- Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062758109
作品紹介・あらすじ
1枚の絵に隠された亡き父の想いとは
2歳で別れてから24年。音信不通だった父が亡くなった。その知らせを受けて以来、駆け出しのフリーカメラマン・絹田信一の身辺は急に騒がしくなる。唯一遺品として受け取った、父が描いた絵。それをめぐり、不穏な動きを見せる人間たち。恋人、友人も様々な事件に巻き込まれ、信一は絵に秘められた謎に挑む。
感想・レビュー・書評
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600ページあった本編も半ばまでは結構ゆっくり読んでたのだが、残り1/3から一気に読み終えた。加速がついたのには登場人物がより鮮明になって、スリルを与えてくれたからだった。
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前半は次々とページをめくりたくなるストーリー。
後半の、『まさか』はあったけど終わり方がもっとハッピーエンド寄りだったらなー。
それでも、大沢在昌さんの作品は面白い! -
テンポよく読めて、なかなか面白かったけど、なんか終盤が雑かな…
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夢の島上陸後が随分大味だったなあという印象。
近所の中華料理屋を思い出しました。ここの餃子が
まあ普通で。あれええと何ラーメンの話だっけ? -
島へ行ってからの展開がすごかった。
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出てくる悪党がどいつもこいつも薄っぺらい、主人公の親友でさえ薄っぺらい
その分親父や主人公のキャラが魅力的に感じた。 -
なかなかありえない展開。
誰も彼もが怪しいし、先が気になって
わーっと読んでしまいました。
が、読み終わりが
『へー』
って感じ。
余韻があまりないなー。
なんでだろ。
一気読み出来るんだから、おもしろいと
思うんだけどな。 -
2歳で別れてから24年間音信不通だった父親の<遺産>が動きだした。
フリーカメラマン絹田信一は、謎の島を見つけ父の真意に辿り着けるのか。
親子の絆を描いた長篇ミステリー。
一体誰を信じたらいいのか・・・
読んでても、先が気になって気になって(笑)
分厚い本でしたが、あっという間に読み終えてしまった1冊。 -
(読んだのはたぶん双葉文庫版)(r)
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2歳で生き別れてから24年間、音信不通だった父がなくなった。父が残した夢の島の絵をめぐって不穏な動きが始まって、殺人事件にまで発展していく。
本書を半分ほど読み進めると夢の島の「夢」の所以がわかるんですが、そこにいたってようやくどこかで読んだことがあるという記憶。読み進めるうちに既読感は強まったが、かといって、結末は思い起こせぬまま読了。あとで蔵書データベースを調べたら、確かに約5年前に双葉社文庫版(読感なし)を読んでいたこと判明(^^;
面白かったんだけど、記憶に残っていなかったということは。。。どうなんでしょう?
(2007/10/19)