- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062760348
作品紹介・あらすじ
籐之助と玲奈、舞台は世界だ!
林家木久扇師匠も太鼓判!
「私はもうこの2人の行く末に目が離せません」
高島玲奈の誘いで海軍伝習所を無断で空けた藤之助は、きりしたん摘発に燃える大久保純友から厳しい拷問を受ける。気がついた藤之助はなんと大海原にいた。行先は英吉利(イギリス)はじめ列強が租界を築く清国上海。二本差しの剣豪が初めて踏む異国の地。波濤高き時代を驀進する大人気シリーズ第7弾。<文庫書下ろし>
感想・レビュー・書評
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いよいよ上海へ。
浅田次郎さんの「蒼穹の昴」を思い出してしまいました。(時代は、蒼穹の昴の時の方が先だと思います。租界に日本も入っていたので)
なんか推理小説読んでいるような感じでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
舞台は占領状態の上海へ。
いよいよ、西部劇状態になるかと思いきや、ちゃんとチャンバラしていますね。(^^;
主人公が外国語がしゃべれない設定なのに、ちゃんと話になっているのがすばらしい。(^^;
今回は、失踪人探しというちょっと推理小説風味の所もあり、舞台がいつもと違う事と相まって、ちょっと変わった読書感を持ちました。
ただ、サブレギュラー的な人たちの活躍が少ないので、この路線で続くとちょっと寂しい感じもするかな。 -
伊那の山奥から江戸、長崎を経て、とうとう上海まで来てしまいました。物語は、長崎から上海に来て行方を断った二人の日本人を探す為、活躍する藤之助と玲奈を、推理小説タッチで描きます。久々充実した内容ですが、何故上海という疑問は最後まで残ります。
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蟄居中に上海で活躍。
おらんはいつまで絡んでくるのか?
勝負にはかならず勝つので安心して読める。 -
2月-2。3.0点。
隠れキリシタンの疑いで、大久保に拷問される藤ノ助。
蟄居を命じられ、内密に上海へ。
宿敵もちらっと現れ。相変わらず強い。
ラストがちょっと中途半端な気が。 -
やっぱりヒーローは世界でも通用せんといかん。
もー強すぎます。 -
玲奈嬢の振舞、とても初めての海外とは思えない上海での活躍でしたね。
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なんと続いてしまった。!
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やっぱりこのシリーズは肌に合わないな。やたら偉そうに振る舞うヒロインと、それに唯々諾々と従うヒーロー、という設定が好きになれないのが原因。ツンデレ好きにはたまらない設定なのかもしれないが。
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交代寄合伊那衆異聞の第7弾。今度は上海だ。