ピアニッシシモ (講談社文庫)

著者 : 梨屋アリエ
  • 講談社 (2007年1月12日発売)
3.30
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  • レビュー :26
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756181

ピアニッシシモ (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  読み終わってから最後の部分がなぜかいつまでも頭のなかから消えない。うまく文章にかければいいのだろうが、何かもったいなくてする気にはなれない。こういう時、早く年を取りたいなと思う。

  • 思春期特有の大人に対する嫌悪感、独特な世界や思考、自分に酔っている、あの年齢ならではの綺麗でみずみずしいものが鮮明に書かれています。

    幼さから抜け出し、汚れた大人へ…
    そのはざまで揺れる少女達

    当事者達にどう響くかわかりませんが、是非YAに読んでほしい一冊でした。

  • 2016/03/06

  • 児童文学なのに、かなりビターな切り口。

  • 読み返すのに覚悟のいる作品です。
    いろいろな矛盾やそれに対する憤りに対してどう対処していくのか。
    それのヒントが書いてあるような気がします。
    ただ俺にはまだよくわからないな…

  • 結末が良い。

  • 食玩コレクターのお父さんは、家族にも型抜きされたプラスチック人形のように自分の望むポーズを取ってほしいと思っている。お母さんは魔力がないからお金や想像力で願いをかなえる、魔法少女の悲しい成れの果てみたいなひとだ。

    松葉は小学生たちから「吸血鬼の家」と呼ばれる一軒家に住んでいた時子さんの古いスタンウェイを追って引き取り先の南雲家を訪れ、そこで特別な雰囲気を持つ少女・紗英と出会う。
    協調と同調のなかで生きてきた松葉には、誰にも媚びず自分の直感を信じて行動する紗英の態度が眩しく見えた。
    彼女の奏でるピアノの音に惹かれ、ときにその言動に振り回されながらも、松葉は新しい自分、本当の自分らしさを模索し始める──。

    松葉と紗英を取り巻く大人たちは皆、悪人ではないけれど自分勝手で独善的。
    彼女たちの閉塞感や苛立ちが痛いほど伝わってきます。まるでピアニッシシモのように。
    たとえ聞こえなくても、無音とは違う。いちばん弱い音がいちばん強く心を震わせるように。

  • YAとして読んでみようとしたが…。感性がもう違うのかな、頑張ろうとしたが無理でした。

  • 幼いころに松葉の孤独を慰めてくれたのは、隣の家から流れるピアノの音色だった。中学3年になった松葉は、そのピアノの行方を追い、新しい持ち主紗英と出会う。同い年でも、性格も家庭環境もまるで違うふたり。松葉は華やかで才能のある紗英にあこがれ、心のよりどころを求めていくが……。

  • 2012.04.07 読了 *

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