ほんとに建つのかな (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 55
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758284

作品紹介・あらすじ

愛する3度目の夫ユーヤと4人の子ども(ユーヤとの子は下2人)との生活のために、家を建てようと考えた私。前の夫への慰謝料を抱えた身でどこまでローンが組める!?設計は!?そして目の前に立ちはだかる最大の障害。味方だと思ってたのに!?敵は身内にあり。寝耳に洪水の右往左往家建てコミック。

感想・レビュー・書評

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  • 春菊先生って
    いつも無神経な発言をするひとが
    大嫌いなのに 側にいる率高いんですあせる
    そこが 不憫に感じてしまうけど
    何かが 呼んでるとしか思えなかったり・・・・
    お金のあるなしかかわらず
    家を建てるというのは
    人生での子育てに次ぐ
    一大仕事だなぁ と思いました

  • わた繁でも読んで知ってたけど、家に関するアレやこれ、コンセプト、またその時期に勃発していた家庭内(外?)の事件に思うところが、春菊さん視点でいろいろ腑に落ちる感じがあって面白かった。
    お義父さん傾向の人は会社に1人はいる、けど家庭にいるとこんなにめんどく、いろんな人を消耗させるんだなぁと思った

  • たいへんやのーう。

  • 家族のごたごた大変そう

  • 建って良かったね。

  •  読んでていちばん思うのは「春菊ほどの人でも(この言い方は、もちろん作品をたくさん読んできて勝手に思う人となりよ)自分の家が欲しくなるものなのだ、そして否応なしに現実の人生に向き合わなければならないときがくるのだ、子どもを産むと」という感想。身内の悪口ばかりを描き連ねながらも、なんだかんだ読まざるを得ないこの引力。そこには汚いものからなにから、すべての日本人がとにかく巻き込まれる「日常」があるからです。おもしろいよ。

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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