源氏物語 巻二 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 386
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756495

作品紹介・あらすじ

現代語で読める、華麗なる王朝絵巻「瀬戸内源氏」。巻二では、最愛の女・藤壷の宮への許されぬ、しかし消すことのできない恋と、不義の皇子の誕生、年上の愛人・六条の御息所の生霊による正妻・葵の上の死、朧月夜との危険な情事…。語り継がれる場面とドラマが次々と展開。

感想・レビュー・書評

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  • 巻一の<若紫>で壮大な期待をもたせておいて、<末摘花>で少し外してくる帖の順がイイ。<紅葉賀>の描写の美しさ、<葵>の六条御息所の純粋な愛と生き霊になる恐ろしさ、、引き込まれる。

  • 2007/02

  • しかしよくもまあこれだけあちこちお手を出しになられること。一夫多妻とは言っても、よくもまあ同時にそれだけの人と関係をもつことができたもの。私なんかは、結婚して20年近く、他に好きかなあと思える人は1人いたかなあ?というくらい。年上が好きなのかなあと思っていたら、幼い子を自分の思い通りに育てようとしたり。いつ見つかってもおかしくないような状態のところに夜這いに行ったり。まあとにかくご盛んなこと。でも、顔もはっきりわからないままでお付き合いをするとか、ちょっとびっくりすることもある。寂聴さんのしおりを読むと、まわりの女房たちが世話を焼いて、娘を売り込むようなところがあったようだから、まあ「だまされた」と思うこともたびたびあったのかもしれない。ただこれは貴族の世界だけのことなんだろうか。一般人まで同じようだったのだろうか。2冊目まで読み進んで、困っているのは、同じ人物が幾通りもの呼び方をされるため、だれがだれだかこんがらがってしまうこと。そのたびに登場人物相関図を見るのだけれど、探すのに時間がかかってしようがない。

  • 主人公の光源氏は惚れやすく口説き上手。衝撃的なのが、父親の妻とも関係すること。平安時代にも複雑な恋愛事情があったことなどが面白い。登場人物が多く、覚えきれない。最後の方に掲載された家系図、関係図を見ながら読んでいった。源氏のしおりが最後にあるが、それを読んで振り返ると分かりやすい。読みやすく訳されているが、集中して読まないと頭に入っていかない。内容は面白いから全巻読む予定だ。

  • 理解できませんでした。

  • おもしろくなってきた。平安の人々はこの物語をもっと身近に感じ、わくわくしながら読んだのだろう。しかし登場人物がわけわからなくなってきて関係図を見ることしばしば。

  • 系図とにらめっこだ。同じ女性でも呼び方がいくつもあって、おまけに源氏の君は手当たり次第に頂戴されるんで整理できない。巻二に納められるは6帖で、源氏17歳から25歳までの姦通記だ。

  • 巻一に引き続き…でもなく。
    間に違う本を挟みながらも瀬戸内版源氏物語巻二。
    このまま一気に続きに行きたかったけど、生憎手元にないので一時休戦(と、言い訳しておきます)また個人的に強化月間きたら再読して続きも行きたいなー

  • 「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」の各章は巻1と異なり、そのまま女性の名前が出る章ではありませんが、ドラマティックに展開していきます。藤壺中宮の不倫の皇子懐妊、光源氏への想いと罪意識の狭間で苦悩し、出家していく場面。六条御息所の亡霊、朧月夜との密会と父親右大臣への発覚など面白い場面が相次ぎます。ここまでのドラマが1000年前に1女性によって書かれた事は驚きです。しかし「末摘花」への残酷さなど、紫式部の意地悪な人間性を垣間見るように感じました。

  • 高校の先生が「末摘花」を熱く語っていたのを思い出しながら読みました。確かにあれは・・・残念だ。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。60年『田村俊子』で、田村俊子賞受賞、63年『夏の終り』で女流文学賞受賞。73年、中尊寺にて得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、95年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年に文化勲章受章。『現代語訳源氏物語』『奇縁まんだら』など著書多数。徳島県立文学書道館館長、宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長。

「2020年 『ひとりでも生きられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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