新装版 妖怪(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 123
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062757867

感想・レビュー・書評

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  • レビューは下巻で。

  • 16/10/4読了

  • まぁ普通かな

  • ふと寄った本屋で発見。司馬遼が室町時代書いてたなんて知らなかった! 言ってよそういうことは! と思って即買いして読んだのです、が……期待しすぎるのもよくないのかなー。
    もっと富子と今参りの局の暗闘がもっとがっつり書かれてるのかなと期待したら、メインはどちらかというと今参りの局に雇われた(?)幻術師、唐天子の幻戯のほうでした。でも室町というか応仁の乱前夜の京のあの荒んだ雰囲気とか、富子のキャラクターとかはけっこう好みで、楽しく読めました。

  • 人と人との化かしあい。登場人物の生き方が、刹那的でひょうひょうとしていて個人的には好き。
    源四朗も騙されすぎだけどなんだか憎めない。
    苦参(くらら)という名前の娘がでてくるが、一見きらきらネームにみえるけどこれは植物の名前だそうなので、由来を知るとかえって粋にみえる。

  •  批判多いレビューなどを拝見して、淡い期待のまま読み始めた。しかし、意外にも、当時の生活感が生々しく描かれており、教科書には載っていない室町末期の姿を垣間見ることができ、楽しく読み進めることができた。
     室町時代までにはなかった下剋上という概念が示すように、室町末期は非常に不安定な時代であった。それまでの庶民が持つ価値観は否定され、何を信じていいのかわからない時代であった。人の精神に巣食う闇が物の怪(もののけ)という形で誇大に表現されていた。そのような時代背景から出てくる、当時の人の「心の闇」の表現方法は、抜群に饒舌であると感じた。
     私は、そういった視点を持ちながら読んだ。下巻に期待。

  • 司馬遼太郎の室町時代の妖気ものだが、史実がちょっと混ざっているだけで今一つな内容。下巻を早く終わらせないと。

  • 上下

  • 司馬氏の作品を「歴史忠実もの」「幻術もの」に大局するとすれば、この小説はどちらの性格も持ち合わせているのではないか。日野富子とお今の局の対立は女として興味深く読んでしまいます。

  • 初・司馬遼太郎です。有名だから一度読んでみようと思い、これなら上下巻で短いからと選んだ一書。
    室町時代の8代将軍の時代、将軍になろうと京都にやってきた主人公、源四郎は、行く先々、着いた先々で奇奇怪怪な出来事に巻き込まれていく。

    主人公にこう・・・心に一本筋みたいなもんが一切なくて読んでてムカつきましたうちは。

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プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

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