チルドレン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 25381
レビュー : 2354
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062757249

作品紹介・あらすじ

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々-。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 伊坂幸太郎の作品によく出てくるぶっ飛んでるけど自身の正義を持っている男「陣内」を中心に進む物語。
    これまた伊坂作品ではおなじみのスマートでさわやかなキャラクター「永瀬」もかっこいい。

    周りがどう思おうと自分自身を貫いている人間を見ている(読む)のは気持ちがいいし、憧れるから(本当にめちゃくちゃだけど何故か真理を突いていることもある)、そして永瀬が持ってるような暖かな聡明さを感じるのも心地よく、かといってごく普通に悩んだりする鴨居や武藤のような人がバランスよく登場することで、もしかしたらこんな世界が私のそばにもあるかもな、と思えてしまう。"甘いかな。"



    「俺たちは奇跡をやってみせるってわけだ。ところで、あんたたちの仕事では、奇跡はおこせるのか?」

  • これを読んだみんなは陣内のハチャメチャさに驚き、
    そして彼の生き様のかっこよさに羨望すると思う。
    そんな人がいたらいいなぁと思う。
    この本もまた、伊坂幸太郎ならではの
    つながる短編が長編に変化する、という作りだった。
    だからそれぞれの話につながる人物が出てくる。
    でもどれも陣内が登場し、周りを引っ掻き回し、巻き込み、心に爪痕を残す。すごいなって思った。
    それでいて、気取っておらず、ありのまま生きてる彼に私はいいキャラクターを創ったなぁと思った。

  • サブマリンを読む前に再読。

    すっかり忘れてしまっていたため、再読して良かった。

  • 2019.3

  • 面白かったけど、もっと5話が強烈に繋がるくらいに思っていたのでそこだけ残念。でもとても読みやすくすいすい読めた。次も伊坂さんの本を読もうかなと思っています。

  • 私はこの物語、大好きです。陣内は、破天荒て言ってることも適当だけと、誰にも媚びない強さと、どんな人間でも平等で対等に向かい合える優しさを持ち合わせている。近くにいたらめんどくさいヤツかもしれないけど、信頼できる人間。こんな物語を書ける伊坂さんも、カッコいいって思う。読んだらスカッとする一冊!

  • 201908

  • 続編のサブマリンともしっかりと繋がっていて、読み応えのある作品。特に、永瀬の感覚の表現方法は繊細かつ小難しくなく、とてもよかった。

  • 陣内という一人の男を取り巻く人の視点のストーリーが5つほど並んだ短編集っぽい物語、ちゃんと完結する。

    陣内というやつがただの頭の狂ったやつかと最初思うのだが、これがやることなすこと奇妙な展開を見せて面白い。

    自分がこいつの友達だったら自分は何て言われるんだろう、と想像すると面白いものである。

    サクッと読めます。キンドルで300円ちょいとお得!

  • 陣内さんが好きです。満点あげちゃう。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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