θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760072

作品紹介・あらすじ

25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θという文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずテンポのいい文章。S&Mシリーズからの登場人物も嬉しい。今後どうなっていくか期待です。

  • Gシリーズ2作目。1作目の方が好きだったが、サクサク読めて面白かった。

    • ダチョウ伯爵さん
      ちなみに、モリヒロの第一作目はなんだったんですか?
      ちなみに、モリヒロの第一作目はなんだったんですか?
      2023/06/19
  • 自殺なのか殺人なのか分からないモヤモヤする事件が立て続けに起きる…
    海月くんは魅力的だし赤柳って探偵が怪しくて気になったりますますGシリーズにハマっていく一冊でした。

  • Gシリーズ2作目。
    216ページからの萌絵ちゃんと犀川先生の会話よすぎてにやにやしちゃった。 他シリーズで見た名前も出てきてどんな感じになっていくのか楽しみです。

  • 相変わらずの加部谷ちゃん。現実にいたら仲良くはなれなそうだけど、彼女がたくさん動くことで話が進んでいく。勘違いが言葉遊びのようだったり、萌絵のことが大好きだったり、誰に対してもどこでも変わらない振る舞いだったり。そういうところが憎めない要因なのかな。

    海月くんが魅力的。クールそうに見えて秘めた熱を持っているって素敵だなぁ。

    Gシリーズのあっさり感に、早くも慣れてしまった気がする。

    最後の会話がわからなすぎて、疑問を残したまま読み終えた。この先の物語で何か明かされるのかな。

  • 2019.05.19 読了。

    このシリーズ2作目。
    前作を読んですぐに続きを読んだので、登場人物の名前やキャラが分かるので、より楽しく読めた。
    今回はミステリー感あって面白かった。
    トリックもめちゃくちゃではあるんだろうけど、核心部分に一緒に驚けたのが良かった。

    このシリーズに限るのかわからないけど、名前だったり、口調で男性なのか女性なのか分かりにくいのが若干読みにくい。
    おっさんみたいな口調の女性キャラ、しかも訛り有り。イメージ湧きにくい。

  • 久しぶりのラヴちゃんの登場にもワクワクしたが,それ以上に保呂草の電話出演に胸が躍ったのなんの。ただ,赤柳が保呂草なんじゃないかって思ってたから肩透かし。四季さんの影もちらついてきて,前作φ と今回のθ が独立したものではないかも?と思わせるところずるいけど好きだわ。

  • Gシリーズは事件自体は結構単純なものが多いのかな??
    とにかくS&Mがちらちら出てくるのが嬉しくて仕方が無い!!
    更に保呂草さんと四季までチラッとしてきたからもうたまらない!!
    それだけで読んでて美味しい。

  • 保呂草さんが出てきてわーってなった
    キャラがリンクするのが楽しい

  • https://www.ne.jp/asahi/beat/non/mori/myst/indexjpeg/G1.html


    反町愛の名古屋弁。
    お世話になった母堂は、こういう名古屋弁をお使いでした。
    で、女の子なのに、僕、と言う、反町愛。ニックネームはラヴちゃん。研修医。
    これは2005年作。
    犀川が、電子レンジのターンテーブルが回転して中のコーヒーカップの取手が良い位置で止まる機能を欲しがっている、とか言ってるけど、もう一度コーヒー淹れなおしたら、あるいは、もう、現在2023年ちょっと前から電子レンジの中のターンテーブルはなくなり、回転などそもそもターンテーブルないので、。便利になったものだ。
    国枝桃子もスタートを履かない、長身痩躯ださそうだ。
    ところで、このGシリーズの最後の作品はいつ刊行されるのか。

    theta θ
    ”葉っぱは見られ、鳥は死なない。”

    海月及介。誰の息子? テロリスト? スパイ?

    p211
    "エレベータのボタンには指紋を付けないように注意して、持っていた携帯電話のアンテナで押した。”
    スマートフォン、アンテナはない。

    犀川、メガネ、かけている。

    ここの建物にいた集団? 真賀田四季?

    保呂草。
    https://www.text-hack.com/2021/05/mori-series.html

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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