ファッション ファッショ (講談社文庫)

  • 講談社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755214

作品紹介・あらすじ

愛ある「毒」がセンスを磨く!

「流行に踊らされない、ブランドに頼らない」を主眼に、いつの世でも蔓延するセンスのないファッションを、ふたりが一刀両断! さらにはパーティーでのマナーから、いいオトコの見極め方にも話は及び、思わず爆笑、目からウロコ! 女性誌で連載開始から大反響だった「愛ある毒舌」対談集、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • ファッションに対する姿勢

  • 好き嫌いはあれ確固たる自分がある2人の対談が面白くないわけがない。
    最近、山田さんが、この本かは覚えていないが、こだわりを持って買ったとどこかで話をしていたパシャをして紙面に映っているのをみて衝撃。
    何年たってもブレない、「私のファッション」というものを本能で持っているのは作家の才能にも通じるところがあるのだろうか。
    どんな分野であれ秀でている人は生活もが、洗練されている。
    自分の格好に気を使わなくてはと気が引き締まる。

  • 山田詠美さんとピーコさんの対談
    二人のファッション談義ときっつい批判もいいんだけど、個人的には詠美さんを甘やかすピーコさんの構図が好きです笑

  • 軽いノリで読めるものを、と思って図書館で貸出。山田詠美がファッションについて語るイメージはなかったので、面白かった。「有無を言わせぬ着こなし」に納得。結局、「この人が着るとアリ!」という感覚がある以上、本当は中身勝負なのかも。

  • 面白かったー!!もう一気読み。
    対談自体は今から10年前ぐらいに行われたものだけど、今読んでも頷ける部分が多く、古臭さがない。

    流行は移り変わっても、黄金律というか、「コレにコレ合わせるのは絶対アカン」「こういうラインが美しい」といった不変の原則みたいなものは確かにあるよなあと。お二人はそれをきちんとわきまえている感じ。ウイットに富んだ会話が素敵です。

    ただ、ファッションと山田詠美両方に興味ある人でないと、そこまで楽しくないかも、とは思います。

  • 日本のファッションにおいて頻繁に言われてる欠点をつっついていて面白い。
    それは私も思うー!っていう感じ。

  • 山田詠美とピーコのファッション談義。
    詠美の私服ってあんまりイメージないんだけど
    選考委員の時とかはバシッとスーツ着てる気が。。。
    その他はけっこうだらーんとした脱力系のお洋服だったような。
    ま、独自のスタイルは持っているよね。
    この本を読んで、ファッションとかも
    暇があったら雑誌見たり、人の真似したり、
    努力によって磨かれていくってことかなあ。。。
    全身鏡の前でチェックね。。。
    やってないな。。。
    読み終わったら、おしゃれがしたくなる本。

  • 毒のある二人がファッションについてのうんぬんを蹴散らす感じが爽快。
    詠美さんやっぱりすき、カッコイイ

  • オカマ度高いお二人(ていうか一人は正真正銘のオカマか)
    のファッションに関する対談集なのでそりゃ肩が凝らずさくさく読める。
    結局お二人で褒め合ってるんだけどねw

    ピーコのファッションチェック見るたびに思うんだけど
    この人ってお洒落なの?
    それはそれコレはコレなの?
    それとも実はすんごいお洒落なの?
    昔からわかんないんだ、ごめん。

    サンダル+ストッキング、ロングドレス+バーキン撲殺運動には署名します

    「冬の怪談」の話が玲子さんシリーズでしたっけ?
    山本まゆりの漫画の。
    正にあの世界!

  • 書いてあることに100%同意はできないんだけど、この二人が対談してるってだけでもう面白いからつい読んじゃう。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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