ピアノ・サンド (講談社文庫)

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  • 講談社 (2006年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (245ページ) / ISBN・EAN: 9784062755641

みんなの感想まとめ

身近なテーマを扱いながらも、心が温まることは少ない作品です。主人公たちの複雑な感情や状況が描かれ、読者は彼女たちと共感しながら物語に引き込まれます。特に、年齢や立場が近い女性たちの葛藤は、時に怖さを感...

感想・レビュー・書評

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  • 古本屋さんでたまたま安く売っていたのを見つけて買っただけの本でしたが思ったよりも身近なテーマがいくつも出てきて少し怖くも思いながら読み進めました。
    恩田陸の解説にもあるように、決して心が簡単に温まったり感動したりするわけではないけれど、読み終わったあと少しだけ景色が変わったような気持ちになる本です。
    主人公の女性たちと近い年齢、状況でこの本を手に取れて、偶然ながらナイスタイミングだったなあと思います。

  • 所収されている「ピアノ・サンド」「ブラック・ジャム」の中ではなんやかんやあり、思う事もいろいろあるのだが、読み終わって少し経つと、なぜか街を描いている印象がある。
    あと、長いあとがきで槙野は真田広之とあったが、全然そんな感じしなかった。えー、もっと植物的な感じの、なに考えているかわからないような人を思い浮かべたな。
    それから、黒坂がひどい!

  • 読み始めからぐっと引き込まれた作品は久しぶり。2作品の主人公はどちらも人生に希望や期待をほぼ捨てているような女性だけど、ところどころ共感できるところもあったり。

  •  離婚後、一人暮らししてる主人公が、100年前のピアノを預かって欲しいと頼まれる…。
     「ブラック・ジャム」同時収録。

     野間文芸新人賞受賞作家だそうだ。

     なんつーか、読後感が悪いです。
     別にエグイとか、登場人物に嫌悪感がわくとか、そういうのじゃないのに、なんともいやあな気持ちになってしまった。
     帯の「この小説は見知らぬ町の見知らぬ場所への入り口である」というのは、確かにそうなんだろう。
     
     ともあれ、このいやああ気持ちは何なのか、考えてみる。
     うーーーん。
     ようするに、主人公がさっぱりわけわからないからなんだろう。「ピアノ・サンド」は不倫もしていて、肝心のピアノにどうこうということもたいしてなく、物語は唐突に終わる。
     「ブラック・ジャム」は、腕のやけどのあとのために、ネガティブになっている主人公。
     ま、単にこれだけの問題ではないんだろうけど。でもね。
     ネガティブで、クールを通り越して酷薄な主人公っていうの、私は苦手です。

  • 翳った、じめじめしたお話が2編。
    ブラックジャムのが好きだったけど、2編とも似すぎている印象。
    小説だと濃密すぎたのかな?詩も読みたいところ。

  • 初平田 俊子。著者初小説。非常に気持ちの悪い小説。詩人だけあって文章はすっきり美しい

  • 2007年11月15日(木)、読了。

  • 暗いかった〜。。
    ちょっと不思議なおはなし。

  • 無理やり文章を伸ばしたような感じがして、少し読みにくい。
    話は悪くない。

  • 不安定な女性

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著者プロフィール

平田 俊子(ひらた・としこ):詩人。詩集に『戯れ言の自由』(紫式部文学賞)、『詩七日』(萩原朔太郎賞)、『ターミナル』(晩翠賞)など、エッセイ集に『低反発枕草子』、詩の入門書『詩、ってなに?』など、小説単行本に『二人乗り』(野間文芸新人賞)、『ピアノ・サンド』『スロープ』などがある。戯曲「甘い傷」で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞。幼稚園(鳥取県境港市・美哉幼稚園)と高校(山口県立徳山高校)には路線バスで通園、通学した。

「2024年 『スバらしきバス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平田俊子の作品

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