鎮火報　Fire’s Out (講談社文庫)

著者 : 日明恩

• 講談社 (2008年2月15日発売)

感想・レビュー・書評

[さとさんの感想 · 2011年1月21日]

個人的日明無双二作目。今度は消防士が主人公です。

これもやっぱりキャラがたってます。こういう主人公は嫌いじゃないです、若干ツンデレでｗ事件自体が意外とさっさと片がついてしまってちょっと物足りなかったかも。
すごーく地味に警官シリーズとリンクしてました。

[juntanekoさんの感想 · 2011年1月13日]

この小説は命を懸ける消防士の、その辛さや、現実を、まだ消防士になりきっていない一人の若者の目線で描かれている。
消防士だった父親を失った過去から、仕事に否定的な彼が、どのように成長していくのか。
最初はあまり主人公を好きになれなかったが、最後は泣いてしまいました。

[yukigesikiさんの感想 · 2010年9月13日]

知り合いに消防士がいて、その方から聞いたお話が私が思っていた消防士という仕事よりもはるかに過酷な状況で驚いたんです。なので、どんな風に描かれるのか興味がありました。消火活動、救助活動、緊迫した描写がすごく伝わってきました。
ちょっと、主人公のキャラがしっくりこなかったけど、続編も読んでみたいです。

[いのたかさんの感想 · 2010年4月19日]

新米消防士の大山雄大が主人公。

消防活動の描写もわかりやすい。
なじみはあるが、業務内容は知らなかったんだなと
気づかされる。

不法外国人労働者の住む古アパートで連続出火事件を中心に
繰り広げられる。
主人公が人間的に成長してゆく姿がいつも間にか
自分が嫌いで仕方が無かった父親の姿に近づいてゆく自分に気づき
驚く姿が印象的。

藤田が
-どんなやつでも、どこかに必ず、そいつに生きて欲しいと願う人達がいる。
しの人たちのところに帰してやるために、その人たちの存在を知らせて、
もう一度やり直すチャンスを与える手助けをするために、そのために
消防士はいる-

印象に残った言葉です

[たかさんの感想 · 2010年3月15日]

消防士、雄大の叫びがこころに響いた。
ラストは思わずホロリとさせられた。
お互いが大切で、生きていて欲しいと願う彼らと、彼らの大切な人たちがこの先も幸せでありますように。
そう願わずにはいられない作品だった。

[☆あやこ☆さんの感想 · 2009年12月3日]

有川浩先生のHPより、この作者さんを知り、2冊目。
最初は厚さや独特の語り口調に、読み終えるのに時間かかるかな、と少し思ったが、結局どんどん引き込まれた。話が想像できる部分もあったが、それも含め熱い深いストーリーでなかなかよかった。成長物語で、読後感もなかなか良くて、考えさせられるところもあり。
この作者さんの本をまた読もう、と思ってます。

[shanghaibooksさんの感想 · 2009年9月19日]

状態：古い（表紙なし）
定価：860円
上海に住んでいる方に、20元でお譲りします！

[spicepiceさんの感想 · 2009年7月17日]

作者買い。
内容はほぼ忘れたけど、どっかのくだりで
瞬間的に目頭じわっときたのだけ覚えてる。

[榊さんの感想 · 2009年7月16日]

日明さんらしいお話でした。
題名から想像できると思いますが、消防員さんのお話です。
熱血漢の男性が好きな人にはオススメ。

[ふえふきさんの感想 · 2009年4月30日]

おっさん萌えになりそうな。