新装版 風の武士(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.41
  • (4)
  • (25)
  • (34)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 196
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758895

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 緊迫の幕末、公儀や紀州藩の思惑が入り乱れる中、隠密の任務を帯びた主人公が、秘境・安羅井国探索に旅立つ。
    主人公・柘植新吾は、伊賀同心の末裔で、忍びの技を継承しており、剣の腕が立つという設定。
    生き方に筋を通そうと努めていながらも、女に弱くて、ちょっと抜けているところもあって、憎めない。
    今のところ、彼を巡って三人の女性が登場していて、しっかり者の幼馴染、ツンデレお嬢様、謎のお色気美女の間で、気持ちがウロウロする様子がまた、面白い。
    上巻最後には新撰組も登場。
    新吾の女性関係も安羅井国探索も、これからどうなっていくのか、下巻が楽しみだなぁ。

  • 16/10/17読了

  • 伊賀忍者の末裔である貧乏御家人の柘植信吾が、巨万の財宝が秘蔵されている人知れぬ「安羅井国」の謎を解き明かすという内容。
    上巻では、なかなか物語の真意がわからず進行していく。誰が敵で、誰が味方なのか。
    話が大きく動くであろう下巻に期待。

  • 内容説明
    熊野の秘境の安羅井国とは!?幕末伝奇長編ある日、伊賀同心の末裔で貧乏御家人の弟・柘植信吾は異相の山伏とすれ違った。ふと感じた異常感。予感は的中し、信吾は幕府と紀州藩の大陰謀に巻き込まれて行く
    内容(「BOOK」データベースより)
    伊賀忍者の末裔で貧乏御家人の次男坊・柘植信吾は、小さな町道場・無一流指南練心館で代稽古を務めていた。ある日、道場に赴くと、用人格の老人が刺殺されていた。多くを語らない道場主と娘のちの。しかしこれが、巨万の財宝が秘蔵されているという熊野の隠し国・安羅井をめぐる壮絶な戦いの始まりだった。

     めちゃめちゃな時代小説ですね。司馬遼太郎も初期のころこんなものを書いていたんだと、笑いました。 

  • はじめは司馬遼太郎作品と思えなかったが、半分くらいから引き込まれてきた。

  • 司馬遼の忍者系?にしては読みやすい。

  • 伊賀忍者の末裔である柘植信吾が非常に魅力的ですね。司馬遼太郎ワールドにグイグイと引き込まれでしまいました。今後の活躍が期待されますね。

  • 伊賀忍者一族の末裔が富に溢れる「安羅井国」を探す奇怪時代物語。司馬さん初期の作品で、殺人から始まって最期は謎解きと、まるでミステリ小説。今となれば新鮮で良いが、初司馬さんがこれだったら続かなかったかも。

  • 司馬遼太郎の架空モノで、やはり今一つ腹に落ちない。まあ、上巻なのでこれから話は展開していくのでどうなるか、ということ。1852年の物語だった。

  • 武士と言いながら伊賀忍者の末裔が出てくるあたりが面白い。

    冒険小説の時代劇版のような雰囲気。

    字が大きめで読みやすかったです。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

新装版 風の武士(上) (講談社文庫)のその他の作品

司馬遼太郎の作品

新装版 風の武士(上) (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする