奇偶(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.26
  • (6)
  • (8)
  • (22)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 104
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755443

作品紹介・あらすじ

『黒死館殺人事件』『ドグラ・マグラ』『虚無への供物』『匣の中の失楽』
日本推理小説界の4大奇書に連なる第5の奇書!

「神は骰子(さいころ)を振らない」ならば全ては必然だというのか。奇妙な偶然の連鎖の果てに起こった原発事故を皮切りに「偶然」に翻弄される推理作家・火渡雅(ひわたりみやび)。太極柄ネクタイの男の事故死と現場での怪しい人影を目撃した後、片方の視力を失うが……。思想と思索に満ちた知の書であり、不安と不穏を描き出した傑作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 奇偶。

    タイトル通り、奇偶尽くしの上下刊は圧巻。

    何より奇偶なのは読んだタイミングと、オープニングの原発事故?!

    読まされた感のある一冊です。

  • 難解。
    これって面白いのか?少なくとも上巻だけでは、偶然に関するいろんな考え方を述べただけで終わっている印象。

    下巻に期待。

  • 正直、手に余る作品でした。恐らく著者も当初から読者万人を納得させようという意図など無かったのでしょうが、このオチには唖然…。まぁ、因果を追求する事の出来ない(或いは無意味)とする本書の薀蓄と同様に、結末の意味を問う事もまた無意味なのでは…と思いました。

  • 下巻にまとめます。

  • 時間があれば。

  • 20170407

  • 小難しい話が続き読むのも一苦労。歳をとり頭が固くなったか?話の進行はボチボチ。下巻で一気に進むはず。

  • こういうのって悪くはないんだけど、世界が崩壊していく話ってどうしても「ああこのパターンか」と思っちゃうのよねー。一作目はいいんだけど、二作目以降が。
    そして新興宗教ものもなー。

  • 削除

  • 2006/12/06

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学法学部卒業。大学ではワセダミステリクラブに所属。在学中からミステリに関する評論やエッセイを発表。1989年に『生ける屍の死』で長編デビュー。本作は2018年に「このミステリーがすごい!30周年企画 キング オブ キングス」でトップに選ばれるほどの衝撃的な傑作。1995年に『日本殺人事件』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。パラレル英国を舞台にした『キッド・ピストルズの冒涜』から始まる本格ミステリ「キッド・ピストルズ」シリーズ、ユーモア本格「垂里冴子のお見合いと推理」シリーズ、アンチミステリの極北『奇偶』、落語とミステリの融合を試みた『落語魅捨理(ルビ:ミステリ)全集 坊主の愉しみ』も高い評価を受けている。また2017年には雑誌「奇想天外」の〈復刻版〉アンソロジーと〈21世紀版〉アンソロジーを刊行するなど、アンソロジストとしても名高い。本書『ミッドナイツ』は『ミステリーズ』『マニアックス』『モンスターズ』に続くMシリーズ第4弾。『生ける屍の死』でデビューする以前から発表していた短編、中編などを一挙に収録した大著である。

「2019年 『ミッドナイツ  《狂騒の八〇年代》作品集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口雅也の作品

ツイートする