水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3433
レビュー : 323
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760324

感想・レビュー・書評

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  • トリックはわりと最初の段階で見破れてしまった。それを考慮しても、綾辻さんのTHEミステリーな雰囲気は好き。他のシリーズも読みたい。

  • 個人的には十角館や時計館より本作が好きです。壮大さは前者達には負けるけれど、動機、トリック、あと物語への導入が好き。
    そして本作、とにかく島田さんがかっこいい。(笑)

  • 島田さんは非常に魅力的な人物なのだけれど、ミステリ初心者としてはやっぱり「よくわからない」本だった。
    ミステリとはそういうものだと言われればそれまでなのだけれど、トリックや事件の真相、そういったものは非常に凝っていて確かに「すごい」と思う反面、やっぱり私はどちらかというと人間の心の機微が描かれている物語の方が好きだなと。前作同様、犯人やそれを取り巻く人物の心情に共感できない。特に塔に住んでいる美少女の幼妻(もう名前すら思い出せない)なんて全くの理解不能、というか、舞台装置としての存在なんだろうなあ。
    確かに面白い。面白いんだけど…読後に残る感情はほぼ皆無。

  • 最近の流行作家の東野圭吾や宮部みゆき等の社会派推理小説と違って、純粋に推理のみを楽しめる作品、昔夢中で読んだシャーロックホームズ等の感覚が蘇る。しかし今は本格推理小説と言うのだそうだ。英語でもHONKAKUと訳されているそうでちょっと話題になっていると聞く。こういう分野のエンターテインメント小説もあってもいいものだ。

  • 【館シリーズ2作目】島田がまだ作家になる前の話なのかな。何せ最初から読んでいないから繋がらず。ただ、もの凄くいいキャラだな。水車館で暮らす仮面の男。まさかまさかの展開で驚いた。

  • 犯人の見当は比較的早くつきます。
    ですが、トリックを読み切ることはできませんでした。
    今作は、ミステリーに加えて少しホラーというか、不思議な要素もあります。
    このあと氏はホラー要素の強いものも書かれることになりますが、その第一歩のエピソードかなと感じます。

    「犯人が誰か」を推測するというより、「どのように全てを行ったか」を楽しむ話ではないでしょうか。

  • 十角館から2作目の館シリーズ。
    全体的に暗いし、レビューで多くあるように十角館ほどの衝撃はない。
    犯人についても、プロローグで焼死体は違う人だと気付いたし、仮面&手袋はもうね、定番。
    過去と現在が交互で語られるのも読みにくい。

    ーーーと、文句ばかりなのは、それほど十角館が面白いということ!

    しかし島田さんはいい!
    謎解きもクドくないし、安心感がある。しかしそれは反面、容疑者が一人減るということでもあるが。。。

    次の迷路館に期待!

  • 犯人と(大まかな)トリックを当てることができて「ヤッター」と一瞬調子に乗ったけど、他の方の感想見ると「館シリーズで一番簡単」だの「プロローグだけで予想がついた」だの書いててがっくし。やっぱりね…私でもわかるくらい簡単だったし、十角館のような衝撃も無かったよ、確かに。
    でも、十角館の時に感じた犯人の動機の弱さとか、心理描写の粗さは、今回は全く感じられなかった。十角館と比べてミステリーとしては浅いのかもしれないが、物語としては深かったと思う。一般的には館シリーズの中では評価が低い方の作品らしいけど、個人的には十分楽しめた。

  • 館シリーズ二作目。あの「中村青司」が設計した!ってお馴染みみたいに言ってるけど、中村青司って誰だよ!と思ってたら、あの中村青司だったw 十角館読了から間が空いたから忘れてました。あの中ちゃんね、なるほど。島田って人もそういえばいた気がする。真相4割くらい分かって、「俺もついにミステリー好きを公言してもいいところまできたな、ふふん♪」と思ってたけど、解説の通り、綾辻先生がフェアな謎解きを提供してくれてるからだったんですね、精進します。ラストの奇妙な感じも良かった。中村青司の名を忘れる前に迷路館も読みたい。

  • 犯人探しはある程度見当がついたけれど、結末の衝撃は相変わらずの綾辻作品だった。
    物悲しい雰囲気に覆われていて結構好きな作品。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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