チルドレン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 25453
レビュー : 2360
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062757249

感想・レビュー・書評

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  • チルドレンⅡの着地が良い。陣内は憎めない奴だけど、ずっとツルむのはしんどいかw 鴨居や永瀬のことも深堀してほしいね。

  • 勿体なくてなかなか読めずに本棚に置いておいたがサブマリンが出たので遂に。相変わらずに優しい文体が心を和ませてくれる。

  • 軽やかに読める短編5編。陣内は眺めている分には愉快痛快だろうけど、身の回りにいたらあんまり関わりたくないだろうな笑 それよりは永瀬や鴨井とぜひ友達になりたい。

    障害とか差別とか少年犯罪とか、かなり重いテーマを軽くしてしまう(軽々しく、ではなく)描き方が読んでいて気持ちいい。「みんな重たく考えるけど、ほんとはみんながもっとこんな風にシンプルに、でも真摯に考えてくれたらあっさり解決するよね」と言ってくれるような。

    あと何気に音楽の素晴らしさの描き方と、目の見えない世界の描き方が見事だと思う。

  • 『サブマリン』の前作にあたる作品。
    サブマリンと比較して、陣内と彼の父親の因縁の描写が多かったり、登場人物たちの関係性がより描かれていたり、あー確かにこっちが1作目なんだなと感じた。

    短編集という体裁なので飽きることなく読めたし、それでいて全部の話が色々なところでリンクしていて発見するのが楽しかった。

    個人的にチルドレン2とインが特に好き。
    解説によると別作品ともリンクしているみたいなのでそっちも読もうかな。笑

  • 続編のサブマリンを読むために、こちらから読み始めた。
    陣内の突拍子もない、自分でもそう思っていないだろう言葉が、奇跡を起こす。
    奇妙な、そして体から力が抜ける物語。
    しばらくすると、奇跡を求めてまた読みたくなるかもしれない。

  • 物騒な?陣内くんとその周りで起こる謎の?お話。
    『バンク』でいきなりガツンとやられました。現在と過去の話が交互に出てきて、それでも変わらない陣内くんがいました。
    続編の『サブマリン』も期待!

  • 続編を読む前に2015年以来の再読。
    良く言えばマイペース、悪く言えば自己中な男、陣内を中心に巻き起こる身近な事件を描いた連作短編集。

  • 伊坂幸太郎作品は、僕には難しすぎる!と思っているのだけれど、その中では一番受け止めやすく、わかりやすく面白かった短編の連作集。

    • 黒猫ぽちさん
      一見はちゃめちゃで、実際もはちゃめちゃな陣内さんの醸し出す雰囲気がとても面白かったです。特に、ダメおやじをボーカルにスカウトして前座バンドで...
      一見はちゃめちゃで、実際もはちゃめちゃな陣内さんの醸し出す雰囲気がとても面白かったです。特に、ダメおやじをボーカルにスカウトして前座バンドでかっこいいパフォーマンスをするシーンは最高にカッコ良かったです。
      2018/10/07
  • 「陽気なギャング」シリーズでもそうですが、登場人物の個性の魅力、言葉の言い回し、会話のテンポの良さ、そしてその読み心地の良さがいいなと思いました。銀行強盗のシーンでの会話や、盲目の永瀬がおばさんに5千円をもらい、「おまえだけずるい、何でおれはもらえないんだ」と言っている会話など、まっすぐで無遠慮な、ある意味で純粋な陣内がいい感じです。そういった何気ないところで伊坂幸太郎の世界観があって好きでした。

    短編として読んでいきますが、各々の話には繋がりがあって最後に綺麗に収束していくところ、流石でした。

  • 短編集のふりをした長編小説。
    非日常的な出来事を目の前で起こってるかのような臨場感で、日常的な出来事をユニークで非日常的に描く。
    読みやすく面白かった。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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