金糸雀が啼く夜<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755122

感想・レビュー・書評

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  • この巻はリベザルと秋くんのやり取りをしている印象がほとんどない。秋くんがほとんど出てこないんだから当然っちゃ当然。カイさん(漢字が出てこない)とイエンリィ(同)の2人組は、萌えですよネ(またかよ)。

    カイさんに欲しいものはないかと問われたとき、師匠が貸してくれた白い帽子を失くしちゃったから白い帽子が欲しい、とリべくんが言ったところがとってもかわいい! 確かに、冒頭部分で秋くんはリベザルに白い帽子を貸してあげてましたよ。買ってもらった白い帽子を嬉しそうに被ったり脱いだりする姿もキュートでしたv

    あと、ビスケットとプラムが美味しそうな印象が強く残っている。卵とビスケットという表記で、なぜかすごく食べたくなってくるんですよ……!

  • 前作と違って行間を読む…というのがなくてスイスイ読めました。ちょっとだけ悲しいお話もあり、ミステリもあり、なかなかおもしろかったなと思いました☆それにしても秋の策略には参りましたf^_^;ますます、秋って何者なんでしょ⁇って謎は深まりました。

  • 今までの作品の中で結構好きな部類に入るストーリーだった。
    今まではずっと秋とかリベザルがメインの話が多かったけど、今回は麻木さんがメインっぽくて、そこがポイント高かった。

    事件もそこまで残酷ではないかなと思ったし、何より秋と対立してしまったらどうなってしまうんだろうっていうワクワク感が楽しめた。

  • 座木ファンにはたまらん巻でしたね…!今までとは違う雰囲気の物語でした。読後感もさわやかで好きです。新キャラ二人がまた個性的で楽しいです。再登場はいつなんだろう…。

  • さくさく読めたけど、長生きしてる(笑)だけあって時間軸がわかりづらいかも…

  • 座木の出番が多く、ラストの警察組と薬屋組に和みました。特にリベザル。
    今回はやたらと「癖」が出ることが多かった気がします。高遠親子だけじゃなく、リオンはカイなのか?、と思わせる描写もあったり。そんなふうにによによしながら楽しめました。

    胭李の昔話もかわいかったけれど、切ない。

  • シリーズ4作目。 ファンタジー色の強いミステリー。 登場人物の会話が好き。 今回は少しせつない話。 

  • 借り物。
    カイはぱっと見は好み。

  • 今回のも面白かった。座木寄りかな。そして、公判で明かされるエピソードが切ない…。アニメっぽい表紙だけど普通のミステリです。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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