アフターダーク (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 12380
レビュー : 1081
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755191

感想・レビュー・書評

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  • いい期待の夜明け。

  • 【村上春樹シリーズ】
    不思議な読後感をありがとうございます。



    ・「信頼できる作家さんを持つものです」と何かの本の解説に書いてありました。それまでわたしはそのような考えを持っていませんでした。
    ・けれど今はその意味が分かります。ああ、この人の本があればとりあえず次の一冊分の読書時間、わたしは安心して身をまかせることができると思える大切な作家さんの存在です。

    ・最近少しずつ場面と本のマッチングが出来始めてきました。
    ・信頼できる男性作家さん
    読み終わった後に後悔させない作家
    →百田尚樹
    よく分からないことの方が多いけれどその世界観は天才的作家であることを仄めかされる不思議な余韻作家
    →村上春樹
    読後に爽やかさは望めないけれどある一定時期経つとふと手に取っている作家さん
    →吉田修一
    まずはこの3人を確保できました。
    ちなみにベタどころは既に小中高で読んでいるのでそこに戻るのになぜか少し躊躇してます。

  • 新しいジャンルの小説ということなのか、面白く、意味がわからない。いや、面白いかどうかもわからない。

    たまに読むにはいいのかも。

  • 再読。あんまり読んだことないけど、他の村上作品より読みやすい気がする。
    エリの寝室描写は、何かのメタファーなのか?そこだけどことなくすっきりしない。

  • ずいぶん前に買ったけど、なぜか食指が動かされずにずっと読んでいなかった。夜中、アフターダークの話。姉妹、エリとマリ。高橋。面白くて引き込まれるけど、読んで2か月たった今、ほかの人のレビューを見て内容を思い出した。ホテルで働く女の子の話が面白く、こういう細部、人間としての強さ、弱さがまた意味をもたらすのかな。

  • 夜の街ってがらりと表情を変えるしそこに棲む人も昼と同じではない。人間てやっぱり昼活動して夜寝ることで心身健康に保てるんだろな。夜明け前の気配で物語は終わるけど昼と夜は巡り続けるのです

  • まとまりがありそうでなかった
    そりゃそうだ、ここに描かれているのは物語のほんの一部分に過ぎないからだ…
    村上さんにとって一体どんな転換だったんだろう
    他とは全然違う
    パノプティコン

  • カーティスフラーのあのトラックみたい。気取った二人称というか三人称みたいな書き方は、一周回って滑稽で楽しいような気がする。日にちがまわって夜が明けるまでの時間の濃密さがすごく伝わってくる。
    リアリズムの中にどう物語が出てくるかとなったときに、深夜という時間性はそれなりに説得的な道具立てとして浮上してくるのかもしれない。
    眠っている美女とか、娼婦への暴力とか、追いかけるプロフェッショナルとか、何となく1Q84を思い出す。

  • 深夜の都会で起こる色々な出来事を、第三者?の目線で記録しているような、不思議な小説。
    色々な謎は謎のままだが、それはいつものこと。
    エリとマリの関係が興味深かった。

  • 理由なんかなくても、とにかく私達はひとりひとり違った境遇を持って生まれてくるし、それはそこに存在するし、巨大なタコにからめとられてしまう。
    日々、私達は様々な感情を持ち様々な行動を取っている。だが、はるか上空を飛ぶ鳥の目から見れば、単なる粒の一つに過ぎない。視点が宇宙にまで飛べば、その粒ですらなくなる。
    ただ、それだけ。

    という感想を持ちました。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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