十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.05
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本棚登録 : 11034
レビュー : 1244
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758574

感想・レビュー・書評

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  • この本を読む前に、いくつか有名なミステリー本を読んでおくことをオススメします。例えばアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」など。
    登場人物がミステリー研究会に所属している大学生なので、自分が考えていた予想を登場人物がことごとく消していくのが新鮮でしたね。
    会話文が多いので、読者初心者にもオススメです。

  • 現代日本ミステリーもので、かなり評判が良かったので期待を持って読んだ。
    確かに…これは引き込まれる。
    過去の海外ミステリーに対するオマージュと、この作品自体が後続のミステリーに与えた影響を感じ取ることができた。

    あまりに集中し過ぎて、2日経たずに読破してしまったが、オチがやや弱いかな…という気もする。歴史に残りそうな一行も、無駄に神経を張って読み過ぎていたために、10ページくらい進んでから、その一文の示す重要度と破壊力の大きさに気付いたため、まともに読んでそのインパクトを味わいたかった…。

  • 人の心情が丁寧にかかれており、登場人物に気持ちを考えながら読むことができた。ストーリーも魅力的で最後まで読み切ることができた。
    ただ、よくかけているが故か最後は楽しかったというよりも疑問の方が残った。

    犯人はなぜ殺意をもちつづけることができたのか?これほど強烈な感情をもち続けることは通常、できない。

    いまいち、ルルウと呼ばれる人物が何を思い出したのか不明だった。縄のこと?

    いくらなんでも殺意の動機としては弱過ぎる気がする。そもそも、殺されたのかどうかかなり疑わしい。

    口紅に青酸カリは無理あるんじゃないか?
    匂いで気付くやろー。

  • とっっっても面白かった。
    真実がわかる瞬間は鳥肌モノ。
    20年以上前に書かれたミステリー小説だけど、良いものは何年経っても色褪せないと結論付けてくれる良い作品だった。

    作中で出てきた『そして誰もいなくなった』とかも続けて読みたい。

  • 騙されると聞いていたので、読みながら必死に犯人探し。何人か候補にあげたものの、最後の1行で「お前かよ!」って叫びたくなりました。というか、その1行を読んだ瞬間、理解が追いつかなくて始めから本をパラパラめくって登場人物の確認をしました。でも犯人はこんなにも殺人を犯す必要があったのか?これが少し心にひっかかりました。しかし、これがデビュー作とは…すごいとしか言いようがないです。

  • あの一行を読んでから、何度ページを遡ったことか!
    有名な分だけ、昔の作品だからこそ、たくさんの方のレビューを目にしてきたので、全身で疑ってかかりました(笑)
    深読みしすぎたり、肩透かしを食らったり、盲点だったり、色んな角度から読めました。

    • けいたんさん
      こんばんは(^-^)/

      全身で疑って読むっていうのわかるわ〜(*≧艸≦)
      素直に騙されたいけどやっぱり色々考えて読んでしまうよね。...
      こんばんは(^-^)/

      全身で疑って読むっていうのわかるわ〜(*≧艸≦)
      素直に騙されたいけどやっぱり色々考えて読んでしまうよね。
      この本の世界観が好きで、エラリイが好きで、すごく楽しめた作品でした。
      このような作品にまた出会いたいけどなかなかないです。
      ガッツリした本格が好きだわ。
      2016/10/08
  • 皆さんの言っている1行に辿り着くまでが大変で、とりあえずさっくり読み進めて、1行に辿り着いた瞬間に戻って読み直しました。1987年刊行なので、今となっては使い古された手法になってしまっているけど、面白かった。

  • さすがにオススメされてるだけあって面白い。結構衝撃的だった。他の館シリーズも期待できる予感!

  • あの、一行の衝撃。そこでやっと全部が繋がるけど、全然気づかなかったわたしが悔しい。
    これが今じゃなく、あの時代に書かれていたことがすばらしい。いやあの時代だからこそのトリックか。
    はじめての綾辻さん作品、これは読んでおくべき。

  • 10年ぶりくらいに読んだ。当時はとても驚き、内容を覚えていたために二度目の驚きはなかったけれど、それでも本格ものの名作で、また読んで良かった。できることなら内容を忘れてまた読みたい。

    • 日向坂_おたきょん推しさん
      ホントですよね。私もまっさらな状態でまた読めたらなぁ、と思っています^^
      ホントですよね。私もまっさらな状態でまた読めたらなぁ、と思っています^^
      2016/02/11
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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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