食べられた男 (講談社文庫)

  • 講談社 (2008年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (289ページ) / ISBN・EAN: 9784062759595

みんなの感想まとめ

独特のアイディアと表現力で構成されたショートショート作品集は、読者を引き込む魅力に満ちています。昭和の時代に書かれた作品群は、著者の若き日の感性が色濃く反映されており、色っぽい内容やブラックユーモアを...

感想・レビュー・書評

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  • 最近良く読む、阿刀田高。
    ショートショート作品集というものだろう。
    書かれた時期は、昭和44年~昭和54年。
    著者は昭和10年生まれなので、著者が34~44歳位に書かれた作品になる。
    若い時分に書かれただけあり、色っぽい内容のものもある。

  • エロ・不思議・面白かった。

  • 星新一とは違ったショートショート作品を味わえた。
    私のお気に入りは「サンタクロースがやって来る」。子供地震が罪悪の無い行動、思考を繰り広げる話は好きです。

  • ブラックでゾッとする話が多かった アイディアがよく思いつくなと思うものばかり、 一文一文の表現がよく非常に読みやすかった 「ひまわり館」「菊の香り」が好みかな

  • 短編阿刀田、コントの世界

  • ショートショートの見本でもあり、コント仕掛けでもある。

  • 阿刀田高のショート・ショート作品集『新装版 食べられた男』を読みました。
    ここのところ国内の作家のミステリ作品が続いています。

    -----story-------------
    洗練のユーモアと底なしの恐怖の融合!
    傑作ショートショート集

    親友のS君が、ゾッとするほどの美人と結婚した。
    そして1ヵ月、S君の足に、最初の変化が現れた――。
    どこにでもいそうな人、いつでも起こりそうな出来事、そんな日常の風景が少しだけ捻れた時、静かに恐怖が忍び寄る。
    表題作「食べられた男」を始め、洗練された恐怖とユーモアのショートショート全41編。
    -----------------------

    1979年(昭和54年)に刊行されたショート・ショート作品集の新装版で、以下の41篇が収録されています。

     ■白い誘惑
      ・金魚売り
      ・時間外労働
      ・白い誘惑
      ・アメリカの友人
      ・昼下りのビジネス
      ・サンタクロースがやって来る
      ・会社更生法
      ・墓地の女
      ・男と女の物語
      ・催眠療法
      ・ある蒸発
      ・雪の夜がたり
      ・安楽死友の会
     ■水中花
      ・犀
      ・水中花
      ・猫の目
      ・夏の恋
      ・ひまわり館
      ・名人芸
      ・最後の事件
      ・だれかに似た人
      ・銀色の登り道
      ・菊の香り
      ・八索の人
      ・八萬の幽霊
      ・めぐりめぐる日
      ・夜ごとの白い手
     ■オフィスの幽霊
      ・ヒカリ型複写機
      ・本日はようこそ
      ・オフィスの幽霊
      ・すばらしい贈り物
      ・ライフ・ワーク
      ・老後
      ・炬燵
      ・第四の男
      ・笑顔でギャンブルを
      ・迷惑を配達する男
      ・大股開き
      ・マーメイド
      ・カレー&ライス
      ・食べられた男
     ■思い出すままに──新装版のあとがきとして──

    親友のS君が、とびきりの美女を射止めた… 余りのねたましさに私は、これはよくないことの前兆ではないか、とすら考えた、、、

    そして1カ月、S君の言動に微妙な変化が起こりはじめた── ブラック・ユーモアの名手が構築した恐怖と幻想のショート・ショート41篇。

    ブラック・ユーモア多めで、アダルトやエロス、そしてホラーを絡めたようなショート・ショート集でした、、、

    描いてないことにより想像力が広がる真っ白な手紙が印象的な『白い誘惑』、

    いっしょにパッと消えたくないけど、現在進行形のロシアのことを考えたらリアルに感じる『アメリカの友人』、

    結末が面白くて秀逸な『カレー&ライス』や『食べられた男』、

    読んでいる途中で、そうなるんだろーなーと想像できるオチだけど怖かったり、面白かったりしたのは『昼下がりのビジネス』、『サンタクロースがやってくる』、『会社更生法』、『催眠療法』、『犀』、『だれかに似た人』、『すばらしい贈り物』、『迷惑を配達する男』、

    あたりが好みだったですねー ちょっとした時間つぶしにぴったりの一冊でしたね。

  • 少しエロが入っていて楽しく読ませていただきました。
    若い頃に読んだ、星新一さんの「ノックの音が」という作品が、ワタシのショートショートの始まりのような気がします。(もうずいぶん前のことで定かではありませんが…)
    阿刀田さんも星新一さんが好きなようで、あとがきに「日本のショートショートは彼に始まり彼の死で幕を閉じた」と書いていますが、イエイエ阿刀田さんもワタシは大好きです。この冊子に収められている作品は本当にショートなものばかりですが、どの作品にも少しエロが入っていて楽しく読ませていただきました。

  • 2~3pの短編がこれでもかとてんこ盛り!
    オチが先に読めたりする作品もあるけど、大抵にやりと笑ってしまう。
    ただ1つ、麻雀の話で分からないものがあった。
    ルールも柄の意味も、麻雀自体知らないから仕方ない。
    それだけが心残りだけど面白かった。

  • 星新一のショートショートの話をしていたら、この作家を逆に教えてもらい、何の気なしに購入した一冊。ところが読んでみて驚いた。30年ほど前、朝日新聞の日曜版だったかに、週代わりでいろいろな作家が短篇を書き下ろしていたのだが、その中でもっとも印象に残っていた話が載っていたのだ。そのときはタイトルも作者も覚えていなかったので、まさかここで出会えるとは・・。これも何かの縁か・・。ただ、作品の中には、現代においては少々問題になりそうなものも・・。評価が分かれるところだと思う。

  • 41編のショートショート。
    「犀」の話はエッチだったなあ。

  • 2011.8.26

  • 「白い誘惑」

    「水中花」

    「オフィスの幽霊」

    死刑囚の話。会社更生法の話。蒸発した意気地なしの夫。

    市川図書館
     2010年3月16日読了

  • 面白かったです。特に最初のブラックジョークなあたりが最高に!!
    ショートショートのストーリーがたーくさんの1冊。
    よくこんなに・・・って感じですね。

  • 41編のショートショートが掲載されているのですが、本当に短い話ばかりです。
    表題作の「食べられた男」は最後に載っています。
    こういった話は夏に読むのが良いですね。
    阿刀田先生自身はショートショートの分野は星先生に始まり星先生で完結したといった意味の事を言っていますが、その謙虚さは大変好ましいです。

  • ショートショートが41編。
    ブラックな話もあり、笑えるユーモアたっぷりの話もあり、1話が4〜5ページで終わるのでちょっとした待ち時間に読むのにぴったりです。

    「アメリカの友人」と「雪の夜がたり」が好き。

  • 子供の頃、星新一さんのショートショートが好きで、学校の図書館でよく借りて読んでましたがその頃を思い出しました。
    堅苦しい枠はなく、すらすらと読めるので本棚にしまわずにキッチンや机に出しっぱなしにしてお湯が沸くまでのほんのひと時などのお供にしたらいいかと。

  • 2008年5月8日読了<br><br>

    ショートショート。<br>
    ちょっと近代的。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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