激しく家庭的なフランス人 愛し足りない日本人 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062759304

感想・レビュー・書評

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  • 意外と好き。
    個人主義というよりは、自立主義、っていうのは共感できる。かくいう自分は依存的なんでなんとかしたい。
    愛情は注げば注ぐほど増長される気がしちゃうけど、それは甘やかしであって愛じゃないのだなあ。
    安定した自己を形成したいものだ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「個人主義というよりは、自立主義」
      フランス人って家庭的なんですね。まぁヨーロッパの人は長期バカンスに行ったりと、結構家族思いかも。自立主義...
      「個人主義というよりは、自立主義」
      フランス人って家庭的なんですね。まぁヨーロッパの人は長期バカンスに行ったりと、結構家族思いかも。自立主義について知りたいので読んでみようかな。。。
      2012/05/28
  • フランス生活が長い作者が日本人女性とフランス人女性を比べて書いたエッセー。
    旦那と子供がいてちょっとつまらない人生を送っている人に対するメッセージのような書き方で、私にはしっくりこなかったかな。

    フランス人女性が「自立」してるって話はうんうんとうなずいてしまった。
    そういう生き方ができたらいいな。

  • フランス人と日本人の比較が色々な視点から描かれています。

    そのいくつかをご紹介します。

    ★フランス人はまず女同士だけでレストランへは行かない。
    フランスはやっぱりカップル社会なんですね。
    日本では女性同士でご飯を食べるのはごく普通のこと。
    だけど、公園、ショッピング、旅行も異性と行くことで個性が光るのだと作者は言っています。

    ★フランセーズは必要以上にがんばらない
    今日までにやらなくてはならない仕事があろうと、フランス人は日本人の様にねじり鉢巻巻いて徹夜でがんばるようなことはしない。
    パートナーとともに過ごす貴重な時間を割いてまで
    がんばらなくてはいけないことなんてそうあるものではないとフランス人はよく知っている。
    確かに人間は仕事をするために生まれてきたわけではないけど、日本人にはなかなかできないことかも・・・


    他にも、フランセーズになったつもりでノンと言おうとか、本当の意味で自立した女性になろうとか
    読者へ呼びかけているのですが、
    うーむ、それは日本ではちょっと難しいんじゃないかなと思ってしまうところが多かったです。

    物事には一長一短があるし、
    フランス人の生活も素敵かもしれないけど
    19年間生きてすっかり日本人になりきってしまった私には、今の日本が一番居心地がいいかもと改めて気づかされました。

  • 友だちから買い取った30冊ほどの中にあった一冊で、タイトルだけ読んで、海外での生活や人々の話を集めたエッセイかと期待したけれど、びっくりするほど期待外れだった。

    日本人の夫はこれができない、あれができない、女性を尊敬するべき、キャバクラに行く男は低脳だけど、ホストに行くのは若い子に金を回しているからいい、などなど、こんな女性が日本やフランスを語っているのかと思うとクラクラした。

    ミソジニーという言葉を耳にするようになったけれど、もしこんな女性が世の中の大多数だとしたら、ミソジニーが増えたとしても文句は言えない。

    わたしの彼は台湾人で、わたしが今まで付き合ってきた日本人男性との違いは感じるけれど、日本人男性がダメだったとは思わない。相性があり、育った環境があるのだから、日本人男性はダメだ!と否定するのはいかがなものか。

    ラジオで堀潤さんが言っていたことだけれど、「主語が大きすぎる話は信用できない」にピタリと当てはまる本だった。わたしも文章を書く身として、この本を反面教師にしたい。

    女性としての心がけを学べる本だとしても、そのために日本人男性を貶めるような書き方をするのは、本当に良くない。

  • 学ぶことがほんっとにたくさんあるの。
    フランスと日本って対照的、だから、フランス人の考え方とか生き方を知ると、凝り固まった頭がほぐれていくような気がするよ。
    愛の国、フランスで離婚率がものすごく高い理由、よくわかる。いつまでも恋愛したい、そして実際に恋愛しているのがフランス人なのよね。
    日本人の悪いところをあげるとすると、言い訳が多いことだと思う。子供が・・・お金が・・・親が・・・仕事が・・・そうやって、ずるずると歳とって、愛してもない人と一緒に生きていくのは嫌だしやりたいことできないのも嫌だ。
    いろんな生きかたを知ることって、自分がどう生きたいかって考えるきっかけになるからとってもいいのです。

  • 「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」に引き続き、2冊目の吉村葉子さんの著書。
    わかっているけれど日々の雑務の中で置いてけぼりにしがちな、例えば自宅で自分を飾ること、主人からの視線を意識することなど。加えて、必要以上に頑張らない、自然体で暮らすこと、女性だからこその自立を、改めて意識した。
    幸いにもわたしの旦那さまは、日頃から気持ちを言葉にしてくれるし、家事もお願いしたら、一緒にしてくれる。そんな彼が、今よりもっと歳を重ねて、おじいちゃんになったときに、「きみの旦那になって、僕は幸せだよ」という言葉を自然と聞けるような、そんな歳の重ね方をした女性でありたいと思う。

    前作を読んだときも思ったが、何度でも読み返したくなる本だった。家事や仕事に忙殺されそうなとき、忙しさにかまけて主人のことをおざなりにしていないだろうか、という風に。ぜひ、男性にも手に取ってほしいと思った。

  • 読み通すと、いかに自分の母親が頼りたいと思える、安心できる母親だったかということがしみじみわかりました。
    毎日窓から出て手をふって送り出すお母さん、ただいまと必ず挨拶するお母さん。美人な母というわけではないけれど、家で女を忘れた態度をしたことはない。今まで、いわゆる現代っ子で育ってきて自分の自由や権利を大事にしたいとばかりに見失っていたものに気づかされ、自分の母のような妻であり母になりたいと思いました。
    本の趣旨とは違うと思いますが、お母さんに感謝の気持ちとお母さんの良さや味が分かって見習いたいと思いました。

    ・記念日はどちらか片方が覚えていればいい。「彼は忘れたくて忘れてしまうのではなくて、思い出せないかもしれないもの。私が覚えていて、相手の非を咎めるのでは、喧嘩を売るようなものだもの。」
    ・友達とだけではなく、夫との外食におしゃれをする。
    ・真面目な話し合いは週末の明るい昼間に。平日の仕事終わりは避ける。
    ・あなたの笑顔が家族を和ませる。(私は低血圧とばかりに不機嫌な妻)
    あなたが微笑みの出し惜しみをしたとして、かわりに誰があなたの家族を優しさで包むことができるだろうか。
    ・奥様は分け隔て無く優しい、役職で人間を評価しない、自分の所持品を見せびらかせない、お金で人物を評価しない、自然体、笑顔を絶やさない。
    ・家族が住む家を、世界中のどこよりも快適な場所にするのが妻であり母親の私たちの役目だ。
    ・自立と経済的自活とは別物
    ・子供の自立心を育むためには、様々な価値観の人と交流を持つこと

    時々落ちがない箇所がありますが、最後の自己紹介ミニマンガを読んで、筆者の愛嬌なのかな?と思いました。

  • 海外で生活中もしくは、していた日本人によるエッセイやブログげ大好き。このエッセイ始めの部分は、フランスの感じが出てなくて買って失敗かと思ったけど、後半に入ると結構面白い。多文化から取り入れるべき、要素が色々紹介されてる。

  • この本の続編みたいなものも読んだ…とタイトルがわからない。

    フランスの全ての人がそうしているわけではないでしょうけど、そういう生き方も素敵だなぁ~って思わされる本です。

  • 前作といい、この方のエッセイのファンである私。

    「結婚記念日を忘れるのは、釣った魚には餌がいらないと思っている日本の夫の専売特許だと思っていた。」

    に衝撃的なくらい納得した。

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著者プロフィール

エッセイスト。1979年に渡仏し、20年間、フランス・パリに滞在。フランスの生活文化や暮らしの分野をはじめ、ヨーロッパ全域に渡って多彩なテーマを取材し、雑誌などに寄稿。帰国後はエッセイスト、小説家として活躍し、著書は30冊にのぼる。そのかたわら、フランスの家庭的な焼き菓子を提供するサロン・ド・テ『ジョルジュ・サンド』を2007年にオープン。当店は2013年末、惜しまれつつも閉店する。20年間を過ごしたフランス・パリで得た見聞をもとに、日仏文化の違いを独自の視点からユーモアを交えて紹介した『お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人』(講談社/2007年)がロングセラー。近著は『フランス人は人生を三分割して味わい尽くす』(講談社α文庫、2015.8)。2016年初夏、宝島社より新刊発売予定。

「2016年 『人生後半をもっと愉しむ フランス仕込みの暮らし術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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