- 講談社 (2007年4月13日発売)
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感想 : 133件
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784062756990
作品紹介・あらすじ
今度のシゲマツは、カンドウ≦カンノウ。(入試には出ません。)
夫のゆがんだ情欲を描く「夫婦の官能小説」
《ごめんね、ごめんね……。妻をいままで辱めなかったことを詫びたのでした》。直木賞作家による匿名の官能小説として大反響を呼んだ表題作のほか、夫のゆがんだ情欲を描いた全6編。「家族と夫婦の物語を書き続けたいから」こそ書いた、著者初の“超インモラルな”性愛小説集が今、その禁断の扉を開く!
感想・レビュー・書評
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初重松清がこの本で良かったのだろうか?
文庫版あとがきも読んだが、きっとこんなのは微塵もない感じなのかな?と推測、、、すいません。
官能と言えばそうなんだけど、やってる事も大概なんだけど、下品な感じはあまりせず。夫婦だと思うと読んでいても半減した。
この作家の思考なのか解らないが、嫌がっている(ように見える?)妻を夫が無理矢理…で、妻も満更ではないんでしょ?…って言うのが全編共通で、この年代の男性のセオリーなのかしら?と思ってしまう。昭和だな。
(後から…夫のゆがんだ情欲がテーマってなってましたね。失礼。)
『夫婦とは、世間公認のセックスパートナーでもある』
そうそう、公にしてよい。だから、好きな人と結婚したいと思うのかもしれないな。愛人、浮気じゃ公にはできない、ならないから。公的にしてるんだと認められたい。うん。
夫婦の性の在り方について。レスが流行りのこの時代、家族になってしまえば、後は個人の嗜好である。
合う人と結婚できれば有難い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
重松清、いざ性を扱うとなるとちょっとエグいなあ、流石だなあと思って読み進めました。夫婦の性とか愛は、わたしにはまだ(スペック的に)早かったかもしれない。。誰にも共感出来なかった。お互いの肉体に萎えちゃう夫婦はつらそう。
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帯にね、官能小説 って書いてあったの。
・・・でも、重松さんだよなぁ??
と思ったんだけど背表紙の説明読んだら本当に官能小説みたいだったので、こりゃ~読まなくては!!と即購入。
6つのお話が読めます。
*ホワイトルーム
*童心
*愛妻日記
*煙が目にしみる
*饗宴
*ソースの小壜
夫婦間の性について色んな形で描かれています。
私のお気に入りは 童心とホワイトルームかな。
比較的ノーマルな感じのがいい。
他のは ちょっと、こう 一歩踏み込んだ感じ。
最後に「文庫版のためのあとがき」として重松さんが官能小説を書いた経緯というか、覚悟?みたいな事が書いてある。
そして、単行本が出た時の評判も・・・
私は、重松さんの事 詳しく知ってるわけじゃないけど、なんだかとってもスキになった。
シゲマツの中にいる やっさん。
私は スキだけどなぁ。
たまには官能小説でもいかがでしょう。
とても イイですよ。 -
このところ、続けて不倫小説を読んでいた反動か、著者とタイトルを見てなにげなく手に取ったら、まさかの官能小説。教科書にも載ってる重松清がそんなの書いてるの? と驚いて読んでみた。
とりあえず、重松氏はガードルが嫌いなんだろうな、というのはわかった。 -
ピンク重松! でも嫌悪感なかった…。ストレートな男目線の性描写、「いやだぁ」と言いながらもまんざらでもない妻たち。若い頃読んだら「なにこの男目線許せん、こんな女いるかいっ」くらい思ったかもしれないが、歳を重ねた今はこんな関係の夫婦でいられたら良いかもね、なんて思ってしまった。思わず笑っちゃったのは、実家に帰省した際に夫が妻に「俺恥ずかしかったよ、(自分の親に)セックスの相手見せちゃったよ」って言うところ。なんだよそれ、その表現ありかよ。電車の中で思わず吹いてしまった。あとがきも面白かった。そうや、正味や。
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この本を読んだのはずいぶんと前のこと!
本屋さんのポップに
「この本は、受験問題や教科書には採用されません」
と、あったのを見て、吹きだしそうになったのを覚えている -
夫婦の愛の形を、体裁やきれいごとを抜きにして描いた作品だと理解した。
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本格的に本を読み始めて1年くらい、21歳にして初めて官能小説と言うものを読んで見た
21歳にしても、刺激的な内容が多かったが、大人な世界だったな。官能小説はただのエロ本ではなく、人生において大事なことを異性間で伝えてる本だと感じた。今後も読んで深い人生を歩んでいきたい。 -
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初めて読む官能小説。
一気に読み終えた後の読後感。
男と女。いろいろとつづられる性の物語があるのだなぁと思いました。 -
勝手に心温まる物語だろうと思ったらとんでもないです!
...重松清の官能小説と言えば「なぎさの媚薬」シリーズですが、いやらしさは本書の方が数段上ですね。
"重松清"という名前が無かったら"夫婦愛"なんていう上品な言葉は思いつかず、単なる"変態夫婦"で片づけてしまうでしょう。
例えば山田洋次監督がポルノ映画を撮ったら、どう評価されるのか。
『それはそれで面白いんじゃない?』...そんな事を思いました。
著者のダークサイドを垣間見る事が出来る作品です。 -
またレビュー漏れを見つけた。
中途半端な官能作品だったような。 -
エロい。
めっちゃ官能小説。
夫婦の性をいろんなパターンで6編。
1話・2話はまぁまぁ興奮して読んだのですが、
その後はかなりアブノーマルで、
男性目線の描き方ばかりのため、
ドン引きです。
やっぱり重松清は性描写以外の方が良いです。 -
これは既婚者男性向けです。こどもは読んではいけません。
各短編の主人公(夫)が妻を心から愛しているのは十二分に感じられます。
だからこそ、そこまでいってしまうこともあるんじゃないかな。
2011/08/31 -
面白かったけど、やっぱり重松清は官能ではなく感動小説だろう。
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セックスを主題とした愛妻家の短編集。
個人的にはガードルが毎回出てきて興醒め。
肌の質感、ニオイ、温度など、瞬く間に想像が広がって良かった。 -
児童書も手がけている人の官能小説?ってどんな感じだろうと思って興味を持った。登場人物の年齢や夫婦という点で両親の顔が浮かんできて、興奮というよりもなんとも言えない気持ちになった。でも、母と父も男と女であって、愛し合った結果私が今存在しているのを思い出した笑
今はまだ年齢的にも経験的にも親になった人間がセックス(しかもかなりエロい)をする想像が出来ないけど、いくつになっても愛し合うのは素敵だとは思う。この本は特殊なやり方が多くて、凄かった。。 -
重松清さんの官能小説
軽い気持ちで手に取ったけど衝撃だった
きっと20年後とか30年後に読んだらこの本に込められた夫婦愛がわかるのかな
著者プロフィール
重松清の作品
