負け犬の遠吠え (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 696
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755306

作品紹介・あらすじ

どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです!鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 負け犬負け犬負け犬、こんなに繰り返されると、笑っちゃうね!
    でも、ほんと、そうそう!と思えることが多々ありました。
    負け犬から脱した友達に読んだ方がいいといわれ読んでみたけど、結婚願望が昔からあった私には、これを読んで生まれる焦燥感とかはありませんでした。だって、全部気づいてましたもの。
    とにかく、突き抜ける!それしかないっす。

  • これも再読本。
    このカバーデザインは、佐藤可士和さんです。

    昔読んで名著!と感激して、どこかの
    ビジネス読書会でお勧めしてしまった記憶あるのですが
    改めて読んでもやはり名著。

    本書で頻繁に出てくるキーワード、「いや汁」とか
    「腐臭」など。
    例えば、三十路過ぎた女性が親と同居している、と
    語ったとき。
    20代の女性のちゃんとした感とは違って、その
    ちゃんとした部分から、そろそろ腐臭を発してきて
    いる、という表現などはお見事。

    改めて、酒井さんのうまさ、絶妙さは駄目を
    掘り下げるときの微妙なさじ加減。
    これ以上茶化したら不快になるという、ギリギリの
    ラインでとどめているセンスが素晴らしいです。

    本書の刊行は2003年でした
    あれから10年。
    負け犬はいずこへ、と考えたけど
    いまでは”おひとり様”というくくりなのかな。
    いずれにしても彼女たち
    負け犬はどう進化(退化?)していっているのか。
    今こそ、
    本書の続編を期待してしまいます。

    最後に、単行本ではなかった、男性を交えた対談、
    そして林真理子のうまい解説もあるので
    文庫版を読むことをお勧めします。

  • 同い年の男は、今は貧乏でも将来性があるし、話なんかつまらないくらいの方が、将来こちらの意のままに扱うことができて結局は得なのだp23
    孤独という状態は、実はストレスの少ない状態なのです。孤独で落ち込むことはあっても、それはストレスではない。p257

  • 嫁がず、産まず、この齢に。負け犬、今なお増殖中! どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです! 鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。

    ・負け犬とは……
    狭義には、未婚、子ナシ、三十代以上の女性のことを示します。この中で最も重要視されるのは「現在、結婚していない」という条件ですので、離婚して今は独身という人も、もちろん負け犬。
    P8より

  • てっきり自分も負け犬だと思って読んでたんだけど、いまいちぴんとこないと思ったら、解説読んでわかった。
    負け犬も勝ち犬もいいとこのお嬢さんたちの世界の話だったんだね。

  • 女性を既婚かどうかで分断しても、社会的に何のプラスにもならないと思う。この本の発売当時そう思って読まなかった。もうだいぶ大人になったので、そろそろ広い心で読めるかと思ったが、やはりダメだった。著書の分析は鋭い。なぜその能力をもっと前向きに使えないのだろう。

  • 独身、結婚、出産育児。
    女性の関係が今までと変わっていくことの描写がぐっときた。

    「同じ日本語を話すので相手の話の意味は理解できるけれど、その話に対して心の底から共感し、分かち合うことがどうしてもできないのです。これは、かなり寂しい感覚です。」

    友人と話していても前ほど楽しくないなって思っていたモヤモヤを
    言葉にしてもらったように思った。

    わかるわかる、それはちょっと違わない?と
    作者とお酒を飲む気分で読んだらすごく楽しいと思う。

  • 初めて読んだ時にも思ったが、この人絶対独身女や子ナシ女を負け犬だと思ってないよな…私もそうだけど。
    周りの40〜60代女性の話を聞いてると、女としての1番の負け組は独身女でも子ナシ妻でもシングルマザーでもなく、既婚で子アリで子供が自立(結婚)しないまたはする気配が全くない人だよなーって思う。
    だって自由も収入もほぼ無い上に「子育て」が永久に終わらず、既婚子アリ仲間の孫の話にも入れず、だからといって独身や子ナシの女友達と仲良くしようとしても話や金銭感覚や生活スタイルが合わないんだぞ…。

  • 「二十二歳だった私が独身のまま、一年また一年と歳をとった結果、三十五歳で独身の女となったのです。」

    「負け犬」を広めた本。
    「負け」という単語があるが、それは女の幸せという観点から。
    女の幸せとは、出産・子育てだという。

  • 結婚して 子供がいることが 勝ち組とは思わないので、少し自虐的な本かなーと思いましたが、結構 なるほど と思う点が多い


    負け犬が 猫を飼いだしたら、お終い というのは 納得

    負け犬には キャッシュフローはあるが、ストック はない は名言

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プロフィール

1966年東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを発表。立教大学社会学部観光学科卒業後、広告会社勤務を経て執筆専業となる。2004年『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。『男尊女子』『子の無い人生』『女子と鉄道』『源氏姉妹』『枕草子REMIX』『an・anの嘘』『オリーブの罠』など、現代世相の分析から古典エッセイまで著書多数。

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