水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 322
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760324

感想・レビュー・書評

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  • 現在と過去が交互に書かれていて、少し混乱してしまう所もあったけど面白く読めました。もしかしたら過去に読んだことがあるんじゃないかというぐらい、犯人やトリックが途中で分かってしまったんですが全く記憶にありません。このトリックは現在ではすぐにバレてしまうでしょうね…。

  • トリックとか犯人云々の話はだいたい誰でも予想がつきそうな。山奥の館、仮面の主人、儚げな美少女、予期せぬ訪問者などなどベタにも程がある設定ですが、逆にそれが新鮮に感じました。

  • 図書館にて借りる。もしかしてアレなのかなぁ、とは薄々思ってたけどまさかああ来るとは…!すごいな、舘シリーズは制覇しないとな。

  • 外観が西洋のお城のようで、
    間取りも特殊で見取り図を見ながら胸をときめかせました。
    今回は現在と過去と云う2つの視点で物語が展開します。
    塔に幽閉されるラプンツェルの様で、由里絵嬢が何とも素敵な印象。
    今回はお話の作り上犯人やトリックが分かり易いですが、
    でもやっぱり本格ミステリの様式美に心地良く心を浮かべながら読みました。
    藤沼一成氏の絵画もきっと素敵なんでしょうね。
    全体的に雰囲気が良くて、好きな作品です。

  • 仮面をつけている主人とかいねーよ!というツッコミを入れたくなるほど、推理小説の王道な設定がいい。

    いつから、入れ替わった人物の記述なんだろう…と気にしながら、読み返したい。

  • 十角館の続きです。早く読みたい。

  • 森の中の怪しい洋館、仮面の主人、半幽閉状態の美少女、腹に一物抱えた招待客たちと紛れ込む探偵役という前作以上に王道な要素が盛り込まれている。

    注意深く読めばある程度犯人の目星は尽くし、そのトリックもやはり2013年の目から見れば古く思えるかもしれないが、それをこそ楽しむべきものだと思う。もちろん自分の頭では全ての展開など予想できないので、なるほどと唸るシーンもあった。それだけ引き付ける文章だと思う。がっつり読んでも良いし、旅のお供に片手間で読んでも良い感じがする。

    ラストシーンは賛否両論あるだろうが、独善的な殺人という黒さを更に飲み込むような不気味さや不思議さがあって、良い読後感を生んでくれているので、良いと思う。

  • 犯人はすぐにわかってしまったけど、ストーリーは面白かった。

  • 前作の衝撃が強すぎたせいか初読時は物足りなさを感じましたが、何度も読み返すうちに張り巡らされた伏線に感心させられました。
    雰囲気というか作品世界はこちらの方が好みです。
    そして、最後の最後に明らかにされる「幻影群像」は私も見てみたいと思いました。犯人でさえも知らないうちに、この絵に描かれた「運命」にとらわれていたなんて・・・
    こういうエンディングも良いですね。

  • すっごいミステリーだ。  
    圧巻だ。 圧倒だ。   
    私の予想なんていとも容易く上回っていった。   
    なるほどなぁ。 とても面白かった。   
    由里絵さんのその後が気になる……とかならないとか……。   
    ご主人が不憫でなりません……。   
    “運命”   
    本格推理小説としては面白かったし、人間ドラマとしては哀しかった……。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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