ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756877

感想・レビュー・書評

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  • 鷲津の人間臭い部分が前面に出て来て、物語風味が増した。
    ?のほうがよりスリリングではある。

    ?が早く読みたい!

  • ハゲタカ?です。
    こっちの方がドラマチックな気がしますねー。

  • 政治色がもう少し薄まってくれた方が、小説としては面白いと思う。

  • テレビドラマとはぜんぜん違う筋書きなんだね。それはともかく、いろいろ勉強させていただいています。08.10.1読む。

  • (上・下全2巻)前作では不良債権処理をめぐる企業買収がテーマになってましたが、本作ではTOBを中心とした名門企業の買収と防衛がストーリーになっている。”ホワイトナイト”、”サタデーナイト・スぺシャル”などなど面白いネーミングをされたM&A用語の解説などは興味を持って読めた。また、ゴールデンイーグルの異名を持つ鷲津政彦が前作にもましてカッコいい。まだまだシリーズは続きそうなので続編も楽しみである。

  • 08/9/15 ★★★★
    自分にとって聞きなれない単語が多くて、少し戸惑ったけれど主人公のカリスマ性にぐいぐいと引っ張られる

  • 話題になったMBOなどにテーマを移しつつ、
    金融と実業の間のドラマを描いている。
    ストイックに戦う姿は、羨ましくもあり、
    それだけど逆に人間らしくもあり。

    自分が浸かっていた世界観を、すこし遠くから眺めているような、そんな気がした

  • また真山さんの作品です。
    どうやら、真山さんの作品が好きになってしまった模様。
    今回の話は、以前の「ハゲタカ」の続編です。

    内容は、前回同様に非常にスリリングですが、より主人公の
    葛藤を深くえぐった内容になっていると思います。

    ただ、上巻はとっても良かったのですが、下巻がどうも・・・。
    本書は、一つのストーリーを上下巻に分けたという感じでは薄く、
    上下巻で緩やかに繋がりつつも、少し異なるストーリーを書いている
    感じがしますね。

    私は文庫で読んだのですが、新書版だとタイトルも微妙に異なりますし。
    (下巻は「バイアウト〜ハゲタカ2 下〜」って感じです。)

    上巻で、色々と布石を打っていたのにもかかわらず、意外にそれらが
    あっさり処理されているし、話の展開が早くて、もっと慎重に
    刻々と戦略を進めていく様子が描き切れていないと感じました。

    ただ、最後が続編を思わせる終わり方ですので、乞うご期待って事ですね。
    次も買って読みます!

  • ハゲタカの方を読み終えて次のひに本屋直行。
    前回とはうって変わり、悲壮感からはじまり再生していく姿。
    なにかをなぞらえているような。

  • ヤバイ。鷲津さん、カッコよすぎる!!TVドラマとはストーリーが全然違うんだね・・・いきなりアランが死ぬなんて

  • 2008.5

  • 面白すぎた!!

    金融業界で実際に働いてみた後に、絶対に読み返そうと思う。

  • 5月4日読了。少し間が空いてしまった。仕事でバタバタしてて・・・情けない話。
    前作よりテンポアップしていて一気に読めた。こういう業界で生きていればこうめちゃんの仕事なんてきっと小さな世界。でも根幹はスピードと人をいかに篭絡するか。基本は一緒なのです。

  • [○2008/04/12完読]2は前作に比べ少し登場人物(ステークフォルダ)が多く、ある案件のところは一息に読まないと誰がどんな思惑で動いているのか忘れてしまいそうでした(^^;)。これも通勤電車で1週間程度で読めました。鷲津さんは架空の人物ですがちょうかっちょよいです。「相手が鷲津をみて、与しやすいと思った瞬間から、既に相手は術中にはまっている」とさ。

  • 横山奨・細川選。

    細川「ここで膿みを出し切らないと…」
    平田「膿みを出したら何も残らない気がする。」

  • そこには、投資ファンドを率いる俺(サムライ)がいた
    2007/10/11

  • 続編。ほかの企業のモデル企業の分かりやすさに比べて、
    「曙電機」のモデルはわかりにくい。
    三洋電機?富士通?日立?東芝?

  • 門外漢でもよく解る

  • 物語として非常に楽しめ、さらにM&Aなど金融関係の用語や背景など、実際の経済状況への興味を喚起させるには最適な本だと思います。
    ただ問題は、ライブドアなど実在の企業の名前が出ている上で、「鈴紡」などカネボウと同一視しそうな名前の企業の数々が舞台となっていること。実際の状況がどうだったのか今ひとつ理解していない私には、全てこの物語がそれを連想させる実在の企業の話だと信じてしまいそうです。

  • なかなかおもしろい。

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著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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