶってしまうか。アレもふつうに気持ち悪かった。
     読み終えてみると面白かったのかなんだったのかよくわからない。読みやすいことは確かだ。読むのが遅い目な私が三時間ぐらいで読めたんだから。
     主人公はなんか嫌な奴だけど、ヒロインとお似合いだと思います。でもこいつの語りのせいで話しが3割増わからんことになってる気がする。

    この作品を呼んだのは舞城王太郎「煙か土か食い物」が面白いと思ったからだけど、同じメフィスト賞だからか、ちょっと似ているな。勢いで読めちゃう感じが。

  • (*01)
    漫画的であり喜劇的でもある点でコミカルであり、衒学的な響きも求めた点でミステリー(*02)やコミックこそが照らす世界もあることを感じさせる。
    漫画的なものは、イラストよりもイラスト的なセリフ(*03)に現われており、文字でない記号や愛称や一語のセリフがそれであり、そのセリフによるかけ合いはミニマルかつシンフォニックな域に達している場面もある。
    一方、漫画で言うとキャラクター造形や背景の画の部分が、小説という文字テキストでは地の文になるが、ここに現代における個を示すような主体観/世界観を織り交ぜている。地の文には、主人公の心理を示す文も挿入されているが、やや興味深いのは、登場する天才的予言者のセリフと主人公の心理的な地の文が交錯する場面がところどころに現われ、吹き出しと背景の越境という問題系を批評的に表現していることだろう。

    (*02)
    ミステリーの常套である密室性、怪奇性や、登場人物の珍奇性、問題解決における転回性は備えており、これらにより進行されるストーリー自体は、いくぶん普通な感がある。しかしこの普通の事を遊ぶ姿に文学性をみる。

    (*03)
    セリフがあっけらかんとしており、軽くて、明快で、そこそこの正しさを有している点で、lightでありrightでもある。これがライトノベルを基礎づけているように思う。言葉遊びは現代文学に欠かせない要素であり、本書にもその影響は随所に見られるが、文字を絵に意識的に近づけている点が本書の卓越ではないだろうか。字は読みにくいが、絵はみやすいのである。

  • 再読。
    淡泊にして荒削り、無軌道にして速度的。
    とか言ってみる。

    「……まぁ、戯言なんだけど」(赤面)

  • 物語シリーズで登場人物の言葉のやりとりが面白かったので、「戯言シリーズ」ならそれがメインかと読んでみたんだけど・・まぁ、推理小説ですね。キャラに抵抗はあれど、森博嗣のS&Mシリーズに似た部分あり。いや、逆かな?(笑)それにしても主人公?「ぼく」が鬱陶しい。理屈っぽさに疲れる。事件の裏の裏ってのも実は嘘と芝居で固まっていてってのも今までは何だったんだとなる。さて・・シリーズに付き合うべきか・・川原礫、鎌池和馬の未読分、なかなか図書館で空かないし・・

  • 西尾維新のデビュー作 

    彼のすべてがこの本に詰まっている

    これ一冊読めばいいぐらい

    タイトルに戯言遣いと書いてあるように
    西尾維新の作風は一貫して戯言を使い話を乗り切っていくスタイル
    そこにスッキリ感はなく言いくるめられた感じが常に付きまとう

    彼の作品にはよく圧倒的な天才が出てくるがここからすでに健在

    彼の文章は、量が多いのに読みやすい

    内容が薄いせいだと思うが文章を読むことに快楽を感じる人には向いている

    アニメ向けのキャラクターを作る力は素晴らしい

  • 物語シリーズを読み終わったので、
    デビュー作である戯言シリーズを。
    個性的なキャラクターたちが登場しますが
    基本的にはミステリー…なのかな。
    タイトルがネタバレなのでは…というのが気になります。

著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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