四季 秋 White Autumn (講談社文庫)

  • 講談社 (2006年12月15日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784062755702

作品紹介・あらすじ

犀川助教授と西之園萌絵。四季と再びの邂逅を試みる。
四季が残したメッセージは、何を示す?

妃真加(ひまか)島で再び起きた殺人事件。その後、姿を消した四季を人は様々に噂した。現場に居合わせた西之園萌絵は、不在の四季の存在を、意識せずにはいられなかった……。犀川助教授が読み解いたメッセージに導かれ、2人は今一度、彼女との接触を試みる。四季の知られざる一面を鮮やかに描く、感動の第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 夏もご褒美回だったけど
    秋のオールスターっぷりに読んでてニヤニヤが止まりませんでした( * ॑꒳ ॑*)

    犀川創平と西之園萌絵、保呂草潤平と各務亜樹良、そこに真賀田四季。S&MシリーズとVシリーズの繋がりや気になってた部分がたくさん語られる。

    何も事件が起きてないのに最高に面白い。
    これが森ミステリの真髄か( * ॑꒳ ॑*)

  • 萌と犀川、各務と保呂草の恋愛のストーリーでした。また四季から"すべてがFになる"の内容について語られます。そして萌と紅子が会います。これまでのシリーズを読んでいる人にとってはなんとも贅沢な内容です。

  • 「夏」と同様に、こちらも展開が早く面白い!

    「萌絵」×「犀川」の指輪の話、
    「四季」に対する「萌絵」の嫉妬。
    ↑この辺は女性にはたまらない!?

    私は「四季」より「萌絵」「犀川」「保呂草」こちら側の
    人間の方がよっぽど気になる。

    「秋」もまた、ご褒美的なお話が多く、大満足でございました!

  • 扇風機と太陽の例えは流石としか。
    これで紅子さんと林さんの違和感がやっと拭えた。

  • S&Mを主軸にVそして四季。    
    さながらオールスターゲームの様相。      
    いやぁ読んでて楽しい。   
    言いたいことは色々あるけれど、楽しかったの一言に尽きる。    
    こういう作品(シリーズ?サーガ?)をもっと色々読みたいなぁと思う今日この頃でした。

  • S&MとVシリーズファンにとっては最高の一冊!

  • さいこうだった、、、。
    夏でご褒美はおしまいかと思ってたら、
    まさかのもっとご褒美がきた。

    萌絵ちゃんと紅子さんの
    会話のシーン、泣きそうになった。
    保呂草さん、このふたりを「似てる」って言ってたよね

    S&Mシリーズが、もえちゃん可哀想、、
    で終わったから、幸せそうにしててすごく安心した。


    、、、でさ、
    ミチルのクローン、、細胞、、
    ってもしかして「女王の100年密室」につながるのかしら、、、
    森博嗣、天才かよ。
    もう絶対すぐ読み直す。
    100年シリーズだいすきなのよ

  • 読み難い作品で私にはよく分からなかった。

  • 再読、初めて読んだ時はすごく興奮したなあ…。
    犀川先生たちと保呂草さんの再会、真賀田四季はそんなに出てこないけどとても好き。

  • 四季の各巻はS&Mシリーズのどのタイミングで読むのがベストなのかと考えてしまった。少し先に進んでしまったようなので、今度はS&M に戻ろうと思う。
    秋はもっとも構えないで読めたもので、犀川と萌絵のカタツムリラブストーリーが飛躍した巻だった。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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