ドアの向こう側 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 99
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758246

感想・レビュー・書評

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  • まさかの幼稚園児探偵(笑)
    なのにクールでおちゃめでハードボイルドな楽しいミステリーです

  • 立川→鎌倉はけっこう身近な感じ。「B型の女」はスマホがまだなかった時代に書かれた話で、そうそう、昔は電車の乗り換えは「どのくらい知っているか」という情報力で勝負してたなということを思いだした(どのルートが速い、安い、乗車位置とか)。子ども×ハードボイルドという点が楽しむポイントだけれど、素直に手放しで楽しむことができなかった(時代が変わったせいか、自分の年齢のせいか)。

  • 幼稚園児の心の声がハードボイルドしてて笑えます。
    水乃サトルよりこちらの方が好きです。

  • 『B型の女』
    ケンイチに連れられて鎌倉で行われる結婚式に向かう信介。途中の電車の中でもめる近所に住むカップル今田丈太郎と村上静子。周囲の迷惑になり注意受けるが逆切れ。中年女性に向かって吐いたセリフ。結婚式場で遺体で発見された今田丈太郎。

    『長く冷たい冬』
    スキー場にやってきた渋柿家。スキー場付近に現れる不審な車。信介の知り合った子供たちや老人たちが轢かれそうになる。スキー場で行われる犬ぞり大会。信介が聞いた外国人の会話。「200キロは重すぎる」の謎。

    『かたい頬』
    ゴリさんと共同で購入しようとする別荘で8年前に起きた少女失踪事件。別荘の管理人をしていた元の土地の持ち主・土田。関係者に話を聞く信介とルル子。元巡査長の井出の証言。

    『ドアの向こう側』
    カオルコちゃんから兎の失踪事件を依頼された信介。庭に侵入した信介を怒鳴りつまみだした木佐老人。ケンイチが抱える事件。近所に住む野田老人と介護をしている姪の渡部友子が甥である野田敬三を殺害したとの訴え。訴えた老婆が目撃した青白い顔の秘密。

  • 少年ハードボイルド小説。

    読んでる最中に読者が推理を働かせられる、という感じの突拍子もなかったり、奇想天外なトリックだったりじゃなくって楽しめた。

  • 私は振り返らずにそう言い、本物の男の子の背中を彼に見せつけてやった。

  • 渋柿探偵シリーズ第3弾。

    すっかり「時をかける探偵」になってしまわれた渋柿探偵。
    アバレンジャーってこのころなのか…

  • 2007年8月20日読了

  • コナンの精神年齢を幼くしたような幼稚園児が探偵の話。流石幼稚園児と言うべきかシンちゃんの言葉に突っ込みどころ満載で面白い。「パパは僕に似てハンサムだ」ってどうなんだシンちゃん…!笑 文章としては強ち間違ってないようにも思えるんだけどこれはどうなんだ。こんなキャラの強い幼稚園児が出てくるとは思わなかった。これシリーズものらしいので他のも読んでみたいものです。

  • 2007/8/11ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2011/6/15〜6/16

    幼稚園児私立探偵、渋柿信介シリーズの第3弾。
    「B型の女」、「長く冷たい冬」、「かたい頬」、「ドアの向こう側」の4編。個人的には「かたい頬」が○。
    相変わらず、渋くモテモテのシンちゃんが、元アイドル歌手のママ、ルル子とアルマーニを着こなす刑事であるパパ、ケン一とともに事件を解決する。しかし、シンちゃんの台詞まわしが面白いなぁ。単にハードボイルドを茶化しているわけではなく、愛情がある毒というか。阪神タイガースが弱い頃にファンが自嘲的に阪神の悪口を言っているような、そんな愛情が感じられる。
     このシリーズはこの作品以降発表されていないので、是非続編をお願いしたい。

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著者プロフィール

1959年、東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。
1990年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』(講談社文庫所収)が佳作入選。1992年に『地獄の奇術師』でデビューし、推理小説界の注目を大いに集める。全4部からなる長大な本格推理小説『人狼城の恐怖』は1999年版の本格ミステリベスト10の第1位を獲得した。
近著に『巨大幽霊マンモス事件』(講談社ノベルス)。

「2018年 『増加博士の事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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