- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062757485
作品紹介・あらすじ
初文庫化エッセイ集3
変わらない食卓の風景。変化する昭和の街角。
人生の達人が綴る、豊かなる暮しの情景。
作家として多忙な日々を送る著者が、毎日、楽しみにしていたわが家の夕めし。子供の頃から好きな冷奴に、ついつい食べ過ぎるとろろ飯……。自作が、テレビドラマになったときの感想のほか、瀬戸内寂聴さんに「マジメ人間にして、大淫乱」と評された話など、暮しの達人が多彩な面を垣間見せる随筆51編を収録。
感想・レビュー・書評
-
確かに昔の時代を感じさせる内容も多いが、食の本質に触れているのを感じる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の昭和44年から49年のエッセイをとにかく集めて一冊にした本です。したがって内容は千差万別、書名のような食べ物に関するものもむしろ少数です。
-
ここでも気になったのが著者の母の言葉。「私は貧乏をしても、決して夜なべに着物をぬったりなぞしたことはない。むりをしてはたらいたことなぞ、一度もない。」
-
単行本刊行時に読んで以来の再読。エッセイだけでなく歴史紀行が面白い。
-
昭和44年以降の6年間に散発的に書かれて埋もれていた単発のエッセイを集めた作品。全51編のエッセイは池波氏の食だけに限らず多彩な趣味等人生の達人を思わせる。
-
これは、池波さんのエッセイ人気に乗じて、こういう題名をつければ売れるだろうという思惑が丸見えのダメな本だ。
-
2011/11/03完讀
昭和44~50年間エッセイ共51篇。
(240page) -
歴史ネタ多し!
-
夏休み帰省中にようやく読んだよ。