東京DOLL (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1878
レビュー : 210
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758437

作品紹介・あらすじ

マスター・オブ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームソフト制作者・相良は、新作のモデルに翼のタトゥを背負った少女・ヨリを選ぶ。映像モデルとして完璧な「人形」ぶりを発揮するヨリに、MGの孤独は癒されていく。だが、彼女には愛する男の不幸が見えるという異能があった。東京の今を描いた長編恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • ゲームを生み出すMGとモデルのヨリの恋話
    恋愛ストーリーよりも、会社の行方が気になったので読みきった
    うーん、、、ちょっとわからない世界観。性的描写が多いような気がするけど、石田衣良さんはあまり読んだことないので、こんな感じなのかな。。。

  • 21世紀になったばかりの東京,ゲーム・クリエーターの相楽(通称はMG,マスター・オブ・ゲーム)はコンビニのレジでバイトしていたヨリを気に入り,新作ゲームの映像モデルに選ぶ。最初はビジネスの関係だった二人だが…。大手企業がMGの会社を傘下に収めようとする働きかけもあるが,愛する男の来たるべき不幸を予感してしまうという特異能力を持つヨリが見た未来は。(乃木坂46文庫版,表紙は梅澤美波さん)

  • マスター・オブ・ゲーム=MGと呼ばれる三十二歳の天才ゲームソフト制作者がコンビニで出会い新作のモデルにスカウトした二十歳のヨリは、好きな男性の未来の不幸が見える。屋外でヌードを撮ってもどこか爽やかで、生々しさが増えても淡々としている分まあ抵抗は薄い。都会の夜景みたい。ふたりの世界が開放的で眩しい。

  • ・成功者が主人公でそれがセリフや行動に現れていておもしろかった。

    「僕は人の作ったゲームで勉強することはないんだ。ゲームからゲームを作ってもしょうがないよ。おもしろいことはゲームの中にじゃなくこの世界にたくさん転がってる」
    これは他のことにも応用できるとおもった。一つを極めたいときはいろんな角度から、また他の業界についても多面的に知る必要があるとおもった。

    まっすぐな方法を選んでいるだけなのである。
    と書いてあったが、失敗したときのことを考えずにまっすぐな方法を選べるのはすごいことで、躊躇なくできる人間が成功できるとおもった。




  •  MG(マスター・オブ・ゲーム)と呼ばれるゲームソフト制作者・相良と婚約者・裕香、新作ゲームのモデル・ヨリと恋人・ヨシトシの物語である。
     大都会の、暴力、性、サクセスの物語でもある。
     MGとヨリが惹かれ合い、裕香とヨシトシは捨てられる。庶民的な愛情を捨てながら、成功に向かう2人と、大企業の工作が描かれる。
     もう僕は、大都会にもサクセス・ストーリーにも、殆んど惹かれないけれども。

  • 恋愛ものとしては中途半端な印象。

  • 久しぶりに本を読んだ。
    ゆうかさんどうなんのかな、って思った

  • ただの最低なクソ男。の話ではないと思う。ヨリみたいな魅力的な女性にみんななれるんだと思う。
    わたし最近おもったんだけど女として男ってみんなクソだなって思うときある。でも今日男前な方が口堅い女の子紹介してよって言ってたのを聞いて、ああ、男にとっても女って面倒臭いところ死ぬほどあるよなうんうんと思った。男はクソっていってる女もいるしその気持ちはわかるから罪を男に押し付けたいんだよね、それはわかるよ。一方で女はクソって言ってる男もいる。そういう人を側からみると「僕はろくな恋愛をしてこなかったしろくな女に恵まれて愛されたことがありません」って大声で言ってるようなもんだよね。かまちょするんだったら異性を尊敬しようよ。って思った。
    この話に戻りますが、とても読みやすかった石田衣良。
    そしてわたしは原宿・表参道が好きだ。おしゃれでスタイルが良くて美しい、自分に自信があふれてる人だらけな街が好きだ。

  • 相変わらずの読みやすさだけど、IWGPほど面白くない。話の臨場感か?世界観のディープさか?
    他のレビューを読んでみれば、この作家は「美男美女しか描かない」という意味でファンタジーばっか描くんだってね。他の作品は読んでないけど・・。確かにキャラクターが都合よくできすぎてて、大した衝突もない。ヨリと裕香は初めから終わりまで争わないしね(笑)残念なのは敵との決着が数ページでついちゃうところ。敵の情報が自分の彼女から簡単に手に入っちゃうのも面白くない。
    そういえば、さんざん引っ張った「ヨリが好きになった男は酷い目にあう」って話は結局主人公にふりかからなかった。何らかの形で降りかかれよ・・w


    セックスシーンの異常な多さは何のため?妙に実体験的なリアルさがある・・・。

  • ゲームデザイナーのMGが見つけたモデル、ヨリは好きな人の不幸が見える。

    IWGPと同じ都会のコンクリートの匂いがする作品。

    他の人のレビューにもあるがエンディングが今一消化不良。

    石田衣良さんは短編の方が向いてるかな。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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