黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4497
レビュー : 437
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756945

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の佇まいがドラマチックである。
    凛とした姿の良い高校生の少女。
    何か起こるに違いない感じ。

    「魔女の家」と呼ばれる古い屋敷も良い。
    現代の住宅地の中に立っていても、違和感が有って
    そのじめっとした重さが恐くて良い。

    二人の叔母と姪。女三人。それだけでコワイ。
    女だけの家ってこわい…
    そういうイメージ。
    物語的には結構有る設定でしょうか。

  • 集中しすぎて通勤(行き)の電車乗り過ごした 笑
    ページを開けた瞬間世界に飛び込まされるからすごいよなぁ。あちらとこちらを行き来しててもしんどくなかった。

  • 白百合荘をとりまく一族と、その周辺に展開される話。主人公は理瀬。静かな怖さとひとかけらの希望。下手なミステリよりはミステリ。

  • 「魔女の家」と呼ばれる祖母の家に祖母の遺言により暮らすことになった理瀬
    水野理瀬シリーズの1つです

    「魔女の家」に隠された秘密
    その秘密により起こる殺人事件
    伏線や謎もあるミステリーだけど、文章と世界観がどこか不可思議な美しさや透明感を持たせています
    でも恩田さんならではの闇な部分もあって

    水野理瀬シリーズはやっぱり好きです

  • 妹からもらった箱いっぱいの本の中から、適当に取り出して読んだので、飛ばしてしまった本があったと知り後悔。
    常に惹きつけるプロットはもちろんですが、文章の雰囲気も好きです。表面上は淡々と穏やかなようでいて、奥にはピリピリとした鋭さも感じる。面白かった。

  • 再読。

  • 他のシリーズも読み直さなきゃ。
    順番バラバラで、しかも間が空いたからあまり覚えていない。
    とはいえ、単独ミステリーとしても充分楽しめる(思わせぶりな表現は多々あれど)

  • 善など悪の上澄みのひとすくい。悪の魅力に比べれば、早朝の儚い霧のようなもの。

    幸福というのは、なんとグロテスクなものだろう。

    理瀬シリーズ好きだー。面白すぎる。
    人間は悪に惹かれるんだろうな。明るいところにいて、悪に入れてもらえない亘を見てると思う。
    朋子の、自覚してない悪が一番怖いっていうのは本当その通りだなと思った。

    ジュピターと金木犀もいい。
    それで黄昏の百合の骨。
    百合という花が何度も出てくるから、読んでいる間もあの強烈な匂いを一緒に嗅いでいる気分になる。死臭を隠す百合の花。あーグロテスク!

  • 再読。これは読む順番が重要だった。。

    麦の海に沈む果実→水晶の夜 翡翠の朝→睡蓮→本編→もっかい睡蓮だったかな、と。

    最初に読んでしまった時は意味が分からなくてあわないと思ったが
    順番を追って読むとその世界観にどっぷりハマってしまった。

    続きが出来そうな展開なので、新作希望。

  • 理瀬シリーズ

    記憶を取り戻し、学園から去ったあとのお話。

    かつて祖母と暮らしていた洋館に戻った理瀬。
    謎の祖母の死
    美貌の伯母姉妹
    動物の毒殺、友人の失踪・・・

    事件に巻き込まれながらも
    クールな理瀬の魅力が満載です

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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