食いものの恨み (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758666

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    内臓も余すところなく使い切ってアンコウのドブ汁をこしらえ、書庫を沖縄の墓室に見立てて泡盛を育て、最高級奈良漬を食べ終えた床でパパイヤを漬ける。
    名古屋の味噌蔵から韓国、インド、屋久島、厳寒の東北まで足を運び、中国のエピキュリアンのように、あらゆる食を味わい尽くす。
    痛快グルマン・エッセイ。

    [ 目次 ]
    痛快グルメ日誌 食いものの恨み
    舌楽園食単
    南方の舌
    魚食回遊
    雪見逍遙
    農耕、狩猟採集への憧れ あとがきにかえて

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 読み直し。作家はどうして食いしん坊が多いんだろう。

  • 酒飲み、魚食い、発酵食品好きには堪らないグルメ・エッセイ。
    海外の食文化や、ひと手間かけた自作料理、老舗料亭の味からコンビニメシ考察まで、盛りだくさんの内容に「よりよく食う」ことへの情熱が迸っています。
    日記形式の前半もワクワクするし、テーマ別にあれこれ論じる後半も興味深い。

    安くて美味いものは確かに嬉しいけど、時には高くて美味しいものも味わいたい。
    そうかと思えば、高いわりに不味いものや安くても不味いものに出会ってしまう事もしばしば。
    超常連じゃないと出してもらえない高級店の絶品上海ガニのフルコース。
    長い長い年月だけが生み出す事のできる泡盛の古酒。
    自ら山の中を這いずり回り、敢えて苦労して食材を手に入れる「贅沢」さ。
    高いから良いとか安いから良いとかじゃなくて、食いものにまつわる喜怒哀楽が全て同じステージ上で語られている事に、ちょっと感動すら覚えます。

    料理しないし食べ歩きの趣味もない私のような人間でも、たまにこういうものを読むと、心が豊かになりますね。

  • 2009/10/12購入
    2010/2/13読了

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プロフィール

1961年生まれ。83年、「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。以来、現代文学の中心的存在として第一線を走り続ける。最近の著書に『暗黒寓話集』、『虚人の星』、『カタストロフ・マニア』など。

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