天女湯おれん (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062759274

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の湯屋が舞台。武家の娘、湯屋の主おれんのまわりで、次々と騒動が起こる。元武家の娘が町人に身をやつしてってところがいいのだろうね。
    著者の徳川家康が正妻と長男を死に追いやった事件に関する小説を探していたんだが、色気に惹かれて「天女湯」を購入。続編も読みたい。

  • ある意味、「映像化の難しい」作品(笑)。ちょっと子供には読ませられないね、これは。娯楽作としては面白かったです。

  • ところどころかなりどきどきしました(笑)
    基本、「弱いものの味方」というところが好きです。

  • L 天女湯おれん2

    番号は物語の時系列順。
    発売順じゃないかも。

    前の大火事から復活した天女湯。突然現れた浪人におれんは昔の恋人の名前を付けて湯屋の手伝いをさせる。辻斬り、湯屋盗人、ライバル湯屋、新村左近と名付けた浪人のなすべきこと、などなど盛りだくさん。艶美でかなり色めいているけれどいやらしくない。同性だから?左近とおれんとは悲恋とまではいかないけれど、この次の話で左近左近と言っていた意味もわかるというもの。

    えー、姫はじめって元を正せばそっからきてるのは知らなかった…でも披露する機会はないな。

  • 諸田玲子はおもしろい。

  • 面白かった~~~!!!

    艶話も良いっす。
    上品ではなく、はたまた全く下品にもならず
    いい艶っぷりでございました。
    お江戸の粋でいなせな町の風景。
    小事件あっての人情話。
    八丁堀での裏家業。

    諸田先生の本はほんとに私の妄想力にぴったりで、見事に頭の中に天女湯が出来上がっています。
    天女湯の面々にあって見たいわぁ~。

    この本の前日段が発売されたようで、ぜひ読まなくては!ウフ

    ありがとうございました。


    (H22.10 図)

  • 諸田玲子の天女湯おれんを読みました。江戸時代の湯屋を舞台としたちょっと色っぽい物語でした。若い女性がおかみで、辻斬り事件やライバルの湯屋との確執などの物語が語られていきます。しかし、物語がうすっぺらで性的な描写も下品に感じたので、konnokとしてはあまり気に入りませんでした。

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著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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