- Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062756242
感想・レビュー・書評
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一応ファンタジーに分類。清涼院流水のJDCシリーズの名探偵九十九十九(つくもじゅうく)を主人公にした作品。シリーズ自体一部しか読んでないこともあるかもしれないが、誰これ?
たまに尋常じゃなくセンスのいい文章が紛れているのだが、あとは何がなんだかよくわからない上に、いちいちグロい。細切れで読んだからかもしれないが、最後の謎解き?も、確かに清涼院流水の作品に似通うところがないではなかったが、それまでの流れが既に追えなくなっていたので、うーん、という感じであった。本当の十九(何人目?)にあいたいので、 別シリーズを読むことにしようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グロイしエロい。またそれがさらりと書かれているところが
さらに気持ちを悪くする。本を読んでいて気持ち悪くなったのは初めてかも。まともに読んでられず、飛ばして、飛ばして… -
『世界大戦中に発生した大量死への反発が《特権的な死を死ぬ》ための装置としての推理小説の隆盛を呼んだという考え方があるらしいが、推理小説における死は本当はまったく特権的なものではない。
本物の特権的な死というものは皆に惜しまれて死ぬ死であり病苦に耐えて生命の活力を全て使い果たした挙句にやってるく死であり家族や友人や多くの知らない人たちに看取られる死であり死にたくて死にたい方法で死にたいときに死ぬ死であり死ぬべくして死ぬ死である。
特権的な死とはあくまでも現実で日常にある、穏やかで威厳に溢れた死だ。』
笠井潔に対して言いたいことがありそうだが、本作で何が言いたいのかは良く分からない。
本当に意味不明な作品だった。久しぶりにギブアップ。 -
各章は《清涼院流水》から主人公・九十九十九(つくもじゅうく)に送りつけられてくる小説という形をとっており、n話は一部の設定を引き継ぎ、一部はフィクションとしながら(n+1)話に内包されるという構成で、しかも1話→2話→3話→5話→4話→7話→6話と進む。その上、途中で各話の主人公が時空を超えて入れ込んだりする。もうメタメタ過ぎて…。
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ちょっと苦手。
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がーっと一気に読んだけど、
意味わかんねぇ〜 -
舞城氏、一人で遊びすぎ。一人で満足しすぎ。読者が置いてきぼりになる作品です。追いつこうと思って疾走して、脱落する機会を自制心と負けず嫌いで振り切って、読後だって疲労感しか残らない。景色を覚えていない。ただやみくもに走っただけ。労わりの言葉もあったもんじゃない。盲目的な舞城氏の大ファンじゃない限り、前向きな感想を抱けないでしょう。
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構造に囚われ読み切れず。
自分の理解力が低いせいです。