空からぎろちん (講談社文庫)

  • 講談社 (2008年5月1日発売)
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・本 (307ページ) / ISBN・EAN: 9784062760546

みんなの感想まとめ

多様な視点から人生や選択について考察するエッセイ集であり、笑いの中に深い洞察が隠れている作品です。著者は、過去の選択を悔いることなく、今を大切にすることの重要性を説いています。エッセイの中には、予言め...

感想・レビュー・書評

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  • 2025.12.26 読了。

    エッセイ集だが、エッセイになると途端に真面目になる気がする。
    この人の書いた小説を読んでみたい。

  • 社会人の中島らも

  • 久しぶりの中島らも。
    そう、これだよこれ!
    笑いがあるがその隙間に深淵があるこの文章が今足りない。
    予言めいたことが結構チラホラしているのも興味深い。

  • 「よく”あのとき勉強していたら”というようなことを言って悩む人がいるが、人間は所詮なれるものにしかなっていないのだ。その時点その時点で自分にとって一番大事なものを選択していった、その積み重ねが今自分の立っている場所なのである。後悔する必要はみじんもない。むしろ不幸とは、夢中になれることから目をそらせて自分を不自然にたわめていくことの中にある。」(P145)。同じ内容がP213にも見られます。これが中島らもの基本スタンスなのですね。

  • 「後悔する必要はみじんもない。むしろ不幸とは、夢中になれることから目をそらせて自分を不自然にたわめていくことの中にある。」

     中島らもは長編小説もだしているけど、この本みたいなショートエッセイがたまらなく面白い。あと、人間の嫌なところがチラッと見える怪談もよい。
     著者の本を一冊でも読むと、他人に対する優しいまなざしがひしひしと感じられて、なんかホッコリとする。だからやわらかくなりたい時に読むと、肩肘張らない気の抜けた文章だからユーモアもシリアスもスッと入ってくる。笑ったり考えさせられたり。
     
     著者本人もたまらなく変な人だけど、その周りの人も変で類が友を呼んでいる。
     色々屈折してはいるんだけれど、こんな優しさを持ち続けられたことが素晴らしいのではと思います。

  • らもさんのエッセイ集。
    やっぱり、こういう人に僕は惹かれる。

  • 1995年に単行本で出版され、その後、文庫化されていたが、講談社文庫にて改めて出版されたのを読んだ。著者がアル中で倒れた実体験を基にして書かれた『今夜すべてのバーで』を書き終えた頃のエッセイだそうだ。
    例として取り上げられる固有名詞に時代を感じないことはないが、著者が表現していることそのものには、そんな古さは感じないのだった。
    お気に入りの話は『日常のおバカさん』という話。江戸時代の御畳奉行という役職のお侍さんの日記を読んだということで、昔の人もバカはバカだった、という話。大酒のみの人手、「禁酒す」と書いた数日後に「また飲んでしまった」みたいな日記があったりするらしい。そこから、『VOW』の投書が現代のおバカさん集大成な本なのだから、「ご先祖様の秘密」とかして取っておいたらどうか、というのだ。
    ぜひ、そうしたい。

  • 文庫新装版。
    らもさんやっぱり好きです。
    シンクロニシティの話が出てきた!
    ユング、読んでみよかしら。

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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