- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062759786
感想・レビュー・書評
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十津川警部と本間の二人の視点で語られている為、犯人は誰か、動機は何かといった事は考えずに読み進められる。どちらかと言えば本間の方に主軸が置かれている為、十津川警部は添え物に近い状態で描かれている。後味も悪いので、十津川警部の活躍が読みたい方にはお勧め出来ない一冊。
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面白かった。
初西村京太郎だけど、読みやすい。
やけに『、』が多いけど。
十津川警部頭良すぎ。
予想全部当たってるじゃん。
ストーリー
いつもの電車で、恐るべき悪夢が男を襲う 東京を横断する中央線で八王子から都心まで通うサラリーマンの本間。ある終電で彼と乗り合わせた顔見知りの男が殺されて……都会に仕掛けられた罠に十津川が挑む -
やや面白い。
あんまり考えずに読める一冊。 -
なんの伏線もなくただの本だった
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あらすじ:
本編は、「著・西村京太郎氏」十津川警部の事件簿シリーズの一つ。
舞台は、東京の通勤の大動脈となっているJR中央線の通勤電車。
主人公は平凡な中年サラリーマンで、妻とマイホームで二人暮らし。
この何気ない通勤電車で事件が起こり、その事件がきっかけで
主人公が大きな事件を起こしてしまう。
その事件の捜査をお馴染みの十津川警部という名刑事が、
独特の推理方法で解決していくというサスペンス。
感想:
本作品は全8編という構成なのですが、3編目という割と
序盤で犯人が誰なのか分かってしまうという、サスペンスでは
何とも奇抜な珍しいストーリーとなっています。
序盤で犯人が分かってしまうのかと面白味に欠けると思いきや、
とてもそんなことはなく、犯人の心理描写や事件を解決へと導く
十津川警部の名推理。事件のきっかけとなる登場人物や
活字からその状況がイメージされる背景など。漫画ではなく
小説という活字の世界なのに、漫画のように読者にイメージが
伝わりやすい世界観が繰り広げられます。
「サスペンスものはちょっと・・・」とあまり読まれない方でも、
舞台が通勤電車ということもあって、我々会社員にとっては
入りやすい世界でもあると思いますので、是非手にとって
読んで頂きたいお勧めの1冊です。