ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル (講談社文庫)

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  • 講談社 (2007年2月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784062756457

作品紹介・あらすじ

ST翠の孤独と苦悩――
美しき捜査の旋律!
1億円バイオリン盗難と密室殺人の二重の壁

1億円の名器ストラディバリウスが盗難。人気バイオリニストがコンサートのリハーサルの際にすり替えられたのだ。出動したST翠の異常な聴覚に、オーケストラの指揮者・辛島は興味を示す。捜査が難航するなか、コンサートマスターが密室殺人の被害者となる……。翠の苦悩が胸を打つ「色」シリーズ第4弾!

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるストーリーが展開される中、主人公の聴覚に優れた翠が、1億円の名器ストラディバリウスの盗難事件に挑む姿が描かれています。人気バイオリニストのコンサート会場から発生したこの事件は、捜査が難航...

感想・レビュー・書評

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  • 日本屈指の指揮者とバイオリニストの
    夢の競演が行われる会場から
    ストラディバリウスが盗まれた。
    STも協力に借り出されるが
    手口がわからず捜査は難航する。
    コンサートの関係者たちの
    不協和音が出始めた頃
    その中の1人が密室状態の部屋で
    殺されているのが見つかり…。

    主役は聴覚のするどい翠さんですが
    まさかのクラシック好きで意気投合する
    菊川さんと青山クンの
    クラシック談義も見ものです。
    私はさっぱりわかんなかったけどね〜。

  • 今回は、耳がとてもよい翠(みどり)が主人公。舞台から、名器のバイオリンがなくなった。さて、どうやって解決するのか?なんでこんな事件が起きたのか?
    誰が犯人?どうしてこうなった?ワクワクしながら読み進められました。

  • STシリーズ第4弾
    結城翠の活躍する音感に関する事件で、一億円もするバイオリンの名器が盗まれるというあり得ないシナリオが、怪盗ルパン並みのトリックでまんまとすり替える。やはり推理小説は面白いなと感じました。次を探してまた沼に入りたいと思います。

  • 菊川さんの株がどんどん上がっていく…

  • 色シリーズ第四弾。本作は翠が主役。とはいえ、色シリーズ全般にいえることですが、やはり青山の推理なしでは事件の真相にはいきつかないですね。ST5人の中では唯一、青山だけが心理学の専門=生身の人間を相手にする分野を手掛けていることが影響しているのでしょう。

    本作でもバイオリンや密室に隠されたトリックを見抜くのに青山の推理は欠かせませんでしたね。一方の翠はというと、持ち前の聴力をいかして事件の真相に迫ろうとします。事件の関係者として登場する指揮者・辛島は翠と同じ能力の持ち主であり、特殊な能力をもった二人の対峙は見どころの一つかなと思います。

    また菊川警部補と青山がクラシックを通じて意気投合するシーンもおもしろかったです。よもやこんな展開があろうとは、これまでのシリーズの流れからは想像もできませんでした。

  • 今野敏さんといい中山七里さんといい、クラッシックの楽曲を言葉で表現する天才ぶりに感動する。この本につられて改めてメンデルスゾーンとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を聴いた。やっぱりいい!

  • 絶対音感を超えた感覚を持つとどう感じるのだろう。
    体感してみたい気持ちと、ほどほどの絶対音感でよかったという気持ちが半分ずつ。

  • 音に色が見える人とか聞いたことあるから、聴力での悩みもあり得るんだろうなぁと。
    そんなに聞こえたら眠れないとも思うし、常に聞こえてたら逆に全て気にならないのかもとも思ってみたり。

  • 【あらすじ】
     あるコンサートの目玉であった高価なストラディバリウスが盗まれ、その操作にST班が駆り出されることになった。
     チームの紅一点、結城翠の様子がいつもと違うことが気になる百合根だったが、捜査に進展が見られないまま、殺人事件が起こってしまい———。
    【感想】
     STシリーズ、久々だったのでタイトルにある色の意味も忘れていました(^^;;
     チームのメンバーの名前に色の文字が入っているんですね。
     殺人事件から始まらないのも新鮮、楽器が題材というのも新鮮でした。
     が、今野敏さんの文章は、軽くなく、かといって重すぎもせず、やはり読みやすいので、あっという間にその世界に入り込めます。
     しばらくミステリ系以外の本を中心に読んでいたので、久々のミステリとして読むのにも、ちょうど良い厚さとストーリーでした。
     今野敏さんの作品をこれから読むという方の入門編としてもこのシリーズはいいと思います。

  • トリックと謎解きみたいなのは置いとくとして、スピード感とストーリー展開は面白い。

  • 謎解きは青山さん中心だけれど、音の世界に棲む翠さんの活躍が地味〜に効いていて素敵でした。
    菊川さんのクラシックファンは意表を突いたが、クラシックファンでない人も魅了されるというソリストさんの演奏、そして、オーケストラの演奏というのを久々思い出せて、クラシックコンサートに行きたくなりました。
    大好きなチャイコ^^。昨年1年間私もピアノバージョンを弾いたけれど、オケで聞きた〜い!

  • ST警視庁科学特捜班の色シリーズの第4弾。物理担当の結城翠(ゆうきみどり)が活躍する話だが、異常な聴覚を持つ翠と全く同じ聴覚と悩みを持つオーケストラの指揮者辛島が登場する。刑事物ではありながら、音楽(演奏)の世界も美しく描写されており、なかなか楽しい読み物だった。最も盗まれたと思われたバイオリニストのストラディバリウスが最初からなかったとは容易に予測できたのだが……

  • STの色シリーズ第4弾
    翠を中心としたお話。
    コンサートシーンはほんとに楽曲を聴きたくなるような感じで引き込まれました。
    菊川の趣味が意外でしたが、より人間味を増して良かったと思います。
    しかし、私の理解力ではなぜバイオリンが入れ替わったのか良くわからず。
    この点は消化不良だったかな?
    でも作品としてはほんとに面白い。
    また、次の本が楽しみです。

    • まぁじいさん
      STシリーズ第4弾
      結城翠が主人公で音感に関する事件で、いつもお色気振りまく好きなSTで楽しんで読みました♪
      トリックの理解が若干わかりづら...
      STシリーズ第4弾
      結城翠が主人公で音感に関する事件で、いつもお色気振りまく好きなSTで楽しんで読みました♪
      トリックの理解が若干わかりづらかったですが、名器のバイオリンは最初から無かったのではないかという私の推理は当たってました♪推理小説は本当に好きです。また次を読みたいと思います。
      2025/11/07
  • 面白かった。
    でも菊川刑事がクラシックファンって 全くイメージじゃないんですけど…笑。ほんとイメージ狂った。
    菊川ファンとしては なんだかなぁ。
    翠と辛島 同じ世界に住むふたり。
    気が休まらない世界だろうなぁ。
    同じ世界で 何か生まれるのかと思ったら 違ったね。
    特別な能力が無い方が 人は生きやすいのかもしれないな。

  • ストラディバリウス盗難事件。コンサートホールで偽物にすり替えられたのだ。出動したSTの一人、翠の傑出した聴覚に指揮者・辛島はなぜか興味を示す。捜査が難航する中、遂に密室殺人で犠牲者が出てしまう。翠、そしてSTは、真相を探りあてられるのか!?最強チーム警察小説「色」シリーズ第4弾。

  • 翠より青山が目立っていた。菊川とのやり取りも楽しかったし。菊川はどんどん面白い人になっていくな。

  • 翠さんもだけど、青山くん大活躍。トリックは分からなかったけど、犯人は最初から怪しげ…

  • 翠と同じ能力の人が出てくるこの回。
    それで特別な想いが芽生えるのかと思いきや、そんな単純な展開にはならず(笑)
    最初はSTに対して皮肉を言っていた菊川さん、青山と趣味のクラッシックで意気投合し、様子がおかしい翠の事を父親のように心配し。
    それにしても、犯人はクズだな。自分の借金のために恋人に大切な物を手放させて、その上犯罪にも巻き込もうなんて。

  • 消えたヴァイオリンの謎。青山と菊川がクラッシック好きで意気投合するとは思わなかった。プラチナチケットのコンサートチケットを手に入れられる百合根のお父さんは結局何者だったのか?後半のコンサート場面はメンデルスゾーンとチャイコフスキーの曲解説のようでこの二曲を聴きながら読みたかった。

  • ST翠が活躍する。
    聴覚が優れすぎている翠が、同じような境遇のオーケストラ指揮者と心を通わせる。
    いつもと違う展開になるかと思いきや、そうではなかった。
    事件は心理学者の青山が解く。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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