三姉妹探偵団19 月もおぼろに三姉妹 (講談社文庫)

著者 :
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754408

作品紹介・あらすじ

世紀の悪党となった父を娘は信じ切れるのか!?

「父さんを信じてくれ」という伝言だけを残して、牧野幸(さち)の父親・祐二は婦女暴行容疑で逮捕された。保釈後、さらに殺人、放火の容疑で、「世紀の悪党」として逃亡する身に……。幸の高校の先輩である夕里子は、国友刑事と事件の真相を追うが、綾子、珠美も巻き込まれ、大事件に発展! 真実はどこにある!?

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった❗️

  • 三姉妹探偵団は、三人のぼけと突っ込みのほか、人間味あふれる刑事が主役格。

    今回は、企業の中年の男性と、芸能界で活躍している少女の人間性が輝いている。

    また、男性の息子と娘が、三姉妹とそれぞれ同じ学校に通っていて、
    気心を交わすところが、味噌なのだろう。

    犯罪が前面に出るのではなく、人間性を前面に出そうという努力が滲んでいる。

    三姉妹ものではBEST3。

  • 犯人に仕立て上げられると言う事、現代にもありそうですね…。

  • 久しぶりに読みましたが、相変わらずーな感じです。
    三姉妹のキャラクターがいい感じで、正直事件がどうとかよりはそのテンポの良さに引き込まれてあっという間に読めてしまいます☆

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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