乱気流(下) 小説・巨大経済新聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 116
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758376

感想・レビュー・書評

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  • 東京経済産業新聞社の内部を描く下巻。主人公の倉本は新聞から東経ビジネスへ出向。そこでそりの合わない藤村が入ってくることになりかみついた。

    その後、日銀クラブのキャップに。合併による巨大銀行の誕生をスクープする。

    しかし、一方で宇野社長の会社私物化が目に余るようになる。倉本は社長室に異動に。そこで、子会社の不正経理が発覚。倉本の先輩後輩のエース記者が、株主総会で改めようとする…。

    この最後の部分がいちばん興味深かった。社内でいかに決起したか。正義を追求するのは、新聞社の役目であり、勇気ある行動に取り込まれた。ただ、それまでの伏線が年表のようで、最後だけの印象。倉本より、追求した萩原の視点で読んでみたい。

  • 宇野社長のワンマン体制となった東経産新聞グループは赤坂のクラブを舞台に「下半身共同体」と囁かれる有り様。社長室に異動した倉本は、子会社の手形流出という仰天情報を得て常務に詰め寄った。醜聞にまみれた経営陣に対する記者たちの闘いが今始まる――。第四の権力たるべき新聞の自浄力を問う衝撃作。

  • 2009年6月か7月に読み終わった本
    http://hydrocul.seesaa.net/article/129954885.html

  • 結局「市場原理」に流されているんでしょうね。通勤の途上「日経」を読みふけっている人達はどう思うんですかねぇ~
    「朝日ともあろうものが」もお勧めです。

  • 一企業人を取るか、一ジャーナリストを取るか、企業に属するジャーナリストならば誰もが葛藤するジレンマ。
    後者を取るのが本来あるべき姿だが、こと日本においてはそれがものすごく難しい。何が共存共栄だよと思ってしまうが、もし自分だったらどうするだろうか、と考えると「ペン」なのか「パン」なのかという問いに「ペン」という答えを出せるかは微妙なラインだと思う。

  • これから読みます。

  • 2007/11/05

  • ミドルサラリーマンって・・・何なの?
    と思う。会社の上層部ってこんなのなのかな?

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プロフィール

1939年東京生まれ。化学業界専門紙の記者、編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされたリアリティに富む経済小説を次々に発表。企業組織の不条理と戦うミドルの姿を描いた作品は、日本中のビジネスマンより絶大な支持を得ている。他の作品に『金融腐食列島』『乱気流 小説・巨大経済新聞』『管理職の本分』『破戒者たち 小説・新銀行崩壊』、などがある。

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