ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.07
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本棚登録 : 2471
レビュー : 220
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756877

作品紹介・あらすじ

「いつか日本を買収する-」。1年の海外放浪を経て、帰国した鷲津政彦が、まず標的に定めたのは、繊維業界の老舗「鈴紡」。一方、鈴紡は元銀行員の芝野健夫を招聘し買収防衛を図る。その裏に、かつての芝野の上司で、UTB銀行頭取、飯島の思惑があった。激烈な買収戦争で最後に笑うのは。

感想・レビュー・書評

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  • ↓を読んで頂けたら嬉しいです。

    http://ameblo.jp/yomuyomunovels/entry-11274402678.html

  • 予想に反して、芝野さんも貴子もでてきた♪ 夜更けのバーで鷲津のピアノを称賛したのは、貴子だとばかり。。。 でも、あれって、きっとアランと地下鉄の改札をくぐった美女!? にしても、鈴紡の行方は? つくづく飯島と、日本を影で牛耳る政府のお偉い方たちには吐き気を催すわ。

  • 鷲津政彦の成功と孤独から始まるこの話だが、だんだん出てくる企業が生臭くなってくるのが実に面白い。上巻では鈴紡という繊維企業を軸にした買収合戦が展開されるのだが、元ネタを知っていると「あっ……」となるあの会社である。寝業師として前巻で敗北した飯島亮介がかっこよく見えるのがまた……

  • ふと手にした本
    本当は1から読むべきなのでしょうが、
    ためし読みのつもりで購入。
    面白ければ下も買う予定でした。

    読んでみて、非常にテンポ良く読めました。
    企業買収など無縁の生活ですが
    現実起きていることなのでしょう。

    情報収集力、分析力、段取り力、交渉力
    先見の目、観察力など
    まだまだ自分も磨かねばと思う
    刺激を受けました。

    下がなかなか見つからず
    また書店巡りをします。

  • 1

  • 印象に残ったセリフ・・・

    会社は、誰のものか
    関係するステークホルダー全てのもの。株主、従業員、取引先、そして消費者。経営陣ら彼らから期待されて会社という船の舵取りを任されているだけ。

    最も神経を使ったのは、平凡な男に見せること
    初対面で相手が鷲津を見て、与し易いと思った瞬間から、既に相手の術中にはまっている

    敢えて申し上げますが、鈴紡をここまでダメにした張本人はあなただと、世間は思っています。いえ、申し訳ありませんが、その真意はどうでもいいんです。重要なのは、既にそういうイメージができてしまっているということです。

  • 前作よりさらに面白い。小説を読んで興奮したのは久しぶり。

  • アランの死とベルボックス

  • 【感想】
    ドラマの批判はあまりしたくないが、サムとリンは「ハゲタカ」シリーズでMUSTのキャラクターなんだよなー。
    リンの冷静さ(冷徹さ?)とオシャレな言い回し、そして垣間見せるパッションは本当に素敵。
    また、サムの全てを見通しているプロフェッショナルさと、たまに見せる政彦への気遣いはキャラクターとして本当に魅力的。

    アランがこの物語を降りたのは残念だったけど、、、
    本当におもしろかった。

    外資のドライさもそうだけど、国内企業の執着心というかドロドロさがある意味リアルな作品。


    p307
    鈴ホウの岩田会長
    「なぜ人間というのは、かく生きたいと思ったように生きることができないのか。それを煩悩と呼ぶのは簡単だが、それでは余りに無責任だ。」
    芝野はかけるべき言葉が見つからなかった。
    また、岩田もそれを望んでいないように見えた。
    「人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。
    それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。
    人間は生き、人間は堕ちる。」


    p327
    鷲津は祖父から「なにわの商人」のビジネスを伝授されていた。
    「大事なことは、最後に勝てばええってことや。最初はわざと負けて相手の財布を広げさせて、最後で獲ればよろしい。ガツガツしたもんは必ず負ける。」


    p330
    ニューヨーク7番街のバイヤーを「ハンドラー」と呼ぶ。
    ハーバードやエールなどでMBAを修めて大企業のカリスマ的経営者となった者の何人かは、この「ハンドラー」を経験している。
    彼らはこの街で、殴られ蹴られても1セントでも利益を生み出すための努力とネゴシエーションを体で覚えていく。


    p338
    「あなたのたまに(sometimes)は、限りなくしばしば(often)に近い」
    ジョークを言わないサムにしては、中々のユーモアだった。


    p373
    ・押し込みなどの「ベルボックス」について
    「ババ抜きみたいなもんですよね、これは。まるで一子相伝のように社長にだけ耳打ちされる社内の秘密。それが秘伝の技術や勝つための秘法であれば嬉しいですが、聞きたくもないとんでもない負の遺産ばかり。社長は冷や冷やしながら在任期間を過ごす、どうかバレませんようにと…そしてそれが爆ぜた時には、その時のトップが全ての罪をかぶる。」

  • ハゲタカの続き
    いきなりアランが死ぬのは痛すぎ
    最後は国に潰される、これはすべて下巻への布石なんだろう、続きが楽しみ

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著者プロフィール

真山仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。これが代表作となり、ドラマ・映画化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、『虚像の砦』『そして、星の輝く夜がくる』(いずれも講談社文庫)、『売国』『コラプティオ』(いずれも文春文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)、『海は見えるか』(幻冬舎)、『当確師』(中央公論新社)、『標的』(文藝春秋)、『バラ色の未来』(光文社)、『オペレーションZ』(新潮社)がある。

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