新・三銃士―ダルタニャンとミラディ (少年編) (講談社文庫 (ふ48-5))
- 講談社 (2008年5月15日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (565ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062760584
感想・レビュー・書評
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三銃士をベースにした創作。悪役美女のミラディ視点がユニーク。首飾りではなくブローチにした理由は…?
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映画「三銃士」を見たので、読みたくなった。
原作読んでないけど藤本さんのフランス舞台の小説はどれも読みやすく面白いので、こちらを選択。
案の定、さくさく読めました!
首飾りのくだりが原作に基づいてたのは驚きでした!
ただ、三銃士の話というよりは、完全にミラディが主役のような・・・ -
この『少年編』と『青年編』の全2巻。
そもそもデュマの『三銃士』を未読なので、イメージとしてはむか~しのNHKアニメくらいなんですが(これも見てたわけじゃない)、そのほんのり残るイメージで見るとなによりコンスタンスの設定に驚いた(笑)。アニメじゃダルタニャンのガールフレンドだったもんな…。
この作品は藤本ひとみさんらしく、逞しくのし上がって行こうとする女性…ミラディが主人公の一人。こういう女性を描くのはホントにお上手だと思う。半分くらいは女性同士の争いを描いてるので、わりと女性向けの仕上がりかなぁと思います。
三銃士たちのやりとりも楽しい活劇モノ。まぁ可もなく不可もなくといったところ。 -
シンプルすぎてむしろ言うことがない。
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原作は読んだことなくて、アニメも中途半端にしか見てなくて、ほぼこれが初三銃士。
西洋史専門の藤本さんらしい描写が雰囲気出してます。読みやすいけど、時代背景を勉強してから読んだ方が楽しめるかも。 -
10年01月。
三銃士というより、女の戦いの印象が強いような…。NHKの人形劇をかじってるので、そのイメージで読み進めてしまう…。
何気においしいのはプランシェだと思います。笑 -
三銃士ものが大好きで、その名のつくものならば片っ端から見ています。
ミレディの視点で描かれているので新鮮で面白かったです。
勢いのある猪突猛進なダルタニャンがかわいい。 -
ウェブサイトで掲載されていた『愛しのダルタニャン』を改題・分冊したというこの作品。
(後編は『新・三銃士 青年編―ダルタニャンとミラディ』となります)
ミラディが新たな人物像を獲得し、女の細腕ひとつで生き抜く姿が描きだされています。
作品全体を通じて「軽い」という声もあるそうですが、まぁ、『本家』だってこの2冊に該当する部分は軽いのですし(笑)
読み易くてよいのではないでしょうか。
最後がハッピーエンドなのも好感がもてます。
それにしても……
『ダルタニャン』ではなく『ダルタニアン』
『ミラディ』ではなく『ミレディ』
とつい読んで(言って)しまうあたり、最初の記憶というのは強いものですね -
舞台:フランス
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数年ぶりに買ったひとみちゃん本。なんてったってひとみちゃんだから、ダルタニャンも賢く美しい青年として書かれているのかと思ったのだが全然ちがってた。いや、いいんだけど。ミラディは往年の藤本ひとみ及び王領寺静作品ヒロインを彷彿とさせるねー。任務のためには惜しげもなく何でもこなす彼女の潔ぎよさは読んでいてとても気持ちが良かった。<br>私が現在のように美少年美青年好きになってしまったのは間違いなくひとみちゃんのコバルト作品の影響。あれから20年だよ、どうしてくれんの…orz あの頃のような熱を持ってこの物語を楽しめたかというと、正直それは否。本人がどう思っていようとも藤本ひとみの真骨頂はやはりコバルトだと思う。諸々の作品を完結させてくれるまでそう言い続けるよ、私は。
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