負け犬の遠吠え (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 708
レビュー : 137
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755306

作品紹介・あらすじ

どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです!鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 負け犬負け犬負け犬、こんなに繰り返されると、笑っちゃうね!
    でも、ほんと、そうそう!と思えることが多々ありました。
    負け犬から脱した友達に読んだ方がいいといわれ読んでみたけど、結婚願望が昔からあった私には、これを読んで生まれる焦燥感とかはありませんでした。だって、全部気づいてましたもの。
    とにかく、突き抜ける!それしかないっす。

  • これも再読本。
    このカバーデザインは、佐藤可士和さんです。

    昔読んで名著!と感激して、どこかの
    ビジネス読書会でお勧めしてしまった記憶あるのですが
    改めて読んでもやはり名著。

    本書で頻繁に出てくるキーワード、「いや汁」とか
    「腐臭」など。
    例えば、三十路過ぎた女性が親と同居している、と
    語ったとき。
    20代の女性のちゃんとした感とは違って、その
    ちゃんとした部分から、そろそろ腐臭を発してきて
    いる、という表現などはお見事。

    改めて、酒井さんのうまさ、絶妙さは駄目を
    掘り下げるときの微妙なさじ加減。
    これ以上茶化したら不快になるという、ギリギリの
    ラインでとどめているセンスが素晴らしいです。

    本書の刊行は2003年でした
    あれから10年。
    負け犬はいずこへ、と考えたけど
    いまでは”おひとり様”というくくりなのかな。
    いずれにしても彼女たち
    負け犬はどう進化(退化?)していっているのか。
    今こそ、
    本書の続編を期待してしまいます。

    最後に、単行本ではなかった、男性を交えた対談、
    そして林真理子のうまい解説もあるので
    文庫版を読むことをお勧めします。

  • 同い年の男は、今は貧乏でも将来性があるし、話なんかつまらないくらいの方が、将来こちらの意のままに扱うことができて結局は得なのだp23
    孤独という状態は、実はストレスの少ない状態なのです。孤独で落ち込むことはあっても、それはストレスではない。p257

  • 全力でおススメ

  • 「負け犬」=未婚・子供なし・30代女性
    と定義し、自虐をしながら女性の生き方について辛辣な分析をしたエッセイ。
    負け犬を独居負け犬、パラサイト負け犬と分類したり、
    負け犬の特徴(住まい、住居、思考、外見他)や、処世術などを筆者ならではの観点でまとめ上げている。
    最後に、負け犬にならないための10カ条、なってしまってからの10カ条をまとめているが、25手前の私はすでにならないための10カ条のほとんどを破ってしまっている。非常に心に刺さる(辛い)1冊であった。

    特に共感した場所
    ・その直前まで楽しいデートをしていたとしても、自分で鍵を開けてシーンとした部屋に入った瞬間、「ああ、やっと一人になれた!」と快哉を叫ぶのです。
    ・旅行のために生きている、という旅行アディクションの人も、負け犬には少なくありません。
    ・ひとり旅に慣れた者がまた誰かとともに旅をするのは至難の業。

    負け犬にならないための10カ条
    1不倫をしない
    2「・・・っすよ」と言わない
    3腕をくっまない
    4女性誌を読む
    5ナチュラルストッキングを愛用する
    6ひとり旅はしない
    7同性に嫌われることを恐れない
    8名字で呼ばれないようにする
    9「大丈夫」って言わない
    10長期的視野のもとで物事を考える

  • 367.4

  • 30台以上独身、子無しはすべて負け犬。大胆ではあるがいかにして負け犬となったのか、勝ち負けの差はなんだろうか。エッセイなのでその人の思いがあるのは当然だが、この定義からすると作者は負け犬とは思うけれど、あまりそう思っていないように思われる。自虐的に書いてはいるものの負けてる感じない。むしろ、世間的に負けていてもあまり気にしてない感じ。

  • 嫁がず、産まず、この齢に。負け犬、今なお増殖中! どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです! 鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。

    ・負け犬とは……
    狭義には、未婚、子ナシ、三十代以上の女性のことを示します。この中で最も重要視されるのは「現在、結婚していない」という条件ですので、離婚して今は独身という人も、もちろん負け犬。
    P8より

  • てっきり自分も負け犬だと思って読んでたんだけど、いまいちぴんとこないと思ったら、解説読んでわかった。
    負け犬も勝ち犬もいいとこのお嬢さんたちの世界の話だったんだね。

  • 女性を既婚かどうかで分断しても、社会的に何のプラスにもならないと思う。この本の発売当時そう思って読まなかった。もうだいぶ大人になったので、そろそろ広い心で読めるかと思ったが、やはりダメだった。著書の分析は鋭い。なぜその能力をもっと前向きに使えないのだろう。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを発表。立教大学社会学部観光学科卒業後、広告会社勤務を経て執筆専業となる。2004年『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。『男尊女子』『子の無い人生』『女子と鉄道』『源氏姉妹』『枕草子REMIX』『an・anの嘘』『オリーブの罠』など、現代世相の分析から古典エッセイまで著書多数。

「2018年 『百年の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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