冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

  • 講談社 (2007年8月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784062758222

作品紹介・あらすじ

エンターテインメント界注目の大型新人・辻村深月が贈る青春小説
閉じ込められた8人の高校生――雪はまだ降り止まない
「ねえ、どうして忘れたの?」

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 雪が降る中クラス委員をしていた親友だけが
    登校して他に誰もいない。
    外にも出られない状況に気がつけば
    全員あの日に誰がそうしたのか
    思い出せない状況に困惑する。
    一人ひとりの思いがある中で
    親友同士の優しい思いが伝わってきます。
    下巻が楽しみです!

    • きたごやたろうさん
      いえいえ。
      私はココではまだまだひよっこですよ笑。

      辻村さんも大作が多いから、読むとき気合い入りますよね!
      いえいえ。
      私はココではまだまだひよっこですよ笑。

      辻村さんも大作が多いから、読むとき気合い入りますよね!
      2024/12/11
    • 本ぶらさん
      「いいね」ありがとうございます。
      お礼の「いいね」をしたいと思うんですけど、本が……(^_^;)
      頑張って読んでください(爆)

      こ...
      「いいね」ありがとうございます。
      お礼の「いいね」をしたいと思うんですけど、本が……(^_^;)
      頑張って読んでください(爆)

      この本は、ずいぶん前に読んだことがあります。
      でも、全然憶えてないです(^^ゞ
      2025/08/27
    • まめたカチカチパスタさん
      本ぶらさん 何時もイイねありがとうございます♪

      頑張って読みます!^_^
      本ぶらさん 何時もイイねありがとうございます♪

      頑張って読みます!^_^
      2025/08/27
  • 2004年第31回メフィスト賞。
    ヒロインは 辻村深月。

    こんな作品が応募されてくれば、それは、選ばれてしまうでしょう。

    雪の降るセンター試験が迫るある日。
    いつも通り登校したのは、なぜか8人。
    入る事はできるが、出る事ができない校舎。
    時計は、ある時間で止まっている。

    彼らは、2ヶ月前の学祭最終日に 校舎から飛び降り自殺した学生のクラスメイト達。
    異様な世界に動揺する者、冷静な者。
    この世界を創りあげたと思われる自殺者は誰だったのか。
    8人の抱えた過去を丁寧に描いていく。
    ...丁寧すぎるかな、長いわー。

  • 学園もの。後半で感想は纏めようかと思います。
    取り敢えずここまでは面白かったです。この先でどんな展開になるのか、ちょっとまだ結末は読めてないですね。

  • kaniさんのレビューが凄すぎて、直ぐにAmazonでポチった一冊。
    もう読むしか無いでしょう!!と言ったレビューだったので(笑)

    Amazonから届いた時、その厚みにびっくり。
    前半、後半の2冊があるわけだが、どちらもかなりな厚み。

    これは期待出来るぞー(笑)


    先ずは前半。

    あら。。。これは私の嫌いなファンタジーの世界かしら??(笑)

    辻村先生処女作らしく、文章も辿々しい(^_^;)
    少しばかり読みにくさを感じてしまった。。

    それに加えて、主要人物が校舎に集まるまでにかなりのページ数を使っている。

    物語は今のところほとんど動かない。
    というかページ数の割に、動きが遅すぎる。。。

    さて、ここから後半どうなるのか???

    前半はちょっとばかし、私の好みとは違いましたー。。。ごめんなさい。。。

  • 辻村深月さん(1980~)の作品、ブクログ登録は7冊目になります。

    本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。

    ---引用開始

    雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろうー。第31回メフィスト賞受賞作。

    ---引用終了

  • 第31回メフィスト賞受賞作品。

    雪の降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。

    止まない雪、内側から開かない扉、繋がらない携帯電話、無人の教室、5時53分で止まった時計。

    凍りつく校舎の中、2ヶ月前の学園祭の最終日に死んだ同級生のことを思い出す。

    しかし、それが、誰だったのか、思い出せない。
    どうして、忘れてしまったんだろう。

    どうやら、自死した人物の精神世界に閉じ込められたらしい。

    この世界から脱出するためには、早く、誰が自死したのか、思い出さなければ・・。

    591ページ。ようやく読み終えた先に、
    (下巻につづく)の文字。
    長い・・。

  • 雪が降るある日。
    かなり寒い朝の描写から始まる物語は、大学入試を控えた男女が2人ずつペアで登場し、学校へと入って行く。
    だが他の人の気配はなく、先生さえいない…
    あれっ、登校日だよねと誰もが思っている。
    そのうち学校から出られなくなる。
    そして、10月の学園祭の最終日に自殺したのが誰だったのかを皆、思い出せなくなっている。
    何故、誰も死んだ同級生の顔も名前も忘れてしまったのか…

    もうこの辺りで気になって仕方がない。
    この8人以外、誰も出てこないのか?

    県下でも有数の進学校に通う彼らたちはもちろん優秀でありながら皆んな個性豊かでもある。
    家の事情もさまざまだからこそ悩みもある。

    どうなっていくのかと思いながら読み進める。
    1人ずつ少し前のことを思い出しながら心のうちを曝け出しながらいなくなる。

    充が、清水が、昭彦が、

    いなくなる。

    もう目が離せなく下巻へ。


  • 私たちの時代はteenagerにとって学校という狭い世界が全てだった。今は学校以外やSNSの世界があるが、それでもやはり学校の友人関係が中心なのは変わっていない。そこにはさまざまな生徒がいて、ひとつの言葉で、出来事で傷つく繊細な人もいて千差万別。そんな心の傷を開かせようとする悪意のミステリー。
    初めは長いなと感じたが、明彦の話には非常に考えさせられた。下巻では、いよいよ謎解きが待っているはずなので先に進みたい。

  • 同作者「かがみの孤城」があまりにも素晴らしすぎたので、永遠と本棚の肥やしとなっていた辻村深月作品を読む事に。彼女=と言っても過言ではない(らしい)こちらの作品、なるほど教科書通りの人物紹介「起」の整った文章は原点でもしかり。しっかりワクワクさせてもらいながらページを捲る。

    主に土台作りのこの前編。キャラクターの特徴 特性 立ち位置 が丁寧に綴られている割には個々のキャラが薄い。深月ちゃんとそのかれぴっぴ、ヤンキー少年、そしてやたら破天荒アピールしてくる先生。
    主にここら辺しか印象に残らない。充分なのかもしれないが。

    謎ルール蔓延る冷たい校舎、ホストとなる顔の無い自殺者、疑心暗鬼となる少年少女達の心情と並行して、着実に不穏へと進んでいく物語。
    ここらでやっと各々の個性が光り出し、人物の言動がマッチして来た事により、全てを把握したいマンの私はページを戻す羽目になる。中々先に進めない小説は苦手だ。私の脳内キャパの問題なのだが。

    とまぁややテンションゲージは下がっていたものの、これは伏線だと隠す気が全くない気になるワード達がひょこひょこ顔を出してくるので途中放棄をさせてくれません気になりますもの。

    ダークでホラーな雰囲気なのに何も起こらないもどかしさでトータル約1000ページのこちらの作品、スローペースで読み進める事となったが、それは前編の終盤で解消され、私の鼻ちょうちんが割れた勢いで後編に続きます。。。( ゚∀ ゚)ハッ!

  • 久しぶりの上下巻もの。

    ここまではすごく良い。

    続きが気になる終わり方、
    ストーリーの展開、
    誰にでもあり得る心の描写。

    さて、下巻を楽しみましょう。

  • なんと、作者の名前が登場人物となっている。と、そこに「何か意味があるのだろうか?」、「過去、友達で悩んだのだろうか?」、「自分の名前を使ってそのギャップはないのだろうか?」、「進学校に通っていたのかなぁ?」、「学生時代に亡くなった友人がいるのだろうか?」とか、すごく引っかかってしまった。(でも、辻の字が少し違うのだが)

    まだ、上巻なので勘違いがあるかもしれないが、深月が角田春子から受ける「いじめ」、「妬み」、昭彦の中学同級生・の「いじめ」による「自殺」。そして高校同級生の「自殺」。
    これがテーマのような気がしながら読んでいるのだが…

    朝から降り続けている雪の中、県内一の進学校である西南高校3年2組の辻村深月は、幼なじみの鷹野博嗣と一緒に登校する。
    そして。停学明けの菅原と佐伯梨香も一緒に登校する。
    また、同じ時刻、コンビニで寒さを凌いでいた桐野恵子が同じくコンビニに避難した藤本昭彦と会いこの後、登校する。
    さらに駅では、学費免除の特待生・清水あやめは片瀬充が出会い登校する。
    ただその日の朝は、彼ら以外の西南高校の学生たちの通学姿がないのが、不思議であった。
    静まりかえった校舎には、3年2組の学級委員である彼ら8人だけでった。そして、校舎から外に出れなくなっていることに気がつくのである。
    開かない扉、5時53分で止まった時計、圏外を告げる携帯電話…全てに違和感があるシチュエーション。
    そして担任・榊の机の上に置かれていたフォトスタンドに写る学級委員は7人。1人足らない…
    さらに2ヶ月前の10月12日の学園祭で、同級生が屋上から飛び降り自殺していたが、彼らの誰もがこの同級生の顔も名前も思い出せない。
    彼らは、5時53分はその同級生が亡くなった時間であり、その同級生が彼らの中にいて、自分の世界に彼らを招き入れているのだと推測する。

    止まっていた時間が動き出した…そして次の5時53分がやってきた時、彼らのうちの誰かが石膏化して消えていく。

    なぜ、担任の榊は学生たちに慕われ、彼らの回想の中に頻繁に登場しているのに、ここにいないのか??絶対にこの物語の種明かしが榊にある。
    そして、「ホスト」が彼らに恨みがあるのであれば、亡くなった同級生は、角田春子しかいないのだが…
    作者があえて自分の名前を出して、自殺者を深月だと思わせていると読んでいるのだが。

    とにかく、今のところ全く展開が読めない。ただ、自分がこの中にいたら気が狂るであろうことだけがわかっている…

  • ずっと積読していた辻村深月さんのデビュー作。最初は長いなーと入り込むのに時間がかかりましたが、思春期の痛みの描き方がさすが辻村深月さん。一人一人の心理描写を丁寧に描かれてる分、下巻の回収が楽しみです。
    ホラーテイストと予想してなかったので、急なホラー展開に中盤ヒヤり。夏を感じさせてもらいました★(作中は雪の降る真冬ですが笑)いざ下巻へ。

    • マメムさん
      初コメです。
      デビュー作と思えないほどに描写が感情を揺さぶりますよね。イメージしやすい文章だからこそ、ホラー展開は私もゾワッとしました。下巻...
      初コメです。
      デビュー作と思えないほどに描写が感情を揺さぶりますよね。イメージしやすい文章だからこそ、ホラー展開は私もゾワッとしました。下巻の感想も楽しみにしています。
      2023/08/20
    • あささん
      マメムさん
      コメントありがとうございます♪
      ものすごく共感です。もういい大人なのに心ガシガシ掴まれます。果たして自殺したのは誰なのか、この人...
      マメムさん
      コメントありがとうございます♪
      ものすごく共感です。もういい大人なのに心ガシガシ掴まれます。果たして自殺したのは誰なのか、この人かなー?の予想がコロコロ変わり、全く予想がつきません。
      2023/08/20
    • マメムさん
      あささん、お返事ありがとうございます。
      辻村深月さんの作品は今の子どもにも、子どもであった大人にも共通する感情を表現されているので、下巻も真...
      あささん、お返事ありがとうございます。
      辻村深月さんの作品は今の子どもにも、子どもであった大人にも共通する感情を表現されているので、下巻も真相含めて楽しんで下さい♪
      2023/08/20
  • はじめてミステリ中のミステリを読んだ。結構怖い・・・。犯人がだれか考えながら読んでるけど難しい・・・。下はある試験が終わってから・・・

  • 面白いです。良い意味でなんとも言えない世界観。
    上下巻読み終わったので、感想は下巻にて。

  • 中学や高校に進学した時など、クラスに知っている友達もほとんどいない時、まず出席番号順か何かでたまたま座った席の隣の人から会話をはじめ繋がりを求めていきます。お弁当を一緒に食べたり、下校の際に一緒に帰ったり。そんな中で偶然にも自分に合う人であればよいですがなかなかそうはいきません。それから半年、一年と経つ中で毎日のようにかかわり続ける人たちの中でそれぞれの人となりを知って彼ら彼女らと交流を深め、お互いの関係を作っていく。この作品、上巻だけで600ページもあるのに極めて限られた空間で、半日しか時間が経過しません。そんな中で主人公たちそれぞれの視点からの今までがとても丁寧にひたすら丁寧にゆっくりとした口調で語られていきます。しかも極めて限られた内容のことばかり。そんな中で深月に対する昭彦に対する見方も随分と変わっていきます。まるで自分が交友関係を築いていくかのように。それもあって、読み始めた際の全体の作品の雰囲気もどんどん変わって、作品冒頭で語られる校舎の印象までも変化していきます。そう、進学してその学校の一員として馴染んでいく過程を辿っていくかのように。

    この作品を読んでいて感じたのは誰もいない夜が明ける直前の海岸にいるような感覚です。誰もいない静かな夜明け前の海岸、そこに昨日作られたのか小さな8つの砂山がある。静かで平和でいつまでも続くかのような世界。でも、時が経ち、汐が満ちていく中でそれらの一つがさらわれていく、でもそれは一瞬のことで何もなかったかのように、また時が経過していく。そしてまた次の砂山が、という繰り返し。元からいくつあったのかのかもわからなくなっていく。小説の世界は砂山でなくてそれは人間であるという事実。とても怖い世界。でも、この世界にいつまでも浸っていたいと思わせるような心地よさがどこか漂う神秘的な世界。ゆっくりゆっくりと真実に空が白んでいく。下巻では全ての真実が明らかになるだろう期待感の高まり。

    すっかりこの世界感にハマりました。下巻もとても楽しみです。

  • 仕事が忙しく途切れ途切れで読んだ。ホストは誰なのか。。続きが気になるのに睡魔に勝てない。゚(゚´Д`゚)゚。

  • この辻村深月のデビュー作は8人の高校生が雪の降る日に校舎に閉じ込めらるところから始まる。文庫本上巻で591ページと長い物語は、閉塞した場所の中にいる高校生たちの爽やかな青春の裏にある不安、疑心、後悔、様々な葛藤が丁寧に、綿密に描かれる。
    すでに何冊もこの作家の本を読んでいるから、この人はこれを描きたかったのだなあと思うが、ページ数に制限のない賞に本作を応募したいうから、どこも端折ることはできない思いがある話なのだなぁと感じて読み進む。
    ストーリーはまだ半分だが10年以上後に書かれたかがみの孤城や傲慢と善良にどう繋がるのだろうなどと余計なことも考えてしまう。とは言え、物語はまだ全く先が見えない。閉じ込められた高校生たちはどうなるのか、時の止まった校舎は解き放たれるのか、500ページ以上ある下巻に引き込まれる自分が少し怖い。

  • 自殺したクラスメートの思念に取り込まれた8人。でも誰が死んでしまったのか思い出せない。思い出した人から一人ずつ思念の世界から退場していく。いったい誰が死んだのか、何で彼らが取り込まれたのか、彼らの罪とは何か。
    登場人物の心理描写を丁寧に書き上げている。どの子にしても、自分を反映しているようにおもえて感情移入出来る。ジワジワと追い詰められる感じは作者の真骨頂。処女作から遺憾なく発揮されていたのかと、感心してしまう。
    さて、後半も楽しく読めそうです。

  • 上巻を読み終えて、まだなんとも言えないなぁ。

    登場人物の誰がどういう感じなのかはまぁ分かった。

    取り急ぎ下巻を読みます。

  • 辻村深月のメフィスト賞受賞作。
    本格的なレビューは下巻にまとめて書きますが「鏡の孤城」の前身のような印象を受ける作品。

    序盤、微妙に読みづらい。
    辻村深月の作品を複数読んでるから比較してしまうんだろうけど、デビュー作だからか、地の文に文学的表現を使おうと頑張ってて、不自然とまではいかないけど消化不良になりかける量、というか。
    だが、後半にかけてどんどん自然になっていく。執筆経験がまだ浅い作家は一つの作品の中でも成長すると聞いたことがあるが、それを感じさせられた。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻村深月の作品

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