ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 649
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755320

作品紹介・あらすじ

奇妙な童話、異形の死体 御手洗シリーズ本格長編!

記憶に障害を持つ男エゴン・マッカートが書いた物語。そこには、蜜柑の樹の上の国、ネジ式の関節を持つ妖精、人工筋肉で羽ばたく飛行機などが描かれていた。御手洗潔がそのファンタジーを読んだ時、エゴンの過去と物語に隠された驚愕の真実が浮かびあがる! 圧倒的スケールと複合的な謎の傑作長編ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • よく練られたプロット!
    いきなりの難題があのような形で着地するとは。
    島田作品の特徴としてあげられる冒頭のありえない謎を
    解決するというスタイルの中でも私はこの作品が一番のお気に入り。
    人間の脳みそって不思議。

  • 壮大すぎて、ちょっと現実離れしすぎ・・・?
    もっと普通の推理小説のほうが、私は好きだ。

  • 初めて読んだミステリー小説でした
    高校生のとき、文庫本で1,000ページくらいあって分厚いのに、大学受験が終わって時間があったので選びました。

    こういう発想がすごい好き。
    眩暈も読みましたが、やっぱりザゼツキーの方が好き。

  • ダンジール蜜柑共和国が好きです(笑)

  • 久しぶりに再読。「タンジール蜜柑共和国への帰還」と、事件の関連が素晴らしいです。そして最後の推理で驚く。こういうことなのか!と驚くけれども筋が通っていてうむむってなるこの感じがいいです。

  • 分厚い推理小説は、複雑な筋立てや登場人物の多さに途中で投げ出すことが多いんだが、本書はほとんど息継ぎなしで読み切れた。首にネジが埋め込まれた死体という異様きわまりない状況が、まさかああいう解決になるとは。島田荘司、さすがの名人芸。

  • 御手洗シリーズ。
    記憶障害の男の話から,御手洗が真相を推理する。
    占星術同様,出だしの怪文書で何度か挫折していたが,そこを抜ければさくっと進む。
    御手洗の超人ぶりに更に磨きがかかってきた。

  • ミステリーのようなファンタジーのようなSFのような作品。

    この非現実感を世界に結び付けていく感覚がとても好きだ。ただ、人によっては好きになれないのかもしれない。

    記憶を失った男が見たネジが埋め込まれた死体。あり得ないはずのものが存在してしまった理由は何か。

    まさか、そんなことあるはずがない。と考えてしまう読者の遥か上を超すアイディアに脱帽させられるのみである。

    もう、文句をつけるとしたら、御手洗の超人ぶりにのみであろうか。そんな話であった。

  • 積読していた本。模様替えで本棚の奥から出てきて読み始めた。島田荘司の作品は「壮大な法螺話をお楽しみください」的な楽しみなわけですが、個人的には、法螺の大きさと長さの方が、楽しさよりもまさり、楽しめなかった遠野が本音。おおこで大法螺じゃなくていいんじゃないでしょうか?!

  • 御手洗。
    私は、眩暈にちょっと似てると思った。

    記憶障害の人物が書いた物語から、真実を推理する話。
    ネジ式の死体とか、いったいどうなるんだと思っていたけど
    はあー、なるほどー‼︎と思った。
    すごい。さすが島田さん。

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著者プロフィール

1948年広島生まれ。武蔵野美術大学卒。『占星術殺人事件』での衝撃的なデビューから現在まで日本ミステリー界の旗手として傑作を多数刊行。同時に新人の発掘にも力を尽くしている。現在その読者は世界に広がる。

「2020年 『改訂完全版 毒を売る女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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