水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.49
  • (130)
  • (477)
  • (613)
  • (75)
  • (11)
本棚登録 : 3494
レビュー : 328
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760324

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 内容(「BOOK」データベースより)
    仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。一年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、今年も繰り返されるのか?密室から消失した男の謎、そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは…!?本格ミステリの復権を高らかに謳った「館」シリーズ第二弾、全面改訂の決定版。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    人里離れた深い山中の館。
    当主は仮面の男。
    その妻は、天涯孤独で可憐な美少女。

    一年に一度、数人の客が集うその夜、惨劇が起こる...
    折からの台風によって山は崩れ、電話線は切れ、
    誰の干渉も受けることが出来ない密室...


    と来たらもう、新本格ミステリーのごった煮ですよ!奥さん!
    東野圭吾がうんざりする密室ミステリーですよ!もう!

    それにしてもすごいですよね。
    同じ「密室」「館」と言う大まかなプロットだけで、何本も作品を書けてしまうその才能に。

    この作品は、初っ端からエグいです!
    いきなり読者を引き込む仕掛けがありますね。
    でもちょっとえぐすぎて...最初から少し引いてしまいました...

    一年前の同時期に起こった事件に端を発しているので、
    現在と過去が交互に語られます。

    登場人物もほぼ同じなので、ちょっと混乱しました...
    何度か時間軸を確認しながら読み進め。

    この作品はフーダニットで言うと割と分かりやすいですね。
    ヒントがあちこちに転がっていて、たぶんこうだろうな?と思ったことがそのまんまでした。

    それがダメかって言うと、ぜんぜんダメじゃなくて、
    一種のカタルシスを味わえてよかったです(*´∀`*)

    これぞミステリーの醍醐味!って言いすぎですけど。
    ←たまに分かるとこう言うこと言うww

    にしても、軟禁された美少女がちょっともろすぎて不安w
    世の中に出たいらしいけどその状態で出たら確実に危ないよって言うw

    館シリーズは楽しいですね...
    タイムスリップしたような気持ちになれます...
    (何時代に、とか聞かないでね)

    にしても、アリスシリーズ含め最近人が死ぬ作品ばかり見すぎ
    ちょっと違うジャンルも読んでみたいなぁ~。

    何かお勧めあったら教えてください♡

  • 古城を思わせる異形の屋敷「水車館」。 それは一年前の嵐の夜。塔から落ちた一人の女、およそ不可能な状況で消失した一人の男、盗まれた一枚の絵。その事件はひとつの「解決」のうちに葬り去られたはずだった。しかし、探偵・島田潔が訪れたとき、再び惨劇は幕を開ける。


    よい。
    犯人が予測付かなかったという意味では4.5くらい。

  • 館シリーズ2作目。
    常にある不思議と暗い雰囲気。
    仮面と手袋を纏った館の主人。
    ああ、昔ながらのミステリーだなーと
    思いながらの再読。
    初回が昔すぎて
    だいぶ内容を忘れていたけど、
    犯人は覚えてた。
    でも楽しめる理由は
    犯人の犯行方法、犯行に至る経緯が
    読んでいて面白いから
    なのかもしれない。

    2016.5.1再読了

  • よくできた推理小説。
    書き方がフェアですね。

  • 館シリーズの2作目。10年ぶりに再読。しかし内容を全く覚えておらず、怪しい点には気付きつつも真相には辿り着けず再び驚くことができた。1作目の十角館と比べると評判は落ちるかもしれないけれど、こちらは全体的に漂う暗い雰囲気を楽しめるのが良い。

  • 館シリーズ二作目です。今回も最後のどんでん返しが面白かったです♪何作か綾辻さんは読んで、そこからの二作目だったので「何かどこかで…」と思いながら読んでいました。トリックが明かされた時に「そこか!」とにやり。由里恵さんも結果としてなかなかの悪女。可哀想な身上ではありますが、ちょっと同情できないキャラクターでした。巻き込まれた家政婦さん達が本当に気の毒です。ミステリーは好きですが、必要のない犠牲者が出るのは必定。お話と割り切らなければですね。

  • 普通にミスリードされるな~(笑)
    とりあえず十角館よりは納得感は高い。

  • 館シリーズ第2弾。
    十角館の殺人と比べれば、トリック見え見えでちょっと物足りない。
    でも雰囲気は十分!!

  • 解説とかを読むとトリックが優しかったり驚きが少ないみたいなことが書かれているけど、自分にとっては驚きの真相でした

  • 館シリーズ2作目。前回と比べると、舞台はそこまで奇妙な感じはしなかったです。1作目のインパクトが大きかったからかもしれません。ミステリー好きなら犯人は予想がつくと思いましたが、次はどんな展開になるんだろう…とテンポ良く読めます。ページを捲る手が止まらないのは、この人は読ませる力があるのかな、と感じました。

全328件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)のその他の作品

水車館の殺人 (YA! ENTERTAINMENT) 単行本(ソフトカバー) 水車館の殺人 (YA! ENTERTAINMENT) 綾辻行人

綾辻行人の作品

ツイートする