神の獲物 (講談社文庫)

制作 : 野口 百合子 
  • 講談社
3.86
  • (5)
  • (10)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 49
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760058

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ワイオミング州で猟区管理官をするジョー・ピケットは山中でムースの死体を発見した。局部や顔が切り取られていた。そして牛の死体が、そして人間の死体が見つかった・・・景気が悪かった地元はガス採掘のバブルが到来していた。しかし相次ぐ事件により不動産価格は下落。超常現象の研究家まで現れて・・・

    シリーズ第3作。このシリーズはずっと読み続けていくと思う。

    自然がいい。ジョーの真っ直ぐなキャラクター、娘たちの可愛さ、奥さんの聡明さといったプラスのキャラクター造形がいい。保安官たちの役立たず、犯罪者たちのマイナスなキャラクターもいい。そして、ストーリーがいい。まさかそういう結末が来るとは。

    小説に求めるものがすべて入っていた。

  • 今回ジョー・ピケットは、森の中でムースの異様な死体を見つける。不可解なその死体に不安を覚えるが、家畜も同じような殺され方をされ、さらに人の犠牲者も出る。犯人は誰なのか。オカルトがかった推測までされる中で、ジョーは妻のメアリーベスや前作で友人となったネイトに協力してもらいながら捜査を進めていく。
    都会とはかけ離れた自然豊かな土地で暮らす彼らにも、生活の不安や仕事や人間関係の悩みがつきない。ジョーは自分の仕事については優秀だが、賢くて有能な妻を最大限に認めて頼りにしている。そういったごく普通の人間が主人公であることが読者の共感を得ている要素なのは間違いない。この夫婦はずっと仲良しでいてほしいな。

  • うーん…

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    まるで外科手術のような鮮やかさで切断されたへら鹿の死体が発見された。次に家畜。ついには人間にも凶行が及び、森に現れたジャック・ザ・リッパーは、小さな町をパニックに陥れる。ワイオミングの大自然と家族をこよなく愛する猟区管理官ジョーが「自分の力を超えた」相手と対決する、好評シリーズ第3弾。

    一瞬夫婦仲が大丈夫か?と思うシーンもあったけれど、そこは鉄壁よね。
    ネイトは大丈夫なんだろうか?
    シリーズを遅れて知った利点はすぐ次巻が読めると言うことかもしれない。
    保安官との確執もまだまだ続きそうだし、はやく次を読みたくなる作品です。

    Trophy hunt by C.J.Box

  • 娘が友達とお洒落をして遊ぶシーンや、メアリーベスが娘の成長を感じるシーンとか、すごく頷けて説得力があるんだよなぁ。こういう描写が出てくると暖かい気持ちになれて楽しいんだよな。しかしメアリーベスって素晴らしい女性だわ。ジョーも動物含めて被害者に思いをはせて、ビビリまくってたのに義憤に駆られて行動するところなんか、ブレてなくてイイんだよなぁ。作者の持ち味だよなぁと感心してしまう。読んでて楽しいよ。

  • カルト?Xファイル?
    ちょっと、そっちの方向にいくのか?
    と若干不安な印象もありましたが
    安定感のある面白さ。
    それにしても事件が続きすぎて
    呪われてるぞジョー

  • 「外科的」に惨殺された獣の死骸を見つけたジョーは、山に形容しがたい気配が満ちていることに気付く。
    その動物の不思議な惨殺事件は連続し、ついには人が殺され、ジョーは混乱していく。
    この時期、妻のメアリー・ベスは能力を活かして仕事を始め、家庭には隙間風が。食事も冷凍食品に頼ったり、子供との会話もはしょられたりで、それを感じる子供たちの不満と不安の描写がリアルで苦笑してしまいます。作者は男性なのによく分かっているなあ…というか妻子がモデルなのかな?
    今回の作品で、U.F.Oなど最後まで漂うオカルト感がギリギリの線で読者を鼻白ませないのは、前作でネイト・ロマノウスキというキャラを作り得ていたからかと思いますが、ネイトの魅力はここに至ってますます輝いています。彼のこの後の活躍やいかに。

  • Xファイル風の雰囲気もあるが、謎解きにのめり込む。
    以外な展開。

  • 猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ第3作目。主人公が子供たちと行ったハイキング先でムース(鹿)が切り裂かれたような異常な死にかたをしているのを発見する。その後付近の牧場で十数頭の牛が同様に死んでいるのが見つかり、またその後二人の男性が殺される事件が起こる。すべての死体の謎は繋がっているのか、ただの偶然なのか。。と主人公や捜査関係者たちが真相を追う話。今回も正義感の塊の主人公が自らの直感や推測をもとに独自の捜査を進める。オカルト的な要素がからんできたりするがそれ以外は読みやすい流れと展開で楽しめる。今作もネイトが登場して活躍が読めた。結末は納得の部分とほわっとした部分があってなんとも言えない読後感だった。

  • めちゃくちゃ面白かった

全12件中 1 - 10件を表示

神の獲物 (講談社文庫)のその他の作品

神の獲物 狩猟区管理官シリーズ (講談社文庫) Kindle版 神の獲物 狩猟区管理官シリーズ (講談社文庫) シー・ジェイ・ボックス

シー・ジェイ・ボックスの作品

ツイートする