- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062756518
感想・レビュー・書評
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もっと世に知られて評価されるべき内容だと思う。児童文学の枠に修まらず、大人も読むべき。スイッチョさんの信念と行動には涙。
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原子力発電所で働く家の子まさみちが、突然母と田舎に来たことから始まる。原子力発電所のちょっとした事故から、危険を感じた職員が妻と子を遠くに回避させるのだが、詳細を知らない子供が、なかなかなじめない中展開してゆく、かえるを自転車で引いてしまい気味悪がってから、罰として食べさせられた饅頭のおかげで虫や動物の言葉が聞こえるようになる。また、放射能も青い炎として見えてしまう。被爆したお父さんの同僚、大好きなおじさんが田舎に着てから、急展開。お父さんの働くげんしろで大きな事故があり、神様含めみんなで第三次を未然に食い止める。人には、まだ原子力を扱うだけの科学力がないので危険と物語る。。。。福島の原発事故のあった今、この警鐘は現実味を帯びる。実際ににたような事が起きたんだ。。。児童文学なので事故の状況がとてもわかりやすく書かれていてすごい
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たまたま手にとったので読んだだけだったんですが、まさに今の話題だったのでびっくりしました。
こういうお話を子供に読んでもらえたら、で、なにか感じてもらえれば、いいなと思う。
でも、今の子供は本どれくらいよんでるのだろうか・・・ -
ふとしたはずみで家神さまが見えるようになった男の子が主人公。
理由もわからず田舎に越してきたことが不満で、頭は前の学校のライバルのことでいっぱい。
ウサギと身体が入れ替わってしまう。
原子力発電の問題点に触れた良心的な内容。
タイトルはおおざっぱすぎませんかね? -
ジャケ買い。わりと面白かった
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ストーリーは結構面白いと思う。やっぱりめでたしめでたしだけでは終わらない展開はすごく好き。<br>
ただ筆致が粗くて若干強引なとこもあって、大人の精神をもった大人が読んで面白いかどうかは、ちょっと疑問。主人公のマサミチをあんまり好きになれなかった。 -
生き物の言葉を理解できるマサミチの冒険ファンタジー命の大切さと自然の大切さ、人が高慢になり科学に頼ることの怖さが綴られてる。優しい語り口なので読みやすいが深いテーマだと思う。