十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 11360
レビュー : 1270
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758574

感想・レビュー・書評

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  • 綾辻行人さん、初読みです。

    面白かったです。
    300ページあたりからは止められず、寝不足覚悟で一気に読んじゃいました(笑)

    綾辻さんの作品は沢山ありすぎて、どこから手を手をつけて良いのか迷って読んでなかったんですけど、デビュー昨だという「十角館の殺人」の新装改訂版が発売されたので購入。
    しばらく積本状態でしたが読み始めたらあっという間に読了してしまいました。

    とても読みやすいですし、初心者向けでもあるかもしれません。

    ミステリーの大道ですね。
    なんとなく展開の予測はつくのですが、それでもぐいぐい引き込まれていく力強さがあります。
    30年ほど前の作品で「ワープロ」がまだ珍しい位の時代ですが、不思議と古くささは感じません。
    ミステリーというのは、現代のような「GPS]「SNS」などが横行していない、ちょっと不便な位のほうが面白いのかもしれません。

    登場人物が海外の作家の名前をニックネームとしていて、最初は誰が誰だかわかりずらかったのですが、話が進むにつれてなれてきました。
    個人的に魅力的に思う人物がいて、生き残って欲しいなぁって思ったのですが、その願いは叶いませんでした。残念(笑)

    それにしても、ラストの謎が私には解けません・・・。
    どいうこと!?

    ほかの「館シリーズ」もまた読んでみたいと思います。

  • 幸いにして事前にあまり情報が耳に入ることなく読むことができた。まだそんなにミステリを読み漁る前で、トリックのパターンを知らない頃に読めたのも良かった。

    始めは登場人物がお互いにカタカナのあだ名で呼び合っているのがまどろっこしく、キャラを区別するのに一苦労した。
    が、問題の一行を読んだ時、その必然性が分かって納得した。
    あの一行を読んだ最初の感想は、「ん? いやそんな馬鹿な」だった。思わずぱらぱらと前に戻って確認したのは当然の行動だ。

    小説というメディアでこそ可能なトリック。このミステリが小説でなければならない理由。決して映像化できない、小説の存在意義を存分に示した点で重要な作品だと思う。
    確かにデビュー作で青臭い感じもするし、犯行の動機も弱いけど、そうした難点をカバーして余りある華麗な展開だった。

    少しはいろいろなミステリを読んだ今、好きな作品かと言われると正直そうでもないけど、あの衝撃は今も消えないな。

  • ハラハラドキドキ!謎解きも最高に面白い!

    でも、犯人がうざい

  • 積読本棚に長いこと眠っていたのを遂に読了しました。
    面白かったです。
    外部と断絶された曰く付きの孤島の「十角館」でおこる殺人事件。
    人数が減っていく度に増していく緊張感。
    次は誰の番なのか。
    全員が疑い疑われ推理するもつかめない真相。
    そして終盤、誰が犯人か分からない中での違和感と、あの一言。
    「え?…ん?あれ?だってあの人は…」
    途中なのにパラパラと読み返してしまいました。
    久しぶりにミステリのワクワクハラハラを楽しめました。

  • 面白かった。ただそう言いたい。
    犯人の動機はわからんでもないが、理不尽だと思う。恋は人を狂わすってやつなのか?千織の親しい友人のオルツィまで殺すんだもん。情けをかけて一番最初に殺したらしいが、殺したら全部一緒だからね。
    個人的にポウが好きで、彼が死んだ時はちょっと落ち込んだ。
    あと、エラリイは生き残ると思ってた。

  • 幸いな事に予備知識なしで読了。
    後から衝撃の一行と言われてもすぐあれだと気づく、それ程インパクトありました!
    あだ名だと登場人物のイメージがつきにくいと思ってたら意味があったとは、、、

    基本はオーソドックスな孤立系のミステリーで飽きのこない展開でサクサク読める。
    以下思ったこと。
    動機がかなり弱い。二つのシーンが徐々に絡むのが面白い。紅次郎嫌い。トリックは穴だらけだけど、嫌いじゃない。

    願わくばもう一回どんでん返し(誰か生きてるとか)、もしくは犯人を追い詰める推理があればよかった。
    というのは欲張りか。

  • プロローグで、これは期待ハズレか?と思ったけれど、本編からぐっとひきこまれた。
    犯人を予想しながら読み進め、衝撃の1行…

    守須くんがヴァンとは‼︎

  • まさに作者の思うつぼ、という箇所で「あっ」となった。終わり方もいいと思った。

  • 犯人の目星はつけられていたが、どうしてもトリックが最後までわからなかった!うーん、悔しい。

    解説にもある通り、たった1行で話が急展開するたいへんダイナミックな作品でございます。
    どう急展開するかは読んでのお楽しみ。

  • 好きですエラリィ。チャターボックス。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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