- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062758017
作品紹介・あらすじ
これだから、人間はやっかいだ。深く関わりあえばあうほど、枷は重くなる。自分のためだけに生きるのが困難になる。火藍から沙布が治安局に連行されたことを告げるメモを受け取ったネズミはそれをひた隠すが、事実を知った紫苑は救出に向かう決心をする。成功率は限りなく0に近い-物語は疾走する。
感想・レビュー・書評
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理想郷とその闇を描いた作品で
舞台はSFながら
今現代のさまざまな課題が取り上げられた作品でした。
児童小説?になるのかな、文体も凝ったものでなくてとても読みやすくまた面白かった。
紫苑とネズミ、他登場人物も魅力あるキャラクターなので全9巻、最後まで読みたいと思います。詳細をみるコメント2件をすべて表示-
あんずさん懐かしいです!学生時代大好きな作品だったので、つい嬉しくてコメントさせていただきました。ぜひ、魅力的な登場人物たちの行く末を最後まで楽しんで...懐かしいです!学生時代大好きな作品だったので、つい嬉しくてコメントさせていただきました。ぜひ、魅力的な登場人物たちの行く末を最後まで楽しんでください(*^^*)2023/10/13
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ひろさんあんずさん、学生時代に読まれたんですね。そう聞くと、後れ馳せながらという気持ちで気恥ずかしいところもありますが、とても面白い作品ですね。大好...あんずさん、学生時代に読まれたんですね。そう聞くと、後れ馳せながらという気持ちで気恥ずかしいところもありますが、とても面白い作品ですね。大好きだったのはよくわかります。これは最後まで楽しく読めそうです。最後ですがコメント嬉しく思いました。ありがとうございました!2023/10/13
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3巻も一日で読破。
今回は 紫苑がネズミに別れを告げるシーン、そしてネズミが紫苑を迎えに行くシーンに心打たれました。
紫苑の純情さ、優しさ、ひたむきさ、他人の為に泣くことができる感受性と純粋さ…大好きだし、憧れます。
紫苑がネズミと一緒に居てくれて良かった。
ネズミにとっての大切な人になってくれて、本当に嬉しいです。
そして、ネズミ。
今まで他人と繋がらないようにしていたネズミだけれど、紫苑が大切な存在となった。
その紫苑に別れを告げられたとき彼が涙したこと、
迎えに行った時 強くて、真っ直ぐで、熱くて、重みのある…上手く言葉で表せないけど、紫苑に向かって真っ直ぐにぶつかって行ったこと。
人を求めたり、心が揺れたり、そういった「人間らしさ」をネズミが見せてくれたことが すごく嬉しかったです。
「別れのキスなんか二度とするな」という言葉には「もう二度と離れるな、一緒に居ろ」という意味が含まれていたように感じて、とても感動と切なさを覚える場面でした。それにその場面からは、ネズミの紫苑に対する気持ちの重さ、種類が当初とは変化しているようにも感じられて、二人にはいつまでも一緒に、共に暮らして幸せになって欲しいと願わずにはいられません。
派手なアクションシーンも良いけれど、心の揺れが描かれた場面の方が好きですね。
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沙布がどうなったのか、紫苑が助け出せるか? 不思議な病気は、どうなっていくのか?
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あさのあつこ氏のSF小説『NO.6』第三巻。ネズミを使って近くて遠い未来都市に住んでいる母親と連絡を取り始める紫苑。そのカ 彼を理解できない謎の少年『ネズミ』との共同生活がスリリングに動き出す。クライマックスでは紫苑に恋焦がれる少女沙布が治安局に攫われる。かなり面白くなってきました。
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9巻にて