翳りゆく夏 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 995
レビュー : 144
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754699

感想・レビュー・書評

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  • 犯人にびっくり。おもしろかった。
    ドラマ化もされたようで、配役を見ていちいち納得。

  • これほど「何も起きていない」ミステリーは珍しい。事件の真相に迫る話ながら、今はホントになにも起きていない。話の展開もスムーズで中だるみせず、強引さのない最後。面白かった。

  • 物語の本筋の前の段階が長くて、ちょっとしんどかったけれど主人公の梶が核心に近づくにつれて、読むスピードも加速した。いくつかの出来事が重なってあの様な結末を迎えたのは不幸でしかないし、真相を知ったところでスッキリはするけど、救われる人があまり居ない感じなのも悲しい。

  • 期待せずに読んだら、かなり面白かった。とにかく、おすすめです。

  • 20年前に起きた誘拐事件。
    容疑者は逃走中に死亡し、誘拐された子供の行方はわからないまま事件は終わった。
    大手新聞社に容疑者の娘が内定したが、週刊誌にスクープ記事として掲載されてしまう。
    内定を辞退しようとする娘に対して、新聞社の社主は思いとどまるように説得をする。
    同時に、当時の誘拐事件の再調査を窓際記者である梶に命じる。
    娘の入社に何故これほどまでにこだわるのか。
    社主の思い入れがいまひとつ説得力に欠けてはいたけれど、張り巡らされた伏線と描写のリアル感がさすがに乱歩賞受賞作だと感じた。
    忘れ物を取りに戻ったときに見かけた奇妙な光景。
    交わされた会話に隠された真実、結末への助走はみごとだった。
    最後のエピローグは必要だったのだろうか?
    せっかくの余韻を乱されたような気がしてしまった。

  • ・はじめから引っ張られて読んだので、楽しめた

    ・オチや、暴かれる過程も良かったと思う

    ・最後の終わり方だけ、もう少しボリューム欲しかった
     息子がどうなったかも知りたいし。

  • 誘拐事件を辿る部分はとても面白かったが、真犯人が判明するところでトーンダウン。。
    焼き鳥が食べたくなる。無性に。

  • 「面白いから読んでみて」と、何人目かで主人のところ、そして私の手元へ。次は妹のところです。

    以外な結末。面白かったです。

    途中、昼休みに読んでいて20年前の真犯人がわかりそうなシーンで、チャイムがなりまして…
    午後終業のチャイム鳴るまでずっと気になっていました。

  • 2017~2018 読了

  • 20年前の新生児誘拐事件、その容疑者の娘が大手新聞社に内定した内部情報を週刊誌がスクープし、新聞社は事件の再調査に乗り出す―。物語は現代パートと回想パートを織り交ぜながら進行し、事件関係者への取材を積み重ねながら徐々に埋もれた真実を掘り起こす主人公の姿が実直で硬質な文体で描かれる。好みな展開だが、妙に思わせぶりな会話や描写が多く散漫でもあり、ようやく辿り着いた真相パートが唐突かつ駆け足だったのも残念。余談だが、このTVドラマ版カバーに【容疑者の娘が事件のキーパーソン】という先入観を見事に植え付けられた…。

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