十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784062758574

感想・レビュー・書評

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  • 久々に面白くて一気見した本!ラスト一行に衝撃の意味がよくわかった。犯人を予想しながら読んだけど当たらなかったな〜
    中村家殺害の方はもう少し深掘りして描写して欲しかったような…
    記憶が薄れた何年か後に読み直したい。

  • “たった1行が世界を変える“の1行に一体何が書かれているのかを期待して読んでいました
    アガサの「そして誰もいなくなった」を先月読んでおいて良かったです
    彼女の本がモチーフとなっていたので内容も分かりやすく文体も読みやすく楽しめました
    1行の言葉に一瞬戸惑いましたが頭を整理しつつ驚いたのが感想です
    一気読みでした

  • 読んでいなかったとは…

    改訂をしているようだけど、
    やはり古さは否めない。

    みんなタバコを吸ってるし。

    以前から評判を聞いていたから、
    ハードルがすっごく上がってしまっていた。

    30年前なら、素直に犯人やトリック(?)に
    感嘆していたはずだけど、
    自分自身が擦れすぎてしまって、
    想像を超えるまでではないと
    思ってしまった。

    もっと素直に読みたかったかも。

    庭師は何故ああなったのか、
    よくわからなかった。

    また、動機が何人も殺すほどの強さでは
    ないような気がします。

  • 頁をめくった後の、あの一文にはゾッとしました。
    そこからはもう一度初めから読み返したい気持ちが昂りましたが、その後答え合わせが出来て落ち着きました。
    ただ最初から私は彼が怪しいとは思って読み始めていたのですが、不思議なことに、様々な出来事から段々と薄れて来たんですよね。

    登場人物が多いのでキャラクターがなかなか理解できず、ノートに特徴などをまとめながら読みました。やはりどの本も100~150頁くらいはしっかりと読んで理解しないと、なかなか読書の波に乗れないんだなぁ、と改めて思いました。

  • 名だたるミステリランキングで半永久的に1位を獲得し続けている本作。そろそろ殿堂入りで良いのでは?wwww
    「館シリーズ」の10作目を鋭意執筆中とのことで、原点回帰してみるかと思って再読。再読は3度目くらい?

    相変わらずこれがデビュー作とは思えない…最初に読んだ時、あの一行でリアルに何回かページ戻ってしまったほど…。2度目3度目になると展開も一行もわかっているから半ば伏線の答え合わせみたいな感じで、読めば読むほど味が出ます。

    あの一行もとても印象に残っているんだけど、一番残っているのはエピローグでの「審判」。自分は神では無いから最終的に自然に任せたそれ。復讐を果たしても彼女が戻ってくることはないことがわかっている彼なりの、自分に対しての「罰」なんだろうなと思ったらやっぱり切ない…。

    • アンシロさん
      きはをさん、はじめまして。フォローありがとうございます。

      本棚を拝見して、綾辻行人さんをかなり読まれていますね!私は『十角館の殺人』から始...
      きはをさん、はじめまして。フォローありがとうございます。

      本棚を拝見して、綾辻行人さんをかなり読まれていますね!私は『十角館の殺人』から始まり、Anotherシリーズを読みました。その次をまだ読めていないので本棚を参考にさせて下さい。

      衝撃の一行が読んだ瞬間、「え?」って理解が追いつきませんでした笑。本当に、これがデビュー作?…ですね(*^^*)面白かったです。
      2023/11/14
    • きはをさん
      アンシロさん、初めまして。
      コメントに気づかず、申し訳無いです…。
      いつもいいねありがとうございます!

      以前からミステリーが好きで読んでい...
      アンシロさん、初めまして。
      コメントに気づかず、申し訳無いです…。
      いつもいいねありがとうございます!

      以前からミステリーが好きで読んでいたのですが、綾辻先生の作品、特に『十角館の殺人』は読書欲求を再燃させるきっかけになった本なので、非常に思い入れがあります。

      アンシロさんの本棚を拝見させていただきました。東野圭吾作品を多く読まれているのですね!
      東野作品は今まで代表的な作品(ガリレオシリーズなど)しか読んでいないので、本棚を参考にさせていただきます♪
      2024/01/30
    • アンシロさん
      きはをさん、こちらこそ遅くなって失礼しました。こんにちは。

      東野圭吾さんはどの作品も面白くて、一人の作家があらゆる設定でヒット作品を次々書...
      きはをさん、こちらこそ遅くなって失礼しました。こんにちは。

      東野圭吾さんはどの作品も面白くて、一人の作家があらゆる設定でヒット作品を次々書けるのかと感動してしまいます。新作のペースもすごいですね(*^^*)

      今後ともよろしくお願いします!
      2024/02/17
  • 期待以上に面白くて楽しめた。最後まで真犯人が誰なのか微塵もわからなかったけれど、大どんでん返しで謎が明かされるとう、うそでしょ~!?と大興奮の衝撃が味わえた。これぞミステリーの醍醐味ではあるまいか。
    島田潔との名にどこかで聞いた覚えがあるぞ…?と思ったら、なるほど島田壮司と御手洗潔の掛け合わせだったのね。残念ながら島田氏にはさほどの魅力は感じなかったので、次回作以降でもっと好きになれるといいな~と思う。笑

  • 結構なボリューム、緊迫感の続く展開に読み終えたときは「終わった~」という疲労感。

    孤島で次々と起こる殺人に、アガサクリスティ著「そして誰もいなくなった」を思い出した。
    仲間が次々と殺されて誰とも連絡が取れない状況で、一学生が冷静に殺人現場や状況の分析をするとか異常すぎる。
    読みながら「もしや…」と思うこともあったけど、真相に「えっ!?」となりました。
    怖いのに止まらない面白さ、堪能しました。

  • あまりミステリーは好きではないのだが、これは名作ということで、図書館になかったのでリクエストして購入してもらってまでして読んだ。
    時代が随分昔の感じがした。

  • 数年ぶりに再読。核心的なトリックや犯人は覚えていたけど、細やかなところまで緻密に張り巡らされたトリックは最高。他のミステリを読むか館シリーズを読むか悩むなぁ。

  • やられたーっの言葉しか出てこない。
    謳い文句通り、思惑通り、華麗にやられた…
    次に思ったことは、言いたい言いたいあれを言いたいっ!ってこと。
    読後に、人と語り合いたいと思わずにいられない。

    序盤は、登場人物たちがお互いをカタカナのニックネームで呼び合っている上に、複数いるもんだから、ごちゃり気味になる。
    でも、それぞれキャラクターがしっかりしているというか癖が強いので、すぐに楽しむ側へ移行できる。
    むしろ、無人島&連絡手段無しという、ザ・ミステリーな舞台に映えるメンバー集めましたという感じで、ワクワクしかない。
    そんな舞台に広がっているのは、ミステリ研とか、十角形とか、魅力的な素材ばかりで、それを余すことなく活かした感じ。
    大筋に関係ないウンチクがちらほら出てくるけれど、それすら雰囲気たっぷりに読める。
    惜しむらくは、私自身があまりミステリーに詳しくなかったこと。
    アガサ・クリスティーをはじめとした、有名なミステリー作家やその小説の内容を知っていたら、もっと楽しめただろうな…

    お気に入りの台詞は、文句なしのあの台詞。

  • 館シリーズの第1作

    先に『黒猫館の殺人』を読んでしまったのだが、シリーズ1作目とのことで意して読んだ。
    結果、まんまと騙され、最後まで騙され続け…面白かった‼︎

    これからシリーズを読んでいくのが楽しみ♪

  • 初めて綾辻行人作品に触れました。
    ミステリは自分には難しい、楽しめないのではないかと思っていましたがまったくの杞憂でした。

    特徴的な登場人物の名前には最初戸惑いましたが(自分の知識不足)、いざ十角館と本土のそれぞれの物語へ入ってしまえば次は誰が死ぬのか、犯人は…と気になりまくり楽しく一気に読みました。特に終盤の十角館の地下室はまるで自分もついて行っているのかという程緊張しました。

    最後のガラス壜のところがよく分からなかったのと、犯人知ってからもう一度読みたいため日を置いて読みたいです。

  • デビュー作。ずっと読みたかった一冊。

    エラリィとかアガサなど、登場人物のニックネームがミステリ作家なのがいい。
    一人、また一人と殺されていく。誰が犯人か、最後までぐいぐいっと読ませて頂きました。

  • ミステリー作品と聞くと、なぜか格式が高く、生半可な気持ちで挑んではいけないもののように思っていた。古典的なものから読み進めていかないと、誰かに怒られてしまうような。結局楽しむことができずに、ほらみろ勉強不足だと言われてしまうような、そんな気がしてなかなか読めないでいた。
    しかし、ANOTHERを読んでからというものホラー・ミステリー作品を好むようになりとうとう十角館に手を出すことになった。
    感想といっても、ネタバレになってしまうのであまりは言えないが、登場人物全員が味があって憎めない人ばかりだった。そのせいか死んでしまうたびにショックを受けていったが。
    450p近くの長編でもあったが、それを感じさせないくらいに怒涛のクライマックスだった。
    読んでよかった、しばらくミステリー漬けになりそうな予感がする。

    • マメムさん
      初コメです。私は十角館でミステリ漬けになりました。

      おびさんはAnotherからの十角館なのですね。私は未だにAnother 2001を読...
      初コメです。私は十角館でミステリ漬けになりました。

      おびさんはAnotherからの十角館なのですね。私は未だにAnother 2001を読めずにいます(泣)
      いつかは読みたい!!
      2022/11/12
    • おびさん
      マメムさん

      コメントありがとうございます。
      そうなんです、夜中に急にホラーが読みたくなり電子書籍で購入したんですが、あまりの長さに驚きまし...
      マメムさん

      コメントありがとうございます。
      そうなんです、夜中に急にホラーが読みたくなり電子書籍で購入したんですが、あまりの長さに驚きました笑
      でも、面白くて一気読みしちゃいました。
      十角館もいままでミステリーを敬遠してたのが本当に失敗だったなと思うくらい面白かったです!
      2022/11/13
    • マメムさん
      おびさん、お返事ありがとうございます。
      ミステリを敬遠してたのが失敗とは思わずに、まだまだこれから楽しめる世界(作品)があるんだと気付けた自...
      おびさん、お返事ありがとうございます。
      ミステリを敬遠してたのが失敗とは思わずに、まだまだこれから楽しめる世界(作品)があるんだと気付けた自分を褒めてあげて下さい。

      また色んな作品の感想を楽しみにしてますね。
      2022/11/13
  • 館シリーズの一作目。すべてはここから始まる。

    名前は存じ上げていたのですが、恥ずかしながら今更ながらに拝読しました。初版の出版は30年近く前であるにも関わらず、今も色褪せない面白さ。間違いない名作でした。これが綾辻行人さんのデビュー作というのが驚きです。

    本作のあらすじは、大学ミステリ研究会の七人が訪れた十角形の奇妙の館。メンバーが一人,また一人,殺されいく...誰が犯人なのかを想像しながら読み進めていましたが

    『たった一行で今までの謎が解ける。』

    間違いなく読んで損しない作品だと思います。まんまと騙されてしまうと思います。ミステリ好きや気になっている方は、(ミステリ好きはもう読んでる人が多そうですが)ぜひ、手に取ってみてくださいね。

  • 「多くの読者にミステリーファンに衝撃を与え続けた名作」らしいということしか知らずに、今更ながら読んでみました。なるほど、これは面白いやぁ。

    十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を訪れた7人。彼らはエラリー、ポー、ルルー、アガサ、オルツィ、ヴァン、カーというニックネームで呼び合う大学のミステリー研究会の面々。十角館で彼らが見つけたのは不気味な7枚のプレート。そこには第1から第5の被害者、殺人犯人、探偵の文字が。そして発生する殺人事件。果たして犯人は?お互いが疑心暗鬼となる状況で被害者の数は増えていきます。「そして誰もいなくなった」と同じような展開ですが、本書は同時進行で過去に角島で発生した殺人事件の謎解きも急展開してゆき、読者のために「驚愕の結末」を準備しています。
    読んで損はありません。けっこう夢中で読みました。


    以下、ネタバレを含む感想です。

    裏表紙の紹介文にある「驚愕の結末」とは読者がモーリスだと思い込んでいた人物が、実はヴァンだったということとですよね。「ヴァン・ダインです」というセリフが次のページに来るというのは装丁のにくい工夫です。ただ、個人的にはエピローグでもう一発「驚愕の」何かを食らわせて欲しかったとも思いました。
    それと真相を語るのは犯人であり、探偵でないところは如何なものかと。本格ミステリの醍醐味は大団円で名探偵が一堂を介して犯人を当てるというところですが、それがないのも少し不満でした。
    さらに犯人を示す物的証拠がないのと、動機がちょっと弱いかなという気もします。

    以上、不満もありますが、面白く読めました。ただ、裏表紙の紹介文のせいで期待しすぎてしまったというのも事実です。

  • とても人気の作家
    そのデビュー作なんですね。
    ミステリーに疎い私は初めて読みました。
    どうも殺人が苦手で……

    ラストのどんでん返しは面白いけど、
    やはりなんかつらいものがあります。

    名前はそのままでいってほしかったな。
    ミステリー好きな方には魅力なのでしょうが。

    コミックも面白そうです。

    ≪ むなしくて かなしいままで 復讐は ≫

  • あーーー見事に騙されました!!!
    一気読み必須です。

  • 今更かもしれないけどはまってしまった。「そして誰もいなくなった」へのリスペクトを感じる。とても面白かった。

  • 『厚いし2日かかるかな〜』と思っていたけど、気づいたら読み終わってた。そもそもこんなに面白い本、途中で止めることなんて、端から無理だったのかもしれない。

    綾辻行人さんは実は初めて(な気がする、多分)。ミステリーファン御用達の館シリーズ、これは沼が深いな...と思った。読んでる途中も“何となく分かる、でも決定的な何かが分からない”が続いて、ハッとした。まさに電気が走る感覚。そして直後にゾワッとしたものを感じていた。

    最後の最後まで面白かった。次は何読もうかな〜

  • アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を読んので、オマージュ作品と言われている十角館の殺人を読んでみた

  • 今までタイトルは知っていたけれど何となく読んでいなかったが、非常に面白く読むことができ、もっと早く読めばよかったと思わされた。
    十角形の館での殺人というのだから館そのものに何かがあると勝手に思っていたのだが、事件の本質には館は関わっていないのが少し意外だった。しかしそのために真相が明らかになったあの一行に余計に驚くことができた。
    過去の事件への見立てともとれる殺害に対してきちんと説明がなされていた点も良かったが、強いて言えばミステリーに関してうるさいエラリイが現場に残された足跡をその場ですぐ調べようと言い出さなかったのが少し引っかかった。

  • 十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

    館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。

    やがて学生たちを襲う連続殺人。
    ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける。

    **************************************

    登場人物が多いから、どうしようかと思った。
    この人たちの名前と行動や個性を覚えていかなあかんのかな、なんて思いながら、ダラダラと読んでた。

    ほんなら、すっかり騙されてた。
    こっちは、話の展開とかを意識するけど、それ以前に、最初からつまずいてたなんて。

    よくできた話ではある。
    動機もよくあるパターン。
    でも、犯人に驚いた。

    最後、犯人自ら事件の回想をしてくれたから、それがあって助かった。

    あと、エピローグ、これがあってほんまに最後やなと思った。
    読み終わった後、プロローグをもう一度読み返したら、
    全てが繋がった。

    杜撰な計画と犯人は言うてたけど、全て実行に移し成功した。
    ただ、気持が追い付いてなかった。
    自分の行いの審判がこんなに早く下されるとは。

  • 本格派のミステリー、87年に書かれた小説であり、名作と言われる所以を理解した。
    登場人物が互いを海外のミステリー作家で呼び合っているが、僕自身も大学時代に文芸部に所属し、お互いを少し変わったあだ名で呼び合っていただけに特に違和感なく、受け入れてしまっていた。
    それこそがミスディレクションへ繋がるとは。
    加えて、章ごとに本土と島と分かれており、読んでいる最中には舞台である島だけで十分だろうと感じていたが、これも意味があった。
    ただの一言でこの小説の無駄と思われていた部分が全て意味のあるものに変わる、また、最後の引き際も探偵が推理するというある種、テンプレート化されたものじゃなかったことも心地よい。洗練され、完成されたストーリー。

  • 読んでみたかった本

    犯人は予想外の人でビックした。

    最後一連の犯行のすべてを書いているので、疑問やモヤモヤが残らずスッキリ読み終わった。

    タバコを吸うをシーンがやたらと多いと感じた。
    その辺が昔の小説というか、懐かしいというか、今と違うなと感じた。

    ◯◯館ってシリーズ?であるみたいなので次の本も読んでみたいと思った小説でした。

  • 人の心情が丁寧にかかれており、登場人物に気持ちを考えながら読むことができた。ストーリーも魅力的で最後まで読み切ることができた。
    ただ、よくかけているが故か最後は楽しかったというよりも疑問の方が残った。

    犯人はなぜ殺意をもちつづけることができたのか?これほど強烈な感情をもち続けることは通常、できない。

    いまいち、ルルウと呼ばれる人物が何を思い出したのか不明だった。縄のこと?

    いくらなんでも殺意の動機としては弱過ぎる気がする。そもそも、殺されたのかどうかかなり疑わしい。

    口紅に青酸カリは無理あるんじゃないか?
    匂いで気付くやろー。

  • すっごく面白かったです!
    「衝撃の一文」は本当に衝撃でした。思わず「え、?」と声に出るほどです。小説の可能性に魅せられました。
    もう何書いてもネタバレなので何も言えない…ギリギリを攻めて書くと、ミステリーって膠着状態が続くと飽きてしまうことも多いのですが、この本は島と本土に分かれて話が展開するので全く飽きませんでした!むしろ続きが気になってページをめくる手が止まらなかった!
    これは映像化できないのでは、?と思うけどするんですよね…気になる…
    素晴らしい作品に出会ってしまった( ; ; )♡館シリーズ全部読みたいなと思いました。

  • 面白い、続きが気になってすぐに読了
    犯人はだいたい目星つけていたがまさかこんな繋がりがあったとは。衝撃の一文がずっと気になっていたが、それが出てきた時はまさかすぎて最初え?って戸惑った。本を読んでこんなにゾッとしたのは初めてかも。。どうやって映像化するのだろう。

  • あまりに有名なミステリ小説だけれども今更ながら読了。
    なるほど。そこにミスリードがあるのかと気付かされて犯人の語りに変わっていく。
    本格ミステリから時代派推理小説へと流れてきた本流を汲みながら、作者の本格ミステリへの愛が止まらない一冊。
    所謂閉じ込め式のミステリへと再構築される分水嶺の作品。面白かった。

  • 読み始める前から「あの一文が世界を変える」とか「映像化不可能」とか聞いてたので、頭の上に???が浮かんでましたが、読み終えてめっちゃくちゃ納得…!

    ほんとに天変地異が起こりました。
    これを映像化するってどういうこと???と再度新たな疑問が出てきたけど。笑

    そこまでミステリーを読んできてないのですが、たまたま「そして誰もいなくなった」は読んだことあったのでよかったです✨笑

    これで、いわゆる館シリーズを読んでいきたいなと思うようになってます…
    てか、読んでいくぞ!おー!

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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